スイスと日本 国を守るということ

表紙のデザインがなかなか。赤地に白と白地に赤で、国旗も対称的なこの二つの国。

松村劭著の「戦争学」入門書として、特に分かりやすい本。その理由は多分以下による。

  • 日本の防衛に的を絞っていること
  • スイスという一つの国との比較であること

台湾海峡、波高し』(ISBN:4890361952)のような感じで1冊丸々スイスの紹介かと思ったら違っていた。

ちょうど表紙カバーのように、スイスを紹介しては日本と比較し、日本の問題を論じてはスイスに言及し、結局およそ半分は日本の防衛について書かれている。

憲法問題や靖国問題で迷いのある方にもお薦め。著者の見解が率直・簡潔に書かれている。