Great Spangled Weblog

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宇宙よりも遠い場所 STAGE11

宇宙よりも遠い場所』STAGE11「ドラム缶でぶっ飛ばせ!」

ストーリー

晦日昭和基地から日本に生中継をするという。事前の通信で家族と顔を合わせたキマリはタヌキ状に日焼けしていて笑われる。

続いて日向の元クラスメートから通信が。しかし、日向はカメラを大慌てで塞ぎ、その場から逃げてしまう。

中継の話が出ると話をそらしてその場から消えてしまう日向を気になって追う報瀬。外で雪の塊を蹴りながら、悔しがって叫ぶ姿を目撃する。

日向のことが気がかりで作業もどこか上の空の報瀬。そこに日向にメールがという話を聞き、悪いと思いつつもついメールを見てしまう。それは、日向の元クラスメートからの謝罪と応援のメッセージだった。

そこにちょうど3人が来て、日向は勝手にメールを見た報瀬を責める。「だって、心配だったから」と返す報瀬。何も話してくれないから心配でしょうがないと涙を浮かべて訴える。

昭和基地の居室で3人の前に事情を話す日向。陸上部で友達から応援され頑張り、1年ながら選手に選ばれた。しかし、それが上級生の機嫌を損ねる結果になり、「友達」は手のひらを返して日向を悪者にした。それが嫌で日向は部活をやめ、学校もやめた。

ルンドボークスヘッタで泊りがけの作業。日向は広大な景色を前に、まさに何もない、だからこそ南極に来たかったと言う。「友達」の話なんか無意味だから忘れろと。釈然としない報瀬。

夜。日向と2人だけになった報瀬。自分が日向のような目にあったなら平気ではいられない。日向のように笑ってはいられないと率直に言う。日向は「報瀬は私じゃないだろ」とまだ大人びた答え。しかし、「手袋をとれ、貸せ」と突然命じると、報瀬の素手を頬に押し当て、「ありがとう」と礼を言う。実は自分はまだまだ怖いのだと本音を吐く。そして、「連れてきてくれてありがとう」と重ねて礼を言う。

そして中継の事前交信。日向は「なあ、許したらさ、楽になると思うか?」と報瀬に問う…

視聴コメント

  • 冒頭小芝居w
  • キマリのタヌキ焼け
  • 館林を舞台にしたのは向井千秋さんの出身地だからというだけでなくタヌキのせいか!
  • 日向ちゃんの元友達から通信
  • 闇が深そう
  • ターボプロップ改造のDC-3とかいうマニアックな飛行機
  • 飛行機のモデルはこちら。

antarcticlife.blogspot.com

  • BT-67は観光でも南極に飛ぶとのこと(wikipedia情報)。
  • 雪上車の小旅行はここでも話があったのか。
  • 昭和基地の消印を自分たちで押す(不肖本で冒頭が昭和基地の消印だったのを思い出しつつ)
  • 「切迫してるんじゃないですか?」w
  • 極道13号w
  • 南極の夕焼け
  • (大晦日が近いと地平線に太陽がくっつくぐらいにはなるようだ)
  • 入浴シーン
  • やっぱり麻雀やるのか
  • 松実玄w
  • 「予備の白いの」w
  • 貴子仕込みの麻雀力
  • 家族麻雀で鍛え上げるとか咲かよw
  • アスミスメールの返事来ない
  • EH101で移動。
  • 回想シーンやばいな
  • スポーツは実力が一番だろう
  • 南極に行ったと聞いて友達ヅラしてきた元友達w
  • 人間関係あるある
  • 「ああ、友達だったんだー(棒)」
  • せやな
  • 雪解け水うまそうだな
  • 「ルンドボークスヘッタ」(聞いただけじゃ分かんないよ)
  • 「ケーキに囲まれてるみたいです」
  • 母親も同じことを言ったと言われてすこし感じ入る報瀬
  • 衛星から見えるマーカーを岩にペイントする4人
  • アスミスやべー
  • GEODETIC STATION JAPAN No 157
  • (1974年に設置された三角点)
  • キマリの卵好きという謎設定(そういえば顔が卵型ベースだ)
  • 日向とサシで話をしに行く報瀬
  • ついていこうとするキマリを結月が引き止める。芸能界で鍛えた空気読みスキルw
  • 手袋をとれ、からの尊いユリ時空
  • 「ちっちゃくないよ!」
  • 言葉に詰まった報瀬を速攻でフォローするキマリかっこいいな
  • 「とっくに前に進んでるんだよ!」
  • 熱いメッセージ
  • そこからのお前らの罪は絶対許されない宣言
  • これは日向でなくても泣く
  • アスミス返事来た!
  • ドラム缶で除夜の鐘
  • サブタイトル回収

