Great Spangled Weblog

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元荒川の源流

前にムサシトミヨの自生地に行ってから早くも2年が過ぎた。

glemaker.hatenablog.com

天気のいい日だったので今度はゆっくり歩いてみようと思い熊谷市に行ってみた。

水源から600mほど下流。畑の奥、木の根元のところを元荒川が流れている。

上流を目指す。この辺りは通りに沿って元荒川が流れている。川は一面にヨシが生えていて、岸には菜の花。桜もまだ咲いている。

源流から400m、ムサシトミヨの保護が特に重点的に行われている領域に到着。透き通る小川に水草がゆらいでいる。

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こういう場所に来ると映画『惑星ソラリス』冒頭を真似て右にカメラをパンして動画を録りたくなる。

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オリジナルと比べるとだいぶ違ったw

川の左岸の防草シートの道を上流へと歩く。

川の保護を求める看板の下にクサノオウの花。

コイやアメリカザリガニを駆除して水草を増やし、ムサシトミヨを保護している。といっても水面からムサシトミヨがいるかどうかは分からない。

水草は他の川より多いが、びっしりと生えるというわけにはいかない。写真はコカナダモのようだ。外来種だがこの場合はムサシトミヨの保護が優先なのでやむなし。

上流に歩いていくと養殖場に流れが分岐している。この清浄な水は養殖魚の品質にもかかわるから、川の保護は経済的な理由もある。むしろそれが好ましい。SDGsは持続可能な開発を産業化して経済的に無理なく進めることを求めている。

まだ花が咲いていないがオランダガラシだと思う。いわゆるクレソンで、食べられるがここにあるのは摘んではいけない。

栽培種のカラーが咲いている。地元の人に大事にされている川だと分かる。

この水草はあまり見ない。種もまだ分からない。多分こういうきれいな川でないと育たないやつ。

キショウブも咲いている。

ムサシトミヨ保護センターのすぐ下流セキショウモがびっしり生えていて美しい景色。

木の枠で親水エリアを設けてある。枠の向こうにあるのがムサシトミヨ保護センター。左の空き地は2年前はただの空き地だったが、今はコインパーキングになっている。次に来たときはここに車を置いてもっとゆっくり歩こうと思った。

また来たいと思うのは、この日はここまでで引き返してしまい、ムサシトミヨ保護センターにある井戸まで到達できなかったため。保護センターもいつか見学したいが、それだけでなくこの流れの本当の源流を見てみたい。

天気がよくてこのまま帰るのはもったいないので、この後さきたま古墳群に行った。写真は丸墓山古墳。桜がまだ見頃で人がたくさん来ていた。

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