Sony Walkman NW-A846

NW-A3000を買ってほぼ4年。

http://d.hatena.ne.jp/spanglemaker/20051128/p1

50回も充電していないのに、電池が劣化してまともに使えなくなってしまった。充電直後で稼働時間が1時間ぐらい。2,3日放っておくと、1曲目から電池が切れてしまう。これはたまらない。

リチウムイオン電池は、満充電で保存すると劣化が早まるらしい。

http://www.baysun.net/lithium/lithium12.html

たまのお出かけで使うだけであとは満充電で放置という状態だったので、充電回数が少ない割りにひどく劣化してしまったようだ。

そこで今回、後継機としてNW-A846を購入した。出たばかりのA840シリーズの32GB機で色は黒。

32GBもあると、PCにリッピングしてある曲をほぼ全部転送してまだ余裕がある。それも、A3000の時にATRAC 132kbpsでリッピングしたものを、LAMEVBRのV0やV2でエンコードしなおして容量が増えているにもかかわらず。

余ったところは、せっかく動画も見られるので、放送を録画した『けいおん!』を全話入れてみた。HDDレコーダーからDVDに焼いたものをHandBreakで320×240のMP4にリッピングした。

データの転送は、HDDのA3000に比べるとずっと多く時間がかかる。それでも、20GB転送するのに1時間ぐらいだろうか。従来機より速いらしい。

音は不満ない。A3000とあまり違いは感じられない。

操作性は、HDDのシークタイムが長かったA3000より、スムーズに応答するので使いやすい。イニシャルサーチがないが十字キーの左右でイニシャルを飛ばせるのであまり不便ではない。

付属のイヤホンは2ch情報によると3000円クラスの立派なものだという。ともかく、マイクを内蔵したこのイヤホンでないとノイズキャンセル(NC)できないので、電車に乗るようなときはこれが必要になる。

NCは動作は確かで、ホームで音もなく電車が入ってくるのは驚く。まったく無音になるわけではなく、案内の放送は割とよく聞こえる。高域のノイズは消しきれてないようだ。

NCはメインメニューからでないと設定/解除できないので不便。本体横のスライドスイッチで操作できるようにすべきだ。あるいはせめて再生画面からOPTIONキーで出るメニューに乗せる。

カナル型イヤホンの装着感はあまり好きになれない。音も、パイプを通して聞いているような感じがしないこともない。ケーブルが服にスレる音、自分の呼吸の音が耳障りなのもいただけない。それらの音にはNCはきかない。

歩きながら聞くには、カナル型のイヤホンはこのケーブルのスレ音がじゃまで適していない。そのときには普通のインナーイヤーヘッドホンを使っている。電車で座ったときだけ、付属のカナル型を使おうと考えている。

イヤホンジャックからライン出力ができなくなった。外部のオーディオセットで聴くには別売りの映像/音声出力ケーブルを使う必要がある。

最近のカーオーディオはUSBでDAPを接続できるが、この機種がカーオーディオで操作できるという情報はない。いいかげんインターフェスを統一して、どんなDAPもクルマで聴けるようになるといいのだが。FMトランスミッタは音が悪いのでいかん。

有機ELのディスプレイはきれい。屋外でもよく見える。A3000のモノクロ有機ELからよくぞ進化したもの。

せっかくなので持ってる曲はできるだけジャケットイメージを添付するようにしている。x-アプリJPEGファイルのドロップやネットからの検索で簡単にイメージを曲に埋め込める。

しかし、先にA846にジャケットなしの曲がある場合、x-アプリは上書きで転送してくれないので面倒。まずA846上で曲を削除し、しばらく転送可になるのを待ち、その後改めて曲を転送という流れになる。プレイリストも壊れてしまうので、それも転送する必要がある(これは上書きされる)。

x-アプリといえば、私のPCでは、動画を登録するとなぜか落ちてしまう。やむなく、ファイラーで直接A846に動画を転送している。

A-3000はさっぱり売れなかったソニー黒歴史なので、アクセサリーがほとんど売られていなかった。フラッシュメモリーになってから、Walkmanは売り上げがだいぶ持ち直しているので、A840シリーズはいくつもアクセサリーが出て店頭にならんでいる。

今回革ケースも一緒に買った。

装着するとこんな感じ。後ろの銀色のはA3000。イヤホンは携帯電話902SHについていたもの。案外音がいい。

前面を完全に覆ってしまうので本体をキズから保護できる。側面が出ているのでボリュームは操作が可能。ケース装着で程よい大きさになり摩擦も大きいので、落とす心配もほとんどない。

丸みをおびた形にツルツルの表面で、しかも重かったA3000と比べると、携帯性が格段によくなった。落としたことはないが、A3000はむき出しで使っていたのでキズだらけになってしまったし、透明な外装の下にホコリも入って、かなり悲惨な外観になってしまった。

A846は、革ケースの使用で、いつまでもきれいなまま使えそうだ。

本体のオプションで、「いたわり充電」をオンにした。充電を90%程度にとどめ、電池の寿命を延ばす機能だと言う。これがどの程度効くのか。電池の寿命が本体の寿命を決めるだけに、ぜひ効果を発揮して、長く使えるようになってほしい。

でも、本体にカメラがついたら買い替えたくなるかも。30万画素ぐらいで静止画と動画が撮れるやつ。ついでにネットに接続できて投稿できるようだといいが、そうするとDAPというよりPDA化してしまい、あのシンプルな操作パネルで操作しきれなくなってしまい、DAPの手軽さが損なわれかねない。将来は、あくまでDAPのAシリーズと、PDA志向のXシリーズという棲み分けになるのだろうか。