携帯電話の10年

今年は私が携帯電話を持って10年目になる。

1996年というと加入者急増中の年だから特にこれ自体は自慢にはならないが、東京デジタルフォンからずっとここ一筋というのはちょっと自慢。もちろん番号も変ってない。機種はさすがにほぼ2年ごとに更新して今は5台目のV902SH

当時は阪神大震災の復興の仕事で大阪に派遣されていて、それで携帯電話を持とうということになった。大阪では契約時は電話機0円というのが始まっていた頃だったけど、なんとなく東京の方に加入した。2年と少しで関東に戻ってきたので一応正解だった。

今はボーダフォンと言えば十分メジャーなキャリアだが(Jフォンの頃はもっと栄えていたが…)、当時の東京デジタルフォンはかなりマイナーだった。カタログには忌野清志郎千葉麗子が出ていたりする。なんとも微妙な人選。

なぜここを選んだかというと、まずドコモはシェア一番だから選択から外す。その次、その次、と見ていって東京デジタルフォンを調べたら、クレジットカードで支払いができる。契約もカードがあれば身分証明など特に不要とある。というわけで、この一点のみで東京デジタルフォンにした。今でも電話代はカードで払っている。

しかしこの時には、一時のJフォンの繁栄は想像もつかなかった。

ちなみに、何かを選ぶのにシェアNo.1はまず外す、というのは私の基本的なパターン。車ならトヨタではなく日産。一眼レフならキヤノンではなくニコン。HDDオーディオならiPodでなくネットワークウォークマン

なら投票するときは自民党でなく…、といきたいところだが、いくらなんでもまともな政権与党やっていけるのがあそこしかないとなるといかんともしがたく。閑話休題

この10年で携帯電話に何か劇的なことが起こったかというと、ネットにアクセスできるようになったことが私にとっては一番大きい。月に通話料百いくら、パケット代千いくら、という状況。電話としても使える携帯2chブラウザというのが今のV902SHの使い方。これに比べるとカメラがついたとかはさほどのことではない。

さて、東京デジタルフォンはソフトバンクに買収されてまたしても名前が変るらしい。特にだからどうとか思わないが、基本料金やパケット代はいくらか安くなってくれるだろうか。あと、宣伝には引き続き顔の濃い人を使ってくれれば申し分ない。Jフォン以来、これがこの会社のアイデンティティだと私は認識している。