今年の8月にマイクロソフト・フライトシミュレーターの最新版が出た。
きれいなグラフィックスと、マシンの要求スペックが厳しいという話が聞こえてきた。
しかし、とりあえず今のマシンの仕様は下記で、最低限は満たしていることが分かった。
「今は特にやりたいゲームとかないけど、やりたくなったときに慌てなくていい仕様にしておこう」ぐらいの気持ちでPCを組んでおいたが、まさに今、その「やりたいゲーム」が現れたというわけ。
そもそも30年近く前にPCを購入した理由も、フライトシムをやりたいから。したがってジョイスティックは最初に購入した。
MSのフライトシムはまさしくシミュレーターで、飛行機の運動方程式を逐次解きながら飛んでいる。このため、操縦はかなり難しく、すぐ墜落して大変だった。だけど、「飛行機はこうやって飛ぶ」という理屈通りの挙動はとても勉強になった。
他に「Falcon 3.0」や「Aces of the Pacific」をやった。これらはシミュレーターというよりまさにゲームで、飛ばすのは楽だった。「Falcon 3.0」は戦闘機としてのリアリティを追及していたので、こっちはこっちで難しかったが。
そのフライトシミュレーターが最新のPCでできる。それも税込み7,450円というお買い得価格。PCの仕様も大丈夫というなら買うしかない。
本当はジョイスティックやスロットルも揃えておきたかったが、飛ばしてみないと何とも言えない。それに、FS2020が出たせいか市場に物が不足気味。
とことでソフトだけ買ってみた。
最初のインストールは容易だけど、起動するとアップデートがあります、と100GBを超えるデータをダウンロードしはじめる。ストレージは150GBを要求するがまさにこれのことかと。MSのストアで購入し、HDDのDドライブにインストールしたが問題なく動いている。データのDLは丸々一晩かかった(追記:後で分かったことだがCドライブの空きが少なくてもSSDにインストールが推奨。100GB級のデータだけをHDDにインストールできる。全部HDDに置くよりゲーム本体がSSDにあった方がロード時間が短い。)。
アップデートが完了したゲームを実行してみると、ロードに時間がかかるが、それ以外はそこそこ動く。モニタがフルHDなので余裕が出ているようだ。パフォーマンスモニターを見ているとCPUとメモリーはちょっと余裕がある。GPUはいっぱいいっぱい。PCはファンがフル稼働してかなりうるさい。これなら今のPCで十分。余裕ができたらちょっとずつ改善してゆけばよい、となった。
飛行機は、キーボードとマウスで一応飛ばすことはできる。しかしやはり、相当難しい。これはジョイスティックにしたら簡単になる、というものでもなさそう。ゲームが難しいのではなく、飛行機の操縦が難しい。
それでもモードをフルアシストにする等で、トレーニングは離陸まではクリアした。これ以上は多分ジョイスティックがあったほうがいい。
ゲームの状況を見極めたので、ジョイスティックは発注した。入荷未定だが、来たら続報を書きたい。