解説

11話は日向の解決編。すごいな。「ごめんね」「いいよいいよ」で許すのではなく、許さないという結末。メールには「三宅さんを一人にしちゃってごめ」(んね)と一応詫びが入ってる。しかしそんなのは詫びたうちには入らないと。一回裏切ってる以上メールの一言で許せるわけがない。

一生モヤモヤしたものを抱いて生きろ、という報瀬はまさに正論。

これは報瀬でなく日向に言わせれば、とも思ったけど、報瀬は日向が言いたいことを勝手に考えて喋ってるのではなく、「私の友達を傷つけた代償だよ!」と、報瀬自身がむかついたから報瀬の気持ちをぶつけるという形になってる。

話の流れから日向も同じであることは間違いないが、日向は言わないで済ませることを報瀬はそうしないし、結果的に日向を救うことになってるのでいい話だなーと思った。

よくある、当人がそう思ってるかはどうでもよく、自分が勝手に代弁するというタイプの抗議ではない。二人が固い友人だからこそできるシャウト。

実は結月ちゃんと同じぐらい友達がいなかった報瀬と日向が、南極に行くことでここまで深い友情を結んでいるとは。

この回も心で泣いた。

報瀬のタンカは言葉が出てこなかったのか一瞬止まったんだけど、すかさずキマリがフォロー。一方日向の方には結月ちゃんがよりそってやってる。4人の絆の強さよ。

なお、羽生第三高校は当然架空の学校。県立は第一高校はあるけど第三はない。

話がややこしくなるからか番組では触れてないけど、羽生市利根川をはさんで南の埼玉県にある。日向のICカードの残高が高いのは、地元から離れた館林まで電車でバイトに通ってるから。定期買ってないところを見ると毎日通ってるのではないらしい。

このアニメでは羽生はあんまりクローズアップされてないけど、文学作品では『田舎教師』で知られる。といいつつ5話の日向ちゃんが登校する学生と反対方向に歩いて駅に向かうシーンは羽生市のロケハンの成果が活かされている(直接はまだ行ってない)。

それはそうと、この話も監督や脚本の人の修羅場をくぐり抜けてきた感がすごい。『よりもい』の成功でリアル日向ちゃん状態ではないかと心配になるレベル。

4人がテントで宿泊しているところは「ルンドボークスヘッタ」という場所で、昭和基地から北東に90~100kmのところにある。

下記参照。

kachimai.jp

kachimai.jp

キマリ達がペンキを塗っているのは三角点を対空標識にする作業。

「変な作業は得意ですね」というが、これだけの大きさにペンキを塗れば衛星からは確実に見えるはず。

南極の三角点と対空標識の話はこちらにもある。

www.env.go.jp

www.env.go.jp

対空標識はGoogle Earthでもそんなにはっきりは見えない。候補を2つ見つけたので貼ってみる。アスミスさんは見えない。

というか、ネタが同時期の『ゆるキャン△』と被ってて笑う。道路のライブカメラか衛星かのスケールの違いはあるが。

さすがにこちらのカメラは特定されているが、

live.lcv.ne.jp

見に行っても志摩リンはいない…(・ω・)。

ハイスピードよりもい

ハイスピード #よりもい 11話日向ちゃん。手のひら3個でやや時間オーバーの15分ぐらいかかった。sketch.pixiv.net

11話というとこのシーンかなと。ちょっと難しかった。

宇宙よりも遠い場所 STAGE10

宇宙よりも遠い場所』STAGE10「パーシャル友達」

ストーリー

昭和基地。ヘリコプターでペンギン饅頭号を発ち、ついに4人の女子高生は南極に到着した。

基地でネットがつながり、結月の母からメール。結月が朝ドラの主人公に決まったという。それは嬉しいが、南極から帰ると他の3人と一緒にいられなくなる。そんな話をキマリ達に話すと、「いいじゃん、もうみんな親友なんだし」と気軽に返される。

「親友なんですか?」面と向かって言われて戸惑う結月。キマリは意外な返事に悩む。結月は自分以外の3人こそが「親友」と言うが、その中に自分も入っていると確信が持てない。

結月の問いに「友達」とはなにか考え出だす4人。

考えながらクリスマスパーティーの準備や他の作業を進める。結月はドラマの主役を降りないという。同時に、3人に対して、「友達誓約書」を差し出し、これにサインを求める。

