急いで選定した新しいCPUとマザーボードだが、前に組んだ時の経験で、ハイエンドに無駄に金を使わない、という方針でコスパそこそこの選定ができたと考えている。
前回はCPUにcore i5-7600Kというi5のハイエンドを選んだが、マザーがH270だったのでクロックアップはできなかった。どのみちターボブーストでCPUは自分でOCしてしまうから、Kの有無はどうということはなかった。
とことで今回は、i7にすることは決めていたが、12700Kとか12700KFとかはやめて、12700にした。これだけで1万円ぐらい安くてリテールファンがついている。
定格2.1GHzだがターボブースト時は12700Kと大きくは変わらない。なら負荷がかかるときは12700Kと同等では、と思いネットで調べるとそういうベンチマークの結果ばかり。CPUを12700にすればマザーはH670でいいとなる。
それではとH670のTUF GAMINGとi7-12700を購入。このマザーは若干高いがWiFiがついてるので、WiFi6対応のUSB子機の値段を考えると大差ない。無線LANでUSBを潰さないのもいい。
TUF GAMINGはケースへの組み込みもスムーズだった。いつもバックパネルの取り付けに苦労するが、このマザーではバックパネルが組付けで、ケースの穴にすっぽり収まる。
CPUクーラーはリテールファンはFSをやりこむならどうせ交換することになるし、取り付けが難しいのでサイズの虎徹IIを買ってきた。これの設置は驚くほど簡単だった。ケースには十分収まる。他の、メモリ、SSD、HDDは使いまわし。
そしてベンチマークの結果などをいくつか。
まずcpu-z。クロックが定格無視で4.8GHzとかになってる。
SUPER-PIを軽くやってみた。104万桁7秒は、Phenom II 955BEでは21秒だったのでその3倍。
Super PI実行中のCoretemp。負荷が少なくさほど熱くならない。
3DMARKの結果。トータルは大して変わらないが、CPUの12832は前のPCでは3741だったので3.43倍。第12世代coreの性能やばいなw
Crystal Disk MarkでSSDの速さも測った。PCI 4.0になったので5GB/secとなり性能がフルに発揮されている。
そしてCrystal Mark。前のPCでPhenomから大して変わらない、もうこのベンチマークは時代に合わない、と思っていたのに、トータルで738866と、Core i5のときの395169から1.87倍。比べるといろいろな数字がえげつなく増えてるw
前のPCに対してそんなに高い額を出したわけではないのだけど、性能の向上は期待以上だった。
体感としては、VRのフライトシムが快適になり、PCの起動後のもたつきも軽減された。まさに「パワーはすべてを解決する」だ。