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『殺戮の天使』とEDCポーチ(ネタバレあり)

2018年に放送された『殺戮の天使』は、大ヒットとは言わないまでも、根強いファンがいる作品。かくいう自分も気に入っていて、pixivに上げた二次創作はもう4枚目になる。

作品の年代設定は1980~90年代のようだ。この時代の洋画の要素が作品の設定に取り込まれている。携帯電話も出ない。実は作品世界はリアルの時間軸とリンクしていないが、それはまた別の話。

とはいえ、この頃アメリカあたりで流行っているEDCというのを知り、そういう目で見ると、レイチェル・ガードナーが肩から下げているポーチがEDCポーチになっているのでは、と推測をするようになった。ちなみにEDCポーチの具体は下記など参照。

www.goodspress.jp

EDCとは「Every Day Carry」の略で、毎日持ち歩くべき、普段使いする、またはいざという時必要となる小物のこと。

レイチェル・ガードナーは、目の前で死んでいた小鳥を見てポーチに手を伸ばす(1話)。

そこには針と糸が入っていた。彼女はお裁縫が好きで得意。

殺人鬼にバラバラにされた小鳥も、こんなふうに修復できる。とっても優しい。

これぐらいなら、裁縫セットを持ち歩いている人など珍しくないのでEDCと言うほどではない。

しかし、針金と電池で即製の発火装置を作るとなると話は別(5話)。

電池は改めて確認したら、3話で手に入れたリモコンの電池だったと判明。

これが3話のリモコン。

しかし、針金は手に入れたアイテムとは限らず、ポーチに最初からあった可能性もある。

EDCでは、針金やパラコードも何かの役に立つから、と持ち歩いている人がいる。

他にナイフやフラッシュライト、筆記用具、現金、クレジットカード、ライターなどが定番。

そしてアメリカ人のEDCを検索して眺めているともう1点。

6話で登場するのは;

アメリカ人のEDCでおなじみ、拳銃でした!

こんな記事もあるぐらい。

armsweb.jp

時代設定的にいかにもEDCです、とはなっていないが、ポーチの中身を考えるときにEDCが作者の頭にあった可能性は否定できない。

作品はAmazonプライムビデオや他の配信で見られます。