「こんなの意味ない」と否定する報瀬。「友達」の概念を理解しない結月に泣いて同情するキマリ。

夜。キマリ達が解凍した鶏肉などで、盛大な宴会が開かれた。

宴会の後にキマリが結月と2人だけで話す。出発するときに「絶交」を宣言してきた旧友、高橋めぐみの話をする。LINEの返事はほとんど来ないけど、それでもめぐみがどうしてるか想像できるという。「そんな感じ」と自分の友達感を伝える。

そこに突然報瀬と日向が合流。結月の誕生日のサプライズパーティー。感極まる結月。

翌日。キマリは結月とのLINEのやりとりでふと思いつく…

視聴コメント

  • ついに南極の大地が見えた!
  • 持ってきたお菓子食べたのに体重変わってないw
  • ヘリが怖い報瀬
  • ヘリで運ぶから合計100kgなのか
  • 甲板から仮装で見送るペンギン饅頭号の船員たち(尺の都合か仮装ネタはここだけ)
  • 夏なのであまり寒くない
  • 昭和基地の建物はゼネコンから行った夏隊が建設
  • JK隊は個室をもらえる
  • 「壺魔人がトイレから出てこない」w
  • 昭和基地の風景と南極トリビア
  • 基地のネットにつながりメールが届く(伏線)
  • マスクで顔が見えない
  • 「時計の針を一番進めるのは忙しさである」(三宅日向名言集その5)
  • (年度末にそれはシャレにならないからやめてw)
  • 友達とは何か。いつから友達なのか、どうすれば友達なのか
  • 難しいやね
  • 基地の暮らしでは食事とイベントが大切だという
  • 閉鎖空間で単調な生活というのは厳しいからね
  • 結月ちゃんからケーキもらうとかうらやましすぎる
  • ケーキに対してあえて遠くから結月ちゃんの歌を流してお礼する紳士
  • 結月から友達誓約書がw
  • 誓約書は重い…
  • ナチュラルフレンダーキマリは友情を理解できない結月が可哀想でマジ泣き
  • (思い付きで書いたけどナチュラルフレンダーってなんだよ)
  • 報瀬と日向の夫婦感w
  • 日向の誓約書の説明がリアルすぎてw
  • 「疑われる気がする」それな
  • 白夜か
  • キマリはそういえば面倒くさい「友達」抱えてたな
  • 「Our Friend Yuzuki」か
  • 「ね」
  • 「友達って多分、ひらがな一文字なんだ」
  • 「ね」「ね」「ね」
  • くそう、ひらがな一文字で泣かされたw
  • さすがに同時期に放送していた『スロウスタート』のOP曲が「ne! ne! ne!」になるとは予想できまい
  • プルルパチパチ

解説

不肖・宮嶋氏の南極本で印象的なのが観測隊の仮装。選ばれてここに来た名だたる南極観測隊の面々がしらせの船内や昭和基地でアホな仮装をやるという。不肖本に何枚も写真がある。

このアニメではペンギン饅頭号のヘリ甲板で見送る船員の仮装を一瞬だけ映す。2クールの尺が取れれば仮装だけで1本できただろうに惜しい。

まあ報瀬・日向でサンタクロース・トナカイやってたから仮装要素がそんなに少なくはないが。

昭和基地で、夏隊のみ参加ではあるが、JK隊は越冬隊用の個室を提供される。中は極地研の南極・北極科学館の展示そのまま。

昭和基地の生活が始まっていろいろと南極トリビアが明かされていく。

一方で、女子高生4人の一人一人の問題が南極の地で解決していく。

まずは末っ子の白石結月ちゃん。

自分も含めて4人がとっくに親友であるということが理解できず、帰った後また友達がいなくなるのではと不安に思う。それを口にして全員が友情とは何かを真剣に考える。

答えを思いつくのはキマリなんだけど、見守る報瀬と日向もいい感じ。ニコニコ動画では「夫婦」というコメントがw

でもまあ、確かに、この4人で友達が一番多そうなのはキマリだから(というかキマリはフレンドリーすぎてむしろそれが弱点と言えるレベル(友達の友達の気まずさが理解できないし友達の裏切りも想定できない))、報瀬の相談はキマリが中心に考えるだろうし、そうすると報瀬と日向は傍で見守る役になるか。

