第38回木更津航空祭

6月6日に第42回木更津駐屯地創立記念行事とあわせて行われたので行ってきた。

例年10月はじめだけど、今年はなんと6月。今年は秋に観閲式があるからという噂。直前に東部方面隊のイベント情報を見て日程に気づいた。危うく行きはぐるところだった。

木更津駐屯地は元は海軍の飛行場。聞いた話では関東大震災のときに隆起してできた土地だという。*1大空のサムライ』のラストシーンが感動的。そして日本最初のジェット機橘花」が初飛行した場所。

木更津航空祭はここ数年ぜひ行きたいと思っていたのだが、町内会の運動会と重なっていたり、雨だったり、その他用事があったり、去年に至っては体調が悪かったりで、なかなか行けなかった。今年になってはじめて行くことができた。感無量。

内房線で9時過ぎに木更津駅に到着。小湊鐵道航空祭の臨時バスを出しているので乗る。Suica PASMOが使えるので助かった。9:30頃には到着した。

式典の始まりが9:40と他の駐屯地より早く、エプロンについたらもう始まっていた。浜田靖一防衛大臣が巡閲するのを見ることができた。

その後音楽隊演奏、高等工科学校のドリル演技、ラッパ演奏などが行われ、一方ではヘリコプターの一斉離陸。大規模編隊で飛行場上空を通過。戻ってきて観客席の前でターンしていく一連の観閲飛行が行われた。

続いてすぐに戦闘訓練展示。第1空挺団と協同で空挺降下とヘリボーン作戦を実演した。

大規模編隊と戦闘訓練展示は大音響と作戦の規模、迫力がすさまじく、とても見ごたえがあった。

この後昼食や地上展示を見学し、AH-1Sの20mm機関砲のデモを見て帰った。

昼食は、駐屯地内では弁当かうどんしかなく、長い列ができていた。蘇我駅で潮干狩り弁当を買っておいたので昼食難民にならずにすんだ。

AH-1Sの機関砲のデモは面白かったが、ネットへの公開は禁止とのこと。なので写真や動画はあえて出さないが、一点、AH-1Sの座席下の、普段トランクに使っているスペースというのが(乗員の手荷物や地駐屯地祭で売るパッチとか積んでくる)、実は20mm機関砲の砲弾の収容スペースだということが分かった。考えてみれば戦闘ヘリにあんな大きいトランクがあるわけない。

帰りはバスが1時間に4本ぐらいとのこと。待っててもよかったけど、木更津の町並みを見てみたいので歩いて帰った。駅まで20分ほどだった。

以下当日の写真。

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晴天に日の丸が映える式典。

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大戦中の掩体壕

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陸自の固定翼機、LR-1とLR-2の編隊飛行。

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ヘリコプターの大規模編隊飛行。

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編隊が目の前で次々と旋回。

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AH-1Sが35mm換算で300mm以下でさえ画面からはみ出すこの近さ。「強風に注意してください」とのアナウンスで、ホバリングでもあるまいしそんなの心配なかろうと思ったらじっさいすごい風。帽子を飛ばされてしまった。

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戦闘訓練展示。OH-1による敵情視察…といいつつ得意の変態機動を披露。

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UH-60JAのドアガン射撃。

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M2重機関銃3挺でガンシップ化したCH-47JAによる射撃。

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UH-60JAからのラペリング降下。

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CH-47Jによる高機動車の吊り下げ輸送。

先にAH-1Sが2機来て前方でホバリングしつつ周囲を警戒していた。戦闘ヘリコプターは対戦車戦闘ばかりでなくヘリボーンの護衛の役目もある。

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高機動車を降ろしたあとは機内から偵察バイクが降りて出撃。

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さらに1/2トントラックまで機内から出てきた。隊員の持つ小銃は89式小銃の折り畳み銃床タイプ。

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CH-47にぶら下がって撤収。状況終了。

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海上保安庁ボンバルディアDHC8-Q300「みずなぎ」。YS-11の後継機。羽田空港に配備。

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AH-64Dアパッチの30mmチェーンガン。H.R.ギーガーっぽい造形。

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木更津駐屯地に保存されているKV-107。

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要人輸送ヘリコプターの新鋭機EC225LP。

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木更津ではまだ現役のLR-1。

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この操縦席の低さがいい。

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この日は空自の美保基地からT-400も来ていた。

元々は三菱が開発したMU-300だからLR-1(MU-2)の弟。現役の兄弟が揃う姿を見られるのはいつまでだろう。

*1:関東大震災で隆起してできた浅瀬を埋め立てて作ったのは館山基地。房総半島南端は過去の大地震でたびたび隆起しており海岸段丘の地形が見られる