Great Spangled Weblog

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イメージセンサークリーニング

修理に出していたDX18-70mmを受け取ってきた。部品交換を前提に1万4千いくらの見積もりをもらっていたが、ズーム機構部の調整だけで治ったので数千円の費用で済んだ。なお、ニッコールクラブ会員なので2割引。

ズームの修理の他、前玉が弛んでいたというので締め直してもらった。そんな状態だったとはまったく気づかなかった。ということは最近はこのレンズは画質が落ちていたのか。

「カバーシート」という部品は分解組み立ての作業上交換せざるを得ないというので交換になった。これについては費用は発生していない模様。

特に記してはなかったが、レンズの掃除もしてもらったらしく、中のホコリがすっかりなくなっていた。カビもちょっとだけ生えていたのがなくなった。まったく、持っているレンズで一番使っているレンズなのに、カビが生えるとは残念。使っていればカビないというのはウソで、胞子の付着は避けられないから、湿度と温度がある条件を満たせば、ある確率でカビというのは生えるらしい。もっとも、菌糸が1mmぐらい伸びた程度で、光学性能に影響するようなカビではなかったが。虫(ケナガコナダニ)の死骸も1こあったがこれは使っているうちに落ちて見えなくなった。

レンズを受け取ってから、秋葉原に行って、ラホールでカレーを食って、某カメラ量販店でデジタル一眼のイメージセンサークリーニングキットを買ってきた。今度は丸棒とクリーニングペーパーと洗浄液のセット。

帰ってさっそくD200イメージセンサーを掃除する。今回買ったキット、イメージセンサーにキズはつかないし、洗浄液も跡が残らず、簡単に掃除ができた。

しかし、最少絞りで白壁を写したところ、繊維状のクズがいくつかイメージセンサーに残っているのを発見。結局、ペンタックスのO-ICK1でそれらのゴミをとる必要が生じた。

かなり念入りにO-ICK1で掃除して、撮り直して分かったこと。湿式のクリーニングをする以前と、細かいチリが付着した状態は変わりなし。ガンコにこびりついたチリは、ペタペタ棒だろうが湿式のクリーニングだろうがとれないということが分かった。もうこれ以上はプロに頼むしかないと思われる。

今残っているチリは、f8で白壁を撮ったところ、まったく映らないことが分かった。通常使う絞りでは映らないので、もうこれ以上はチリのことは気にしないことにする。

今後のイメージセンサーのクリーニングの予定。通常の撮影でゴミが写り込んだ場合、まずブロワで吹き飛ばす。飛ばない場合、ペタペタ棒でとる。年に1回ぐらいは湿式のクリーニングをする。こんなやり方でやっていこうと考えている。