友達と言えばめぐっちゃんのことが、と考えながらキマリが「平仮名一文字!」とひらめく。

で3話を見直すとファミレスでキマリ、報瀬、日向が「ね」「ね」「ねー」と言っているという。

「ね」だけで意思伝達ができる。友達とは大太刀祢々切丸で討伐した荒魂「祢々」だった。

「ね」ネタが3つもかぶるとは2018年1月期のアニメはどうなってたんですかね。

とにかく、友情の明るい面の話はこれで一応完結(そしてダークサイドが…)。

話変わって。10話は南極に着いて早々にクリスマス会。

昭和基地では11月20日頃から1月20日頃までの約2か月間、一日中日が沈まない白夜だとのこと。結月ちゃんの誕生会もだいぶ夜のはずだけど外は明るい。

shirase100.org

地球に四季があるのはご存知の通り、地軸が公転面に直交していなくて、法線から23.4°の角度を持っているから。このため、極が太陽の側に傾いている半球は夏に、夜の側に傾いている半球は冬になる。

そして、北緯66.6°(90-23.4=66.6)より北と、南緯66.6°より南はそれぞれ北極圏・南極圏となって、夏や冬に一日中日が沈まない白夜や一日中日が出ない極夜になる時期がある。

昭和基地は南緯約69°にあり、南極圏にちょっとだけ入っている。

これを図にするとこんな感じ。

日本が冬至のとき南極は夏至で、図にあるように地球が自転してどの角度になっても太陽の当たる側にある。

図を作ったついでに、昭和基地で太陽が一番高くなる角度も測ってみた。地平線から44.4°なので、極地は太陽が低い、という先入観があったけど、案外太陽が高い。

館林市がある群馬県南部は北緯36°ぐらいだから、この図と同じようにして夏至の日の一番高い太陽の高さを計算すると77.4°、天頂から12.6°しかないからほとんど太陽がトップアタックする。もちろん南極の夏よりはるかに太陽が高い。

一方、冬で一番太陽が低い日は最大でも30.6°までしか上がらない。

昭和基地の夏の昼間の太陽は日本の冬の太陽よりは高くまで上がる。海に近いこともあり、夏は比較的温暖というのもこれで納得。去年12月の昭和基地の気温が気象庁で確認できるけど、最高気温がプラスの日が多く、平均気温もプラスの日がある。

https://www.data.jma.go.jp/antarctic/ant201812.html

夏に昼近くの太陽の高さが40°を超えて日本の冬とあまり変わらず、周囲が雪で反射が多いとなれば、相当まぶしいというのも推測できる。しかも日が沈まない! 確かに日焼けには要注意。

空気が乾燥しているのは、外の冷えた空気を温めているせい。

例えば気温0°だと飽和水蒸気量が4.85g/m3。気温20°では17.2g/m3なので、気温0°・湿度100%の空気を温めたとしても、湿度は4.85/17.2=0.28(28%)になるから、かなり乾燥した空気になることが電卓をたたいても分かる。もっと湿度が低かったり温度そのものも低かったりする空気を温めることになるから屋内は確かに乾燥するだろう。

屋内は人がいたり何かと水があったりするからそれなりの湿度にはなるのだろうけど、日本でも冬の屋内は乾燥しがちなので、南極がそれより条件がいいことはない。

ハイスピードよりもい

ハイスピード #よりもい 10話。昭和基地でファンを見つけた結月ちゃん。ブログにぱぱっと描いた絵を載せようとやってみましたが模写しかできませんでした。残りあと3話(最終回でやめるとは言ってない)。sketch.pixiv.net

10話の主役結月ちゃん。

関連リンク

理科年表 2019

理科年表 2019

宇宙よりも遠い場所 STAGE09

宇宙よりも遠い場所』STAGE09「南極恋物語(ブリザード編)」

ストーリー

流氷の間を進むペンギン饅頭号。4人は藤堂吟隊長が花を持って甲板を歩くのに気づく。報瀬がそれを目で追っていると、「好きなんです!」と財前から唐突に告白される。

財前が藤堂吟隊長を好きになったので相談に乗ってほしいと。改めて鮫島料理長と相談に来て、報瀬が隊長と知り合いだから仲を取り持って欲しいという。

報瀬は、ただの知り合いという以上では特にないという。では次に隊長に話を聞こう、となるが、報瀬はそれに激しく抵抗する。

一方、吟はかなえに報瀬の話をする。2人は古くから知っているが、あまり話をする間柄ではなかったという。お互い距離があり、今更話すこともないという吟に、かなえは、母のことをきちんと話するよう勧める。

吟は、貴子が行方不明になった時も隊長だった。雪上車がブリザードに襲われているとき、彼女が消息を絶った。貴子の救出を諦め、犠牲者を出す形で前回の観測を終えたのは、吟の判断だった。

