栃木県の野木町にはひまわり畑がある。四半世紀ほど前にそれを知って、車で走り回って探したことがある。夜だったので何もわからなかった。
今年の7月末にひまわり畑のイベントがあるというので行ってきた。
野木町はひまわりの栽培に力を入れている。ホフマン館でヒマワリオイルを買ったこともある。そして、ひまわり畑のまんなかでイベントを行ってきた。コロナでしばらく中止だったものが今年復活した。
ヒマワリはキク科の植物でヒトの背丈より大きく育ち、大きい花を咲かせる。しかもそれが、同じ方向を向いて咲く。その景色は壮観。
展望台も作ってあって、上から眺めることができた。
今年はロシアによるウクライナ侵攻という残念な出来事があり、明治学院大学からウクライナ支援のためにブースの展開と、留学生によるスピーチが行われた。その際に撮った写真。何かがいる!
大学のウクライナ支援のブースでは少しだけ寄付させていただいた。
その際にいただいたカードがこちら。
スピーチは女性の留学生が二人。一人はハルキウ州の出身で、故郷が大変なことになっていると、覚えたての日本語でとつとつと伝えた。もう一人は英語で流暢に今の状況と、日本との連携を訴えた。
特に、「ヒマワリは昇る太陽の象徴です」(Sunflower is the symbole of the rising Sun.)という言葉は印象的だった。ウクライナと日本は、ともに昇る太陽を象徴とする国。互いに連携して、平和な世界を取り戻そうと訴える。遠い国ではあっても、間にはロシア1国しかなく、同じように豊かな農業を営み、太陽を崇める国。どんな国も、この平和を脅かす権利はない。
youtubeのボグダンチャンネルのボグダン氏も、「同じ農耕民族」として日本とウクライナの連携を呼びかける。農耕民族と狩猟民族という分けは通俗的にすぎるが、いずれも農耕が文化の基盤であることは疑いようがない。
もとより武力の行使は国際法違反でああり、平和を取り戻すために連携が必要なのだから、その理由は多いほうがいい。こんどは平和な世界を祝うイベントでまた会いたいと思う。
先程のバスはこんな車。
本当に、次のヒマワリフェスティバルでは、平和を回復したウクライナを祝うイベントであってほしい。ロシアが攻撃をやめればそれは実現する。ロシアに攻撃をやめさせる方法を考えないといけない。