Great Spangled Weblog

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武器学校・土浦駐屯地開設71周年記念行事

2023年11月12日開催。

去年記念行事が復活したものの、参加者事前応募のため応募するも落選して行くことができなかった。今年は制限なしなので行ってきた。

天気は10℃以下の曇り~雨で真冬の寒さ。冬の服装で行ったので無事だったがうっかり軽装で行ったら危ないところだった。

今年は駐屯地内に一般駐車場がないということで、早めに出発して8:40ぐらいには予科練平和記念館に到着。しかし既に満車とのことで現地で隊員に阿見町総合福祉会館さわやかセンターに案内された。こちらは問題なく置けたが、バスを2台見送って3台目に乗れ、入場したのは9:40頃と1時間ほどロスした。雨なら9時前に着けば置けるかも、と期待したが武器学校は予想以上の人気だったので次からはさわやかセンターに直行しようと思う(また中に止められない場合)。

以下当日の写真。

入場がやや遅くなったのであまりいい場所が取れず、端の方から車両を狙うことにした。雨は装備アトラクションの時間帯が一番強く、16式機動戦闘車もこの通り雨の中。

一般公開はこれが最後となる203mm自走榴弾砲

同じく動く姿は見納めになる74式戦車

本州の戦車が大幅減勢になるため74式ほどは作られない予定の10式戦車。

AAV7。

78式戦車回収車。

90式戦車回収車。

11式戦車回収車。3種類の戦車回収車を一度に見られるのは武器学校だけ!

74式戦車の引退セレモニー。空包射撃を、ニコンZ6の高速連射H+モードで撮影。どうにか火焔が撮れた。

90式と10式が相次いで空包射撃。「車両の特徴を示すために動き出してから撃つはず」という予想は当たったが、連射の判断が遅れて発砲炎は撮り逃す。

99式自走155mmりゅう弾砲の空包射撃。203mm自走榴弾砲の引退セレモニーで、203mmは空砲を撃たずこちらが撃った。頑張って撮ったが火焔は見られず。

走行中の写真がブレブレだったので装備品展示でちゃんと撮った90式戦車

まだ「これで引退」という実感が掴めない74式戦車。動いている姿は見られなくなる。

74式戦車がベースなので近く見られなくなるであろう78式戦車回収車。

その左側面。大戦中の自走砲(ヤクトパンターやSU-85)の趣がある。

最新装備の19式装輪自走155mmりゅう弾砲。今はレーダーで大砲の発射位置はすぐ分かってしまうので、射撃した後迅速に陣地変換する必要がある。なら車両と一体化してしまえという大砲。大砲の重要度はウクライナの戦場で確認されたため現在最重要の装備の一つ。

車両はMAN社の車両を日本製鋼所ライセンス生産。大砲は99式自走砲のものを改良とのこと。

見納めとなる203mm榴弾砲

柵の中の展示だったので人が邪魔にならず真後ろから撮れたFH70。タイヤがあるのは陣地変換を素早く行うためだが、ついにこのような変形すらせずトラックから直接撃てるようになった。

88式地対艦誘導弾。通称「ほむほむミサイル」だが、奥の12式地対艦誘導弾が配備されているものの、まだ見られた。

装備品展示は例年グラウンドだったが、イベント会場のすぐ近くになってイベントと一緒に楽しめるようになった。イベント会場は銃器の展示コーナーもあった。写真は新しく採用された9mm拳銃SFP9。

20式5.56mm小銃も見ることができた。

89式戦車と3式中戦車。89式が自走可能になったのは15年も前だが、今はまたこの位置で休眠中。

退場してバスでさわやかセンターに戻った。バスは東部方面隊のバスが使われていたので撮影。観光バスなのに自衛官が運転していて何かと思ったら自衛隊の車両だったという。

またも武器学校は濃密な行事だった。