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海上保安庁マラッカ海峡へ巡視船派遣

カテゴリーが軍事でいいのかどうか。

確かこの日のニュースで、海上保安庁がヘリコプター搭載巡視船をマラッカ海峡へ派遣するというのを報じていた。先のタグボートが襲われた事件により決まったもので、6月に出港だという。

ネットでニュースを探したがこのニュースがみつからない。派遣するのは確か「しきしま」だと思った。ヘリコプター搭載、基準排水量6500t、軍艦構造というので、海自の護衛艦と比べて引けをとらない。

海賊対策であるから現地の法秩序を守るのが仕事、というと海上保安庁派遣が妥当だろうか。ただ、法律は基本的に現地の国の法律を守ることになるのだと思う。この辺は、治外法権が原則の軍隊とは違うところ。

海上自衛隊は他国からは立派なネイビーと見なされているが、憲法やら何やらのしがらみでそうそう戦闘はできないから、政治的な意図を勘繰られる割にいざというとき役に立たないという困った事態になりかねない。

やはり海上保安庁派遣が妥当なのだろう。海賊が巡視船で手に負えないようならやおら海自派遣ということになろう。でも「しきしま」だとその心配もなさそう。ぜひマラッカ海峡に勇姿を現し、海の平和を守ってきてほしい。

詳細が分かり次第追記予定。

2005.06.06.追記

6月6日の昼のNHKニュースで出港の様子が報じられた。派遣される巡視船はPLH22「やしま」とのこと。

以下は「やしま」関連ページ。

排水量5317t、35mm機関砲1門、「しきしま」よりやや小さいが「たかなみ」級護衛艦と同等以上の排水量