Great Spangled Weblog

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カシオEX-S20

2005年に突然、小さいデジタルカメラが欲しくなった。毎日持ち歩きたいから。

それで購入したのがカシオEX-S20。2003年に登場したモデルで、中古ながら未使用品を見つけ、15,000円で購入した。色はシルバー。

以来ほとんど毎日これを持ち歩いている。以下はオフィシャルサイト。

http://dc.casio.jp/product/exilim/ex_s20/

大きさは本当に小さく軽い。安い名刺入れを買ってこれをケースにしている。もちろんすっぽり入ってなお余裕がある。携帯性はかなりいい。

200万画素、パンフォーカスというと携帯電話のカメラと同等。しかし、このカメラは動作がきわめて速く、携帯電話ではこの操作感はとても得られない。

写りは、光線の状態がよければよく写る。

逆に言うと、ちょっと条件が厳しいと変な写りになる。まともに撮れないこともないトイカメラ、といった感じ。

曇っていたりすると色合いがやや褪せたようになる。周辺光量の低下も目立つ。一方、解像感はよくカチっとした写りをする。これはきつめにシャープフィルターをかけている効果なので、あまり有り難いわけではない。

そんなことより、何かの加減で白いところがピンクに変色するときがある。もっともトイカメラ的な瞬間。これさえなければ安心して使えるのだが。

電池の持ちが悪いのも問題。連続撮影枚数としては問題ないが、電源を切っている間も電池の消費が割と多く、2週間も放置すると電池残量の警告が出てしまう。

毎日持ち歩くカメラは、忘れた頃にふっといい光景に出会い、おもむろに取り出して撮るように使いたい。しかし、1ヶ月も忘れているといざ撮影するときに電池切れになってしまう。だから、いつもカメラのことを気にかけていて、定期的に充電するようにしなければならない。銀塩のコンパクトカメラだと何ヵ月たっても電池が切れることはなかったので、比べるとこれはわずらわしい。

以下作例。




こちらが白がピンクに化けた例。

今、これの代わりになる普段持ち歩くカメラを検討している。ポイントは、色がおかしくならないことと、電池が長持ちすること。単三電池を使う機種が気になっている。