一方、報瀬抜きで動画取材した結果、吟隊長にとって財前は「雲みたいな人」という答えだった。

迎船長も吟と報瀬がきちんと話しをするべきだと言う。吟は、報瀬が自分を恨んでいると考えている。

そして、吟と報瀬が話をする機会が来た。吟は自分を憎んでいるのかと訊く。

「憎んでません」と答える報瀬。吟に落ち度がないならそれでいいじゃないかとも。

それが本心かと聞く吟。それに対し、どう感じるのが正しいのか、そこからがまず分からないと報瀬。普通に南極観測に出かけた母が、帰ってこなかった。学校に通う日常で、母だけが消えた。死んだはずと言われても、それをどう感じたらいいかさえ分からない。そんな宙ぶらりんな毎日がただ続いていたと涙声で語る。それを変ええたくて、「宇宙よりも遠い」南極に行くんだと。

そのとき、大きい音と揺れが。船がついに凍った海にぶつかった。「砕氷」が始まる。

一方、財前の恋の行方は…

視聴コメント

  • 船上長縄跳び大会とか小学校の長縄跳びよりシビアなスポーツが世界にはあるんだな
  • 「死ねばいいのに」www
  • 幼女報瀬(もどして)
  • 吟隊長は子供はいない(未婚とは言ってない)
  • 貴子の殉職を伝えに来たのが吟隊長なんだよな
  • 「雲みたいな人」で「上層雲と中層雲と下層雲と違うし」とふたたび松岡氏のマジレスw
  • 今回回想シーン長め
  • 幼少期からの知り合いでよく家に来ていた母の友達が、母の行方不明を伝えてきた当人というのはつらい
  • 報瀬のモヤモヤした状態が、船が氷にぶちあたった場面と重なるのだな
  • そして何度も前進後退を繰り返して氷を砕く報瀬
  • 「「「行け!」」」
  • 砕ける氷
  • なかなかの爽快感
  • 貴子は夜に雪上車から遭難
  • 「きれいだよ、とても」と無線をよこす
  • 多分それが最後の交信
  • 南氷洋まで来て、藤堂吟隊長の目に涙が
  • 財前、鮫島に恋するw
  • 氷の上に降りてもいいという。「半径5mまで」
  • しかし、彼女たちにとってそれが初めての南極
  • で、出てくる言葉が
  • 「ざ ま あ み ろ ! ! !」
  • マジ言いやがったwww
  • 後ろ姿は泣いてるみたいだったのにまったくw
  • それも船全員かよ!

解説

陸地はもう少し先だけど、ついに南極に到達した。

半径5mとはいえ、タラップから氷の上に降りられる。多分、5mより先は氷が一体となってるか分からず、下手すると漂流する事態になるんだろう。

その第一声が「ざまあみろ」かよwww

この爽快感はたまらない。

小淵沢貴子が3年前に行方不明になり、突然日常にぽっかりと母の分の穴が空いた報瀬。母の死を実感できず、モヤモヤした日常が続くという。家族の死を、死の実感がない状態の家族の不在というところにフォーカスしたのはさすがだと思う。

並行して、吟も貴子の捜索を諦め、しかも最後の交信を聞き、犠牲者を出す形で隊の帰還を決断しなければならなかった。日本に帰ったら貴子の家族にもその事実を伝えなければならない。大人組のつらい事情もしっかりと描いている。

報瀬はモヤモヤしていて吟に会いずらい。吟は、自分が貴子を死なせたのだから恨みを買っているはずで、報瀬に会いずらい。

それでも報瀬は自分の隊に加わって南極を目指している。

会いずらいなら会わないでいい、という行動をこの旅は許さない。

2人の気まずさと心のモヤモヤを、氷の海にぶちあたる船で見える形にして表現しているところもさすが。

そして、砕氷船ならではのラミングで氷を砕く。報瀬と吟のモヤモヤした気持ちと一緒に砕く。満載排水量22,000tの重さで砕く!

