ニコンがフルサイズ一眼のD3、DXフォーマットのD300、その他レンズ等発表。
http://d.hatena.ne.jp/spanglemaker/20070324/p1でソニーがフルサイズの撮像素子を開発しているらしいから、これを搭載して出るのではないか、と予想したら違った。撮像素子はニコン製とのこと。とにかく、思ったより早くフルサイズ機が登場するので嬉しい。
フルサイズでは画素数がどれだけ増えるかと思ったら1210万画素。DXフォーマットのD300と同程度。ニコンとしては画素数競争から抜け出したいという考えだろうか。
1000万画素あればA3で出力しても問題ないのだから、やたら画素数が増えても仕方ないと思う。画素数を増やしてもいずれレンズの解像度の方で限界が来るだろうし。私としては、ニコンがフルサイズであっても解像度を1000万程度に押さえた判断を肯定したい。撮像素子の進歩は今後は画素数を増やすより、ノイズの低減や高感度に強くする方に進んでほしいと思う。
当面フルサイズの一眼はD3のように高価なモデルのみとなるかとは思うが、数年の後には10万を切るようなモデルにも採用されるだろうか。そういう廉価モデルが出るようだったら、手持ちのレンズ資産を活かすためにフルサイズ機の購入を考えてみたいと思う。