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第61回利根川水系連合水防演習

栗橋の利根川河川敷で大規模な水防演習が行われたので行ってきた。

会場はこんな感じ。非常に規模の大きい演習で、消防、警察、市民の水防団から自衛隊まで、水防に関するあらゆる団体が参加していた。

埼玉県警のウニモグ

自衛隊の野外水具1号による炊き出し。豚汁などを1000食を用意して来場者に配った。

陸自の部隊は大宮駐屯地の第32普通科連隊。

物販スペースもあって地元の店がテントを出していた。場所が場所だけに鉄道むすめとか『らき☆すた』とかの商品多数。

堤防に土嚢を積み上げる作業。写真は陸自だが、他の団体もそれぞれの場所で土嚢を積んでいた。その他破堤、氾濫を防ぐための様々な工法が展示されていた。

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埼玉県の防災ヘリコプター「あらかわ3」。水没した家屋や取り残された人などを上空から撮影して情報を送るなどしていた。

「あらかわ3」は今年3月に配備された新しい機体で、機種はAW139。

埼玉県警のBK117「むさし」。

対岸に用意された水没した家屋やバス、そして取り残された人々。そこに近づいてゆくヘリコプター。

バスの屋根に取り残された人のところにレスキュー隊員を下ろす「むさし」。このあとアルミボートにより人々は救助されていた。

もうひとつのバスに取り残された人は陸自のボートが救出に向かった。

対岸は道路アクセスが寸断されたという設定で、陸自隊員をりペリング降下で送り込むUH-1J。

陸自の渡河施設で救急車を運ぶ。

埼玉県のもう1機の防災ヘリコプター、「あらかわ2」が容態の悪い患者をホイストで収容。

会場前を一回り旋回し、地上に残った隊員をホイストで収容して去っていった。

天気がよくとても見応えのある演習だった。今回の栗橋の会場は駅から歩いて20分程度というのも便利だった。