岐阜県かがみがはら航空宇宙博物館の翌日はトヨタ博物館に行った。9年ぶり。
貴重な戦時中のKdFワーゲン。設計はポルシェなのでVWはビートル1台あたりなにがしかのライセンスをポルシェに支払っていた。今はVW、アウディ、ポルシェがアライアンスでまとまっている。
コードモデル812。戦前のアメ車でデザインがシュール。
ドラージュタイプD8-120。こちらは戦前のフランス車。戦前は流線型ブームもありこういったデザインの車が作られた。戦争がなければさらに発展していたかもしれない。
戦後のアメ車、タッカー'48。
メルセデスベンツ300SLクーペ。
ポルシェ356。
キャデラックエルドラドビアリッツ。アメ車は我が世の春で、ジェット機をモチーフにしたテールフィンとエンジンノズル風のかざりがある。
スバル360。日本は戦後に自動車生産国として急成長の途中。
ピニンファリーナのデザインだが日本人にウケなかった410ブルーバード。
デカくて重いアメ車、を反省し欧州車のようにコンパクトにしようとしたシボレーコルベア。ポルシェのように空冷フラット6をリヤに搭載。しかしリアサスの設計品質の不足が指摘されコンパクト化の進歩が停滞する。
戦後のVWビートル。スバル360は同じように丸っこいから「てんとう虫」と呼ばれたが、丸いのはモノコックボディの効率化のためであり、細部はかなり違う。
イギリスのコンパクトカーの革命児ミニ。
フランスのシトロエンDS。
国産スポーツカーエリアのS800と2000GT。
アウディクワトロ。言わずと知れたクワトロ・バジーナの元ネタ。
アニメでどっかの駐車場にあったレクサスLFA。
平成になると国産車も外車にそん色なくなる。写真はBNR32GT-R。
マツダロードスターは、しばらく途絶えていたオープンのライトウェイト・スポーツを復活させ、各社のスポーツカーを復活させる呼び水になった。
三菱の最初の市販電気自動車i-MiEV。日産サクラが好評なので、ハイトワゴンではないこれぐらいのEVもまた出るとうれしい。
昼食は松坂牛のひつまぶし。
この日は企画展がアメ車の黄金時代だった。