見ていて一緒に「行っけぇぇぇぇ!」と心で叫んだ。

ペンギン饅頭号(元しらせ5003)の船内がメインの回はここまで。

砕氷艦しらせ(5003)はリアルでは海上自衛隊が南極観測任務のために保有する艦艇。ユニバーサル造船舞鶴事業所で建造。2008年4月16日進水。2009年5月20日就役。

基準排水量12,650t、満載排水量22,000tは、同じ年に就役したDDHひゅうがに対し基準排水量はやや小さく、満載排水量はこれを超える、当時海上自衛隊最大級の船。

南氷洋のその先の昭和基地に到達するため、ラミングにより氷を砕く砕氷艦

砕氷艦なので、船体がそれに適した形になっていて、さらにフィンスタビライザーをもたないため、外洋ではよく揺れるとのこと。それが8話のあの展開になる。

推進機関はディーゼルエレクトリックで、ディーゼルエンジンで発電し、その電力を使ってモーターによりプロペラを回す。エンジンとプロペラの間に複雑な歯車は不要になり、モーターは逆回転も容易に可能なので前進後進も簡単に切り替え可能。

ディーゼルエレクトリック推進はしらせ5002で実績を積み、5003からは統合電気推進となり、動力用のディーゼルエンジンが艦内の他の用途の電力も担う。

電気推進はしらせ5002が直流モーターだったのに対し、5003は交流モーターで、インバーターにより回転数に応じた交流電流を生成する。要するに電車やハイブリッド車と同様の高効率の推進システム。

検索したらこんなPDFを見つけた。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jime/45/2/45_206/_pdf/-char/ja

しらせ5003は現代の船らしく、環境にも配慮し、昔の船ならそのまま海に捨てていたであろう廃棄物も船内で処理するようになってる。汚水は海に流す前に浄化し、固形物は船に保管して持ち帰る。

『Febri』誌の記事によると、南極に着くまではくすんだ色合いにし、南極では強い日差しを意識した鮮やかな色合いにしたという。そう思って見ると確かにこれ以降色合いがすっきりしてる。

人物の光の当たる側が白い縁取りになっているのも、南極の強い日差しをイメージしたという。

9話は南極に到達する直前。長い旅のゴールを前に、問題を解決するための障害を取り除く話。

まずは報瀬と吟の間の壁を、氷を砕くシーンに重ねて粉砕。

そして報瀬がやりたかった「ざまあみろ!」を全員で。女子高生4人と、民間観測隊の大人組の気持ちが完全に同調する。

そして次回からはいよいよ南極大陸に到達。

この辺から年度末で忙しくなってきたので、遅めに帰ってきて毎回生で見ていた。BS11では火曜日の23:30~の放送のため。その後でニコニコ動画でもう一度見て、録画は見直さなかった。なので、ストーリーのところをノートPCに打ち込みながら見たのが録画の初視聴になった。

で、時間を置いて改めてみたら、南極に行くことで女子高生4人の色々なことが解決してゆくという展開だった。まさに、目的地を目指す旅の物語。

欲を言えば、全13回ではなく、もっと話数を確保できていればよかった。それでも、オリジナルアニメとしては取材などの準備も予算もたっぷりで、非常に恵まれた作品だと思う。それはいしづかあつこ監督や花田十輝氏らが提示する作品の企画が魅力的だったからだろう。そういう制作のためのリソースを確保するところもアニメスタッフの力量のうち。

なお、(ブリザード編)以外の恋物語はない。この作品での恋愛要素の位置づけが分かりますねw

ハイスピードよりもい

ハイスピード #よりもい 9話は迎千秋船長。アニメで美少女になるおっさんは多いがアニメでおっさんになる女性はさほど多くない。sketch.pixiv.net

9話は砕氷船が氷を砕く話なので船長。宇宙飛行士の向井千秋さんと名前の読みが同じというw 男女両方に使える名前とはいえそのままの名前でおっさんキャラになるとは。

宇宙よりも遠い場所 STAGE08

宇宙よりも遠い場所』STAGE08「吠えて、狂って、絶叫して」

ストーリー

キマリ達を乗せてペンギン饅頭号はフリーマントルを出向した。もう引き返せない。

4人は船内の動画取材や調理場の手伝いなどをしながら、船の生活に慣れていく。鮫島料理長からは「早く船に乗れるといいね」と意味不明のことを言われる。

不思議に思いつつ、運動、入浴、食事とたわむれつつ生活を続ける。

しかし、異常な眠気に襲われる結月がやがて吐き気を催し、全員が船酔いで寝込んでしまう。出すものがなくても吐き気だけは続く。無理にでも食べた方がいいというかなえからのアドバイスで食事を取るにはとるがリバースの連続。

南極を目指す船は揺れが大きくなる一方。停泊してもかなりの揺れ。そして、「吠える40度、狂える50度、叫ぶ60度」とさらなる荒れ狂う海へとつき進む。

大きく傾いて揺れる船の中。船酔いで寝ることもできず、外は荒れ狂う海の音。ひどい絶望感。しかし、自分が選んでここにいるのだと気づくキマリ。そして吐くことに慣れてきたことに気づく4人。それは4人が船に「乗れる」ようになってきたきざしだった…

