Great Spangled Weblog

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二次創作同人誌がアイドルゲームのイベント曲になる時代

ミリシタの現在のイベント曲は『紙・心・ペン・心 - SHISHINPENSHIN -』。

テーマはなんと、大学の漫画サークルが同人誌を作る話。それも『エト戦記』という架空の作品の二次創作。

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テーマと曲調から、この曲が2020年のアニメ『映像研には手を出すな』のOP曲「Easy Breezy」と共通点が多いことに多くの人が気づくと思う。

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といっても具体的な共通点は筆が止まらないことだけ!

メロディも楽器も何もかも変えてあるし、歌詞もほとんどまったくかぶってない。

そして、『映像研』がオリジナル作品の制作をテーマにしているのに対し、ミリシタは女子による二次創作をテーマにしている。二次創作がオリジナルと同等というようなスタンスは多分画期的なことではと思う。

というかゲームの楽曲作るような人はぜったいウェイ系のリア充だと思ってたのに、出来上がった歌詞はそれこそ「なんで同人誌作ってる修羅場にそんなに詳しいんだよ」という出来。MVは「閉会」で拍手だし、MMフルコンするとコンボ数が「801」だし、何もかも分かってい過ぎるw

知る人ぞ知るサブカルが今ではメインカルチャーという時代の動きを確信せざるを得ない。