2023年4月22日のアイドルマスターミリオンライブ!10thライブ、H@PPY 4 YOU!。9thの武道館の2日目で告知され、なんと開催はその3ヶ月後。ライブ終了後に先行申込が可能というので、迷わずDay1とDay2を申し込んだ。
毎回2日申し込んで抽選で1日が当選する感じなのでその調子で1日でも行ければいいという気持ちだったが、後日両方とも当選したことを知る。6thSSAで初日現地、翌日LVを体験しているのでなんとかなるであろうと思いつつ、公私ともに種々調整をして当日に臨んだ。
まずは初日のレポートを手短かに。細かい話は追って追加したいと思う。
9thの武道館は1月15日の席を確保していたものの、体調を崩して断念し、やむなく両日とも配信で観賞した。しかし、年度末とはいえ三か月もあれば体の調子はなんとかなる。仕事も趣味も根を詰め過ぎないとか、アルコールは控えて適度な運動をするとかいろいろと心がけて、仕事も週末に溢れないようにして22日を迎えた。
一つだけ気がかりなことがあって、チケット申し込みと同時にアソビストアで購入した10thライブのグッズが届かないこと。6thのときは一週間前には届いていたのが4月16日の週に入ってまだ届かない。どうしたものかと考えていたらアソビストアからメールが来て、本来合わせて送付を選べないはずのアニメの先行上映チケットと10thライブグッズが選べる状態になっていたため、送付できない状態にあるとのこと。即分割配送の手配をして待つことしばし。
当日の午前中に茜ちゃんグッズキター!
絶対に間に合わせる! という考えならそもそも一括送付は選ばないので、ともかく当日に間に合えば何もかもOK。
写っている茜ちゃんハンドタオルが翌日も大活躍というのはまた後程。
さいたま新都心は武道館よりはるかに近いので、心身の消耗を抑えるために家でギリギリまで、撮りためたテレビ番組の録画などを見ながら過ごし、16時ぐらいに電車移動して新都心に到着。
だいたい電車に乗るあたりからアドレナリンが出てじわじわと緊張してくるので、ある程度歩いて場に慣れるようにした。
まずヨドバシカメラに行ってLR44の電池を購入。観賞中にサイリウムの電池交換は不可能とは分かっているが、翌日もあるので電池を確保しておくと安心できる。
2階に上がって100万円のミリオンセットを確認。105,630円の所恵美セットもある。
テーブルにてぷちDENON様との名刺の交換。
けやき広場に移動。今日一日はプロデューサーで賑わっていて、会場時間になっていたけどまだみんなワイワイやっていた。
とりあえずネットで話題になっていた茜ちゃんの生る木を確認。
茜ちゃん人形増殖中のエリアも見つけて、
ちょろっと持参した茜ちゃん人形を混ぜて撮影。
茶泉様の紙粘土人形も見せていただいた。
開演まで1時間を切ったのでそろそろ入場しようと移動。
展示ブースがいい感じの混み具合だったので鑑賞。
そして実に、4年ぶりにリアルミリオン周年ライブに入場。
この日はスタンドの200レベル。ステージの対面のスタンド席で割と低めの席だった。ステージまでは数十mの距離があるものの、正面に近い角度で観賞できる。
会場はマスク必須だが声出しはOKとなり、開演時間17:30の5分ぐらい前から音声が大きくなって協賛ロゴの読み上げがスタート(読み上げるのは会場のプロデューサー)
スクリーンに社長に続いて登場したのはなんと音無小鳥さん。ここでこのライブのコンセプトが1stから4thまでのふり返りだと知る。小鳥さんの注意事項説明に、Thank You!で始まりThank You!で終わる1stのフォーマットで、新曲はアンコールのCrossingだけだったという明快なコンセプトとブレないセトリの10thライブがこうして始まった。
詳しくは例えば下記レポート記事などを参照されたい。
出演は山崎はるか、小笠原早紀、角元明日香、郁原ゆう、斉藤佑圭、末柄里恵、種田梨沙、中村温姫、夏川椎菜、野村香菜子、浜崎奈々、平山笑美、藤井ゆきよ、渡部恵子、渡部優衣の15人。
野々原茜ちゃん役の小笠原早紀が出るので、2日の中で本命は初日だった。少なくともこの日が生で見られれば翌日は配信でもいいという考えでいたところ、さらに田中琴葉役の種田梨沙や望月杏奈役の夏川椎菜も出演。夜想令嬢の藤井ゆきよ、野村香菜子も周年ライブのステージで生で見るのは初めてだと気づいた。心の中の生で見たシアター組アイドルスタンプシートが一気に埋まった。