視聴コメント

  • 温かい地面を惜しむ四人
  • 十字になって寝転がり、「南極でまたやろうね」
  • サブタイトルからすでにゲロインw
  • 隊員にインタビューという形で南極観測についての説明
  • ジャガイモをオピネルのナイフで剥く
  • (船内ポスターのステーキを切る用の「アーミーナイフ」がこれと思われるのでオピネル確定。折りたためるからシース不要で船に積むには便利なはず)
  • 船内の運動とか大変だな
  • 体が基本か
  • 2話の超速ランナーも伏線だったんだな
  • しらせ5003はひゅうがと並ぶ1万トン超えの自衛隊最大の艦艇だったから一周回るとけっこうな運動になるはず(今はもっと大きいいずも級があるけど)
  • 「死なせますヨン♡」
  • 貴重な入浴シーン
  • 海水風呂
  • 髪の毛キシキシ(はいふりで見た)
  • キマリの前髪の秘密がw
  • シャワーは一応淡水である
  • キマリと報瀬のメシの量w
  • 眠気からの吐き気(第一号は結月ちゃんだったか)
  • Bパートパイプからとかw
  • 船酔いで双眼鏡覗くとかw
  • 南極までの間に海が荒れるのはそんな理由だったのか
  • 場面が突然暗くなって揺れが激しくなる演出すごい。
  • キマリの自分で決めてここにいる発言から流れが変わる
  • まだ船酔いはあるけど、吐き気に慣れるという開き直った態度は船酔いを克服しつつあるきざしだった。
  • 4人で申し合わせてデッキに出る。
  • 波をかぶって軽く死ぬどころかきわめて死にそうな状況
  • まあわざとやってるわけだが
  • アニメの無謀ゼッタイ許さないマンがSNSで大暴れw
  • 無茶を承知でやってるし手すりをがっちり掴んで流されないようにしてたんですがね
  • 挿入歌とともに南氷洋の氷山が…

解説

フリーマントルからペンギン饅頭号が出航。

ここで三宅日向名言集その1。

引き返せるうちは旅ではない。引き返せなくなったときに、初めてそれは旅になるのだ。

これによれば8話からが本当の旅。

外洋に出たらヘリコプターでも陸まで戻れなくなるから、もはや4人ぐらいでは死んでも引き返せない。

OPEDで「フラテルニテ」と不穏なワードが出る仰向け4人十字はフリーマントルのこのシーンが実際にやったシーンその1。

放射状に寝転がって仰向けになるポーズは『ハナヤマタ』でもやってた。あっちは5人(年末年始にニコニコ動画でポイント使って一気見した)。

南極に行く航路で船がやたら揺れることは、前回紹介した『不肖・宮嶋 南極観測隊ニ同行ス』にも出ている。船酔いを覚悟していたら全く酔わない。不肖氏は海自のカンボジアまでの無寄港航海に同行取材したときに慣れてしまって、しらせ5002の揺れは全然平気だったとか。カンボジア無寄港航海は『ああ、堂々の自衛隊』参照(電子書籍あり)。

なぜ南極までの海が荒れるのかはこのアニメで初めて分かった。南極大陸がおおむね南極圏(地軸から23.4°の範囲、南緯66.6°)の内側にあり、その周りを海が一周しているのが理由。

地球は赤道付近が暑く、赤道から南北に離れると寒い。赤道付近で温められた空気は膨張して軽くなり上昇する。そして北や南に運ばれ、冷やされて下降する。

地球は地上で見ると東に向かって自転していて、赤道付近は一番スピードがある。地球の周長約4万kmを24時間で一周するから、その速さ時速約1670km/h。赤道付近から南北に向かう上昇気流はこれだけの速さを持っている。

赤道から離れた空気は、より周長が短くなる北極側、南極側に移動すると、地上の速度が赤道ほど速くないから、慣性で東に移動する。これがいつも西から東に吹いてる偏西風の理由。

逆に極地の方で冷やされた空気は、速度ほぼゼロから速度1670km/hの赤道まで移動する間に、地面に置いて行かれるので、西向きの東風になるのだけど、地表に近いので摩擦で勢いを殺されてあんまり強く吹かない。

