新町駐屯地の記念行事に10年ぶりに行ってきた。
12旅団は戦車を装備していたが、編成はここ新町駐屯地だったようだ。
正門を入ったところで61式戦車、M24チャーフィーと74式戦車(写真には写っていない)が展示されている。
記念式典開始。手前の4人の士官のうち2人が女性。前に来たときに比べてさらに女性が増えている。実際女性を活用しないと人材不足はどうにもならないし、女性を活用できる組織こそ強い組織と言える。
国旗入場。
観閲行進。写真は燃料補給車。
第12施設体のグレーダー。災害が発生したときに自衛隊と消防と警察が派遣されるが、道路が破壊された場所で道路を作れるのは自衛隊だけ。「自己完結」の意味の重さ。
アトラクション。県立藤岡中央高校の太鼓演奏。男女いるので私立かと思ったが県立。県立高校が男女別学なのは昔の話。
戦闘訓練展示。敵の武装組織が侵入して状況開始。
89式小銃に茶色いテープを巻いてAKっぽくしている。
ゲリコマかと思ったら装甲車も搭乗。87式偵察警戒車。
敵装甲車を16式機動戦闘車が排除。その後同軸機銃を発射しながら敵陣を攻撃。
第12後方支援隊衛生隊が負傷者を収容。
情け無用ファイヤー!
決死隊が敵地雷原と鉄条網に爆破筒を挿入。ほどなく突撃路を啓開。
敵陣を火力により制圧し、最後に隊員が突撃。
敵陣制圧。敵といえども負傷者を応急処置して救急車に収容。
さすがに死者は放置。
行事が一通り終わったので他の展示を見学。野上武志氏のポップがここにもあった。
16式機動戦闘車。相馬ヶ原の12旅団は74式戦車を装備していたが現在はこれに置き換わっている。
短SAMの模擬弾。下志津駐屯地から来た車両。
120mm迫撃砲の砲弾。持たせていただいたがかなり重かった。これをよく砲口の高さまで持ち上げられるものだ。
ひっそり置かれていた資材運搬者。ウクライナにも送られているが、災害派遣などでも有用な車両。可愛い。
新町駐屯地内の桜の回廊。満開までもう少し。あと太陽があれば!
ひっそり置かれていた戦車トランスポーター。10式戦車が武器学校から運ばれてきて展示されていた。本州の戦車廃止はよくないんじゃないでしょうか。
昼食。群馬らしくスパゲティと、ブラジル風鶏もも肉。
帰りに新町駅で見つけた煉瓦造りの小屋。ガチの煉瓦積みで、窓の開口で煉瓦が崩れないように積み方が工夫してある。地震が多い日本では組積造の建物はあまりないから、こういうのは参考になる。