ティーダに8年と半年ほど乗っていたが、車検が近づいてきて、今後は維持費が上がっていくし下取りも絶望的になると考えられたため、思い切って車を買い替えることにした。
もちろん次の車も日産から選んだわけだが、上級移行してシルフィ、というのは車が大きくなって取り回しが大変そうなのと、技術的にもあまり面白みがないのでやめた。
ということで、日産の目論見通り、ティーダからノートのメダリストに移行した。
ノートはやはり面白い。形もまずまずいいが、なんといってもエンジン。HR12DDRはミラーサイクルと直噴とスーパーチャージャーを組み合わせた、燃費性能を追求したエンジンでものすごく興味深い。
燃費はJC08モードで24km/L。1500ccと同等の出力で1.5倍ぐらいの低燃費を実現している。
これだけだと買い換えるインパクトにいまひとつ欠けていたのだが、昨年のマイナーチェンジでエマージェンシーブレーキが装備された。単一カメラを用いた画像認識型の衝突防止システム。まだ衝突事故を絶対に防げるというレベルではないが、それでもこれは欲しいと思わせるものだった。
あと、値引きもけっこうよかったので、すぱっと決断した。
色はダークグレー、メーカーオプションは15インチのアルミホイール。グレードはメダリスト。
ティーダとそれほど性格の違う車ではないが、乗り換えてまず、収納スペースの少なさがちょっとこたえた。荷物スペースもトノカバーがないのがマイナス。
一方、運転して乗り心地がよくなっているのに気づいた。ティーダのサスペンションが仕事しなさすぎで、こっちの方が乗り心地がいい。それでも人によっては硬いと感じるかもしれないけど、プリメーラをP11、P12と乗ってきた身としてはちょうどいい硬さだ。
ティーダは硬いのはいいが、ダンピングが不足した感じだった。どうもリップルコントロールのダンパーは曲者だったのではという気がしている。E12ノートに「リップル」云々はない。
馬力・トルクは数値上はHR15DEから下がっているが、踏み込んでスーパーチャージャーが効き出すといい感じに加速する。今のところ不満はない。
燃費は未知数。マニュアルをあれこれ見てるのだが、まだ平均燃費の値を見る方法が分からない。満タン方で計るにはまだだいぶ走らねばならないし。
ナビは純正のカーウィングス(CW)対応ナビにした。前もCW対応だったが、携帯電話がデータ通信に対応していなかったので宝の持ち腐れだった。今回はそこは万全にしてある。ナビの機能にtwitter読み上げとかあってちょっと笑える。なお、オペレーターサービスを使わなければ使用料は無料。
スピーカーを「グレードアップスピーカー」というのにしたらけっこういい音だったので、これ以上の改造はいらないかなという感じ。もっといいスピーカーをつければそれはそれで音はさらによくなるだろうけど、現状でもティーダの純正スピーカーを上回るので満足。
なお、2009年に買ったウォークマンが電池がそろそろやばいのだが、車の音源として復活した。
ティーダ納車時と同じ場所に持っていって望遠であれこれ撮影。
フロントマスクはけっこう押し出し感が強い。
リアは対称的におとなしい感じ。スポイラーをつけるかちょっと悩んだ。
HR12DDRエンジン。
フロントの右下にあるインタークーラー。
雑誌なんかではっきり書いてなかったので確認したら、前にもスタビライザーがあった。
ブレーキペダルとフットレストの間にハンドルのシャフトがむき出しになっていて驚いた。
ライトを高効率バルブにしたり、燃費を確認したりといったことがあるので、今後もノートについていくつか書いていく予定。