民主党とEM

民主党議員とマルチ商法との関係がニュースであれこれ言われている昨今。

その筋では名高いEM、「有用微生物群」もまた、民主党と縁がある。

ツルネン・マイテル議員はEMにどっぷりはまっていて自身のサイトでもEMに関する情報を発信している。

http://homepage2.nifty.com/yugatsuru/em/top.html

1議員がEMにはまっているというだけではない。民主党は党としてEMを推奨している。

民主党・沖縄ビジョン(2008)」のPDFファイルをご覧願いたい。

http://www.dpj.or.jp/news/?num=13649

30) 有用微生物群技術の活用
 沖縄の自然環境を活かした有用微生物群に関する技術及び有機栽培技術などの積極的活用により、赤土の健全化、流出防止など環境保全を目指す。また、同時に新たな有機的なライフスタイルの創造によるリサイクル型社会の構築を目指す。

一国二制度」や「地域通貨」、「3千万人ステイ構想」などがとりざたされているが、さりげなくEMを推奨していることも見逃せないポイントである。

EMのトンデモさはこちらで議論されている。

http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1153127013

ツルネン氏も自身のサイトにこのようなトンデモ的なことを書いている。

http://homepage2.nifty.com/yugatsuru/em/em_pam04.html

抗酸化作用
 食べ物が腐ったり、鉄がさびたり、コンクリートが老朽化してもろくなるなど、物が劣化していくのは、有害微生物や化学物質などによる強い酸化現象です。また、私たちが病気になるのも、身体の中での過剰な酸化(活性酸素)の働きが主な原因になっていると言われています。
 EMは「物を酸化させない」「物を腐らせない」という作用をもつ抗酸化物質をつくり出すとともに有害微生物を抑える働きをもっています。
 そのため、農業、健康、環境、資源エネルギー、その他、幅広い分野で応用されています。

<病気の原因が酸化>とはあまりに物事を単純に言い過ぎ。風邪をひくのはウイルスに感染するからであって酸化はあまり関係ないだろうし。

また、私、土木の業界に十数年いるが、コンクリートの老朽化の原因が「酸化」だというのは聞いたことがない。さらに言って、EMの使い道にコンクリートの劣化防止というのはないようである(訂正、コンクリートにEMを適用する事例も存在する。http://www.emro.co.jp/em/solution/doboku.htmlなど)。

念のため、「コンクリート 劣化」でぐぐってヒットしたページを以下に。

http://www.shoeikenso.co.jp/gravic2.htm

ツルネン氏、EMは推奨しても「波動」とかには言及していないだけましかもしれない。

EMの信者の方はおうおうにして波動がどうとかオカルトじみた領域に足を踏み入れてしまうようである。比嘉先生自身が既にあちらの世界に行かれてしまったようでもある。例えばこちら。

http://www.em-festa.com/back_no/98/higa3/higa3.html

 今回のEMフェスタの分科会は農業、畜産、水処理、環境とありますが、農業に関しては先程お話したように、いろんな有機物を畑に投入する際にEM処理する、あるいはセラミックスの粉を一緒に混ぜて、その波動値を上げて土の中に入れたり、雑草はEMを撒いて刈り取って、そのまま地表で分解させる。このような事を続けて行くと、そこに生えている作物の収穫残渣は、ただ刈って置いておくだけでボカシになる。ここまでいけばもう本当にEMの効いた畑だと思っていいでしょう。

 話の出たついでに申し上げておきますが、遺伝子組み替え食品も、これから私達が対策を取らなければならない課題になりそうです。EMの技術でやって使えば、遺伝子組み替えをする必要はない、EMを徹底していけば多収にもなりますし、品質も良くなり、病気にも強くなります。
 OFFの状態の遺伝子がノーマルに働かないから、働く遺伝子を入れましょうという事が遺伝子組み替え技術ですが、EMを使い、さっきの波動技術を平行して行いますと、その遺伝子は全てONの、プラス状態に変わっていきます。これがいきなり変わる場合と、時間をかけて変わる場合があります。例えばEMで育てたお米の場合、1代目では変わらないとしても、種からEM-Xで処理しセラミックスの水を使って大事に育てて2代3代と続けます、品種改良の原則では5代で遺伝子を固定する事が出来ますが、EMを使えば私は3代で出来ると見ています。

 EMの不思議は人間の進化の不可思議さを見る思いです。精神的なフリーラジカルが消えないかぎり、本質的解決は無理というのも究極的な見解と思っています。
 プラズマ現象のように空気が金属になる未知の世界をEMが動かしていると考えますと、ようやくこの不思議現象に理論的な王手をかけられるんじゃないかと感じています。私は21世紀はカルマから解放される時代だと常々申し上げております。いいカルマはともかく、先祖の悪い影響がそっくり子孫に残っている場合、これは遺伝子のON、OFFと連動しているといえます。
 カルマが起こるその原点を考えると、物が不足して競争が過剰になって勝つためなら何をしてもいい。という概念からほとんど起こっているのです。ですからカルマを解決する為にはいつもお話している食糧の問題、環境の問題、健康医療の問題、そして資源エネルギー、教育の問題、それら全てを解決した上で共存という形に持っていかない限り、難しいと言えます。

民主党も、環境問題に取り組むにあたって、カルマがどうとか言い出さないことを願う次第。