国立科学博物館の鳥展が去年の11月から始まったが、バタバタしているあいだに1月で終わりが見えてきたので、1月18日に行ってきた。
また日時指定でチケットを取るのか、などと思いサイトに行くと鳥展では日時指定はない。普通に大人2人のチケットをネットで買って朝から出かけた。
入場はスムーズにできて案外人が少ない、と思ったが中に入るとけっこう人がいて、熱気があった。若い女性が熱心に撮影しているのをよく見かけた。
写真は入り口のクジャク。性選択で豪華な尾羽を持つに至った。
入ってすぐに絶滅した鳥の剥製。特別展はだいたい入り口付近の展示が混むがここもそうで、人の頭の後ろからどうにか撮れた。
写真はキタタキ。かつて対馬にいたが今は日本では絶滅している。
トキ。一度絶滅して、今は中国から受領した個体を増やして再野生化を進めているところ。
新生代の巨大な鳥、ベラゴルニス・センデルシ。翼幅7mという史上最大の飛べる鳥。ケツァルコアトルスには及ばないが鳥もなかなかに巨大な種がいた。
中生代の鳥の系統樹。ジュラ紀中期に現れ、そのうちの1種が始祖鳥。
鳥は白亜紀に多様化し、小型の翼竜の生態的地位を奪っていったが、この図を見ると中生代では何度も種が減って、わずかな系統が次の時代に多様化したというのが見える。中生代にこのように多様化と絶滅を繰り返して、今の鳥の姿に進化していったようだ。
中生代の飛べない鳥、ヘスペロルニスの化石。ペンギンのように水中に特化した鳥で、まだ歯がある。この歯は魚を捕まえるのに役に立っただろう。
新生代の鳥。白亜紀末の隕石衝突の後、鳥は複数の種が生き延びている。新生代になると鳥は多様化する一方で大いに繁栄している。
以後は現代の鳥。写真はニワトリの原種のセキショクヤケイ。
ヨタカの仲間はいくつかの目に分かれている。その中にアマツバメ目があり、写真はハリオアマツバメとフィリピンシロハラアナツバメ。夜行性に特化したヨタカの仲間から分岐して、空を飛ぶことに特化したという。ハリオアマツバメは世界最速の鳥として知られる。また、生涯のほとんどを飛んですごす。
ペンギン。空を飛ぶ翼を水中を泳ぐヒレに変えて海で生きている。
ペンギンは南半球の鳥で北極にはいない。とはいえ、北極にもペンギンによく似た鳥がいた。写真は北極のペンギンともいえるオオウミガラスの骨格。乱獲で数が減り19世紀に最後の1匹が死んで絶滅した。
進化の系統樹を辿って様々な鳥が展示され、ここでは語りつくせない。写真は後半の猛禽類。
頭の上にはハゲワシ。
鳥の多様性について。カケスは日本のルリカケスが最初で、それから多様化していったという。
島国は固有の生態系ができやすく、日本も同様。日本で進化した陸上生物は簡単に海を渡れないが、鳥は飛んで移動できるので、日本の環境で進化した種が日本の外に出て分布を広げ、多様な種に進化するということが何度か起きたようだ。
鳥はいろいろ驚くべきところがある生物だが、雌雄の産み分けができるというのも驚いた。
売店の先にあったピーナッツとのタイアップ展示。
昼食はちょうど入れたので食堂でジュラ紀ハンバーグプレート。
日本館の貝類展も見学。科博の建物にダイオウイカの腕が巻き付いている。
帰りには市谷亀岡八幡宮に参拝した。ペットにご利益があり動物をつれた人が多数いた。




















