第1話「夢始め、雨の教室」
原作は未読なのだけど、『ディスコミュニケーション』の精霊編の第1巻だけは表紙買いしたので持っている。これ一冊だけと比べるのはよくないかもしれないが、アニメ版はなんか薄味に思えた。漫画を読み直すとアニメはまるで別の作品のようにも思える。
特に三島塔子に川澄綾子はミスキャストじゃないかと思う。しかもあの難しいED曲を歌わせるとはなんとチャレンジングなことか。
もともと植芝理一氏の漫画を忠実にアニメ化したら放送は無理だろうから、薄まるのはある程度仕方ないだろうけど、そういう事情があって薄めました、というより、作り手が何かボタンを掛け違えてしまったのではないか、という気がしてならない。
例えば塔子、「世捨て人」と紹介されていたが、あれではちょっと頭がゆるい女子高生にしか見えない。スカートの下にパジャマはいてるのをもっときっちり見せればただものではないことが伝わるだろうに(酔っぱらっていればなおよし)。彼女を普通の萌えキャラに見せたいのだろうか。
まだ1話だから、これから化けてくるかもしれないが。ちょっと様子見。
- 作者: 植芝理一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/12/14
- メディア: コミック
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