春に余ったパーツで組んだPCが動かなくなった。
電源を入れるとしばらくして再起動がかかるようになり、次になかなか電源が入らなくなり、最終的には電源を入れてもLEDが光らず完全に沈黙してしまった。
しばらくテレビの横で星梨花ちゃんのパネル台になっていたUbuntu PC。
故障の要因を考えた。
- 5年使ったマザーボードが死んだ
- 11年使った電源が死んだ
マザーボードの寿命は経験したことがあるが、電源の寿命は未体験だったのでマザーの故障だと考えた。検索すると、電源が入らない原因にマザーの不良や故障が考えられるともあった。マザーボードのインジケーターのLEDがきちんと点灯していたので、電源がダメだとは思いもよらなかった。
さて、マザーが死んでいるなら、H270なりB250なりのマザーを買えばいい。と思って検索。
LGA1151だけど300番台のチップセットだと今あるCPUが動かない。手ごろな値段であるけど買っても使えない。一方H270などのマザーは、何ですかねこの値段w
マイニングはひと段落ついてグラボとか値段が下がっているが、古いマザーはまだ高くても買う人がいるのかもしれない。
それでも探すとH110のマザーボードが1万円弱で売っていたりする。それではと買ってきた。
組み込んで電源ON!
電源のLEDは一瞬光ったが消えてしまい、以後PCは沈黙。
電 源 の 故 障 で 確 定 !
故障の原因を誤るという痛恨のミス。
とはいえ、電源と分かれば話は早い。数千円で買ってきて交換した。
電源を入れると無事起動。やたっ!
安い電源では電源ケーブルが短いので取り回しはちょっと大変だった。
LEDが光っている。古い電源のときはこれが光ってなかった。逆に、前のマザーでなぜ点灯してたのかは謎。
さて、このマザーは動くのはいいが、HDMIの映像出力ができない。なので、DVI-DからHDMIに変換するアダプターを装着した。
しかしこのPCは動画視聴マシン。映像は出ても音声が出ないのでは困る。
これも、ネットで探すと解決策が出てる。UEFIの設定で「DVI Port Audio」をOnにすればいい。
無事音声つきで動画が見られるようになった。音質も問題ない。人によっては「音が違う」という意見もあるが、理由は圧縮率の違いではと考察されている。動画なんてせいぜい160kbpsなので、自分の耳では違いは分からないのでこれでヨシ!
なんとなれば余っているビデオカードを追加すればHDMIで出すことが可能。
ちなみにH270の古いマザーだが、壊れていると思って雑に扱い、CPUカバーをつけるときに誤ってPCUのピンを折ってしまい再起不能となった。Intelのマザーは慣れていないので、CPUカバーをCPUを抑える金具の下に入れようとして金具が閉まらないのに難儀した。そうじゃなく、カバーは金具を閉じてから上に載せるのだと分かったが後の祭り。
テレビでも動画はある程度見られるが、ニコニコ動画は見られないのでPCが必要になる。また、マウスで操作できる方が便利だ。PCの方が能力が高いので動作もキビキビしている。というわけで、テレビの横にPCがある環境は一度味わうとなかなかやめられない。