演奏は小鳥さん登場で予想された通りThank You!でスタート。真っ暗なステージの中央から登場して思い思いのポーズをとり、そのシルエットに照明が当たって15人のアイドルが登場する、という演出がまずかっこよくて可愛い。衣装はプロローグルージュとグレイトフルブルートパルフェノワールとロイヤルスターレットの各要素をちりばめた新規の衣装で、まずこれがサプライズ。
Thank You!が終わってから最初にMCで、山崎はるかがイヤモニに返答してしまうハプニングで場が和む。スタンド席から左前が機材席だったので、そこの人々に大うけだったのをちらっと確認した。
MCの後山崎はるかの素敵なキセキ、渡部優衣のハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーンと来て。初期のライブを振り返りその頃の歌を10年目のアイドルが改めて歌うというコンセプトがここではっきりした。それは過去に生きるという意味ではない。新しくライブを体験するオーディエンスに以前のライブのよさを伝えるとともに、一人ひとりのアイドルの成長も見せることができる。自分のようにミリシタまでライブに行くという発想がなく映像で見て「参加したかった!」と思っていたプロデューサーにこれはとても嬉しいコンセプトだった。
そしてソロ曲3曲目は茜ちゃんのHeart♥・デイズ・Night☆。茜ちゃんにフォーカスすると前半のグループ曲はEternal Harmonyを歌っていて盛り上がった。その後は後半戦、最終ブロックでロコとのオリメンでfruity love。間にPRETTY DREAMERを挟んでShooting Starsにまた登場。茜ちゃんが北上麗花さんとともにクレシェンドブルーのオリメンとして参加。
いやー感激した、と思っていたところに「まだまだ終わらんよ」とさらにグループ曲が続き、まさかのU・N・M・E・Iライブが来て、限界点をちょっと突破しかかったのでさすがにこの曲は座って観賞した。
他に種田梨沙のソロ曲ホントウノワタシや夏川椎菜のソロ曲VIVID イマジネーションを生で聞くという貴重な体験もあり、さらに種田梨沙、藤井ゆきよ、角本明日香のトライスタービジョンでのリフレインキスもサプライズでさらに貴重だった。
初日は久々の現地ということで終盤はだいぶしんどくなっていたが、最後のMCでソロ曲の説明をまだしていなかった夏川椎菜や藤井ゆきよがトーク。そしてDreamin!を全員で歌って幕。
用意した水をちびりちびりと飲んでいたのでトイレはまだまだ大丈夫だと思ったけれど、一度外の空気を吸った方がよさげだと思いここでトイレへGo。スタンド席は問題なく行き来できるが、そういえばアリーナ席はスマホを忘れると戻れなくなるなとふと思う。廊下で呼吸を整えると空気が花の香りで満たされていて、通路に並んでいるフラスタの香りだと気づいた。
席に戻り、後顧の憂いがなくなったので500ccのペットボトルの水を飲み干す。これでだいぶ体力が回復してきた。
アンコールは新曲Crossing!を歌い、全員のトーク。初めてステージに出た時にことや、その後の成長などをそれぞれに語っていただいた。そして最後は1stと同じようにあらためてThank You!。初日は山崎はるかが「当人の許可はもらっている」と不穏な話を始めて、察したプロデューサーが次々とサイリウムの色を青に返る。そして新たな感謝の言葉として、「ありがサンキュー!」を皆で唱和してThank You!が始まった。
本人の許可ありとはいえ、10thの締めが毎度ありがなんとかだったらどうかと思ったが初日だけということで、この辺のバランス感覚がミリオンライブ!のすごいところ。頭おかしいエピソードが山ほどあるが超えてはいけない線は超えない。
夢中で駆け抜けた初日だが、いよいよこのThank You!で終わりかと思うと涙が次々とあふれて来た。これが緊張と解放という体験がもたらすカタルシスというものかと改めて理解した。そして最後に、「これからも、アイマスですよ、アイマス―!」(アイマス―!)を皆で唱和してアイドルが退場。客電が点く。ついに声出しOKになった「アイマス最高!」は5回も唱和され、それで本当に本当の終演となった。退場は整理退場だが、数分のラグをつくるだけでこんなにスムーズに出ることができるのかと思った。
そして、「明日またここにくるんだなー」とちょっと複雑な心境で家路についた。