上空は邪魔するものがないので、ジェット気流とかすごい風になってる。

海の波は風が起こしている。風と海面の間の摩擦力が海に波を生じさせる。だから、風が強いときには波も強い。

とはいえ、波を起こす風は海面近くの風なので、陸地、中でも高い山があるとさえぎられて弱くなる。しかし、南極の周りは一回りぐるっと海で、一番狭いところも南米南端-南極半島北端で約1000kmもあるから、風の勢いが衰えず、その結果波も強くなる。

南極行くのに船がやたら揺れる理由は、地球が球体で自転しているという簡単な物理で説明できるので面白い。

船酔いしないためには、自分が船に揺すられているのではなく、自分が船を揺すっているつもりになれ、と言われることがある。車の運転手は車酔いしないことを考えるとなるほどと思う。

8話ではキマリが、「自分で選んでここにいるんだ」と気づくことが船酔いを克服するきっかけになる。

自分が受動的に流され、揺すられているのではなく、選んで今この道を進んでいる、と気持ちを切り替えることが大事なんだと思う。この切り替えができることが、鮫島料理長の言う「船に乗れる」ということなのだろう。

まあ本当のところは三半規管が慣れて体が船乗りになっただけだとは思うけど。

生理的な現象はともかく、物語としては、ここで4人が南極への旅をハックしたと、さらに言えば人生さえハックしたという、大きい成長を描いているのだと思う。

まあ、「ハック(hack)」という単語で表していいのかは本当はよく分からないけど。8話は4人が旅や人生を自分のものにした。荒波を多少被っても平気だ。船の揺れぐらいなんでもない、と気持ちが切り替わる瞬間を描いた話だと認識している。

ハイスピードよりもい

ハイスピード #よりもい 8話。提供絵の結月ちゃんが可愛くてこのシーンを選びましたが要素が多くて予定時間の10分をオーバーしてしまいました。手とか表情とか勉強になります。9話以降はまた後日。sketch.pixiv.net

8話はいろいろ考えたけど提供絵の結月ちゃんが可愛くてこれに。録画を一時停止してひたすら模写(トレスではない)。

宇宙よりも遠い場所 STAGE07

宇宙よりも遠い場所』STAGE07「宇宙を見る船」

ストーリー

日向のパスポートが見つかり、予定通りフリーマントルにやってきた4人。かなえ副隊長と再会。七神屋ペンギン饅頭号(元しらせ5003)の船内を案内される。

続いてビデオで船内レポート撮影。船の大きさを実感しつつ、船長や隊長とも会う。

買い物を頼まれて市場へ行く4人。買い物のタイミングがおかしいこと、買うものが少ないことなどが分かり、民間観測隊の予算や意義に疑問を覚える。

「南極に本当に行けるのか?」疑問をかなえ副隊長にぶつける4人。人も物も少ないのは事実。でも、行かないという選択はないという。

南極に行く目的は「空を見に行く」という。民間観測隊の本当の目的は何か知りたがる4人。夜に覆面をして情報収集に出かける。

隊員がフリーマントルで飲んで喋っているのを見つけこっそり盗み聞き。隊員のグダグダが見られただけで特に情報なし。

しかし、4人は「貴子が使っていた」という船室で、ベッドの裏に蓄光塗料で描かれた星を見つける。そして、藤堂吟隊長から最大の目的、南極の天文台建設計画を知らされる。

その計画は貴子の犠牲を招き、観測隊派遣はより困難になっていた。それでも、隊員の多くが計画を遂行したい、南極に行きたいと願っているという。

出港を翌日に控えた夜、ペンギン饅頭号の船上で盛大な宴会が開かれた。ここで4人はそれぞれ南極に行く想いを語る…

視聴コメント

  • 昭和基地が民間に移譲されるとかすごい設定
  • 3年前の回想だった
  • かなえさん同じことやってるよ(しかし貴子はいない)
  • OPが「熱いメガネ煽り」と呼ばれるようになるw
  • Aパートはビデオ録画から。キョドる報瀬。
  • しらせ(5003)はマジ大きい
  • 高いところは「普通に死にます」なのかw
  • ブリッジでの不穏な会話に気づく結月ちゃん
  • 船長が「迎千秋」という読みが宇宙飛行士そのまま
  • アニメに美少女になるおっさんは多いがおっさんになる女性というのは珍しい
  • (『恋姫†無双』で貂蝉という例がある。おっさんというには若いか)
  • ヘリが1機のみというのがギリギリ感を示している
  • ふつうは冗長性を考え2機搭載
  • アスミス出演。人妻なのをいいことにとんだ不幸キャラw
  • 「お持ち帰りします?」「しねーよ!」(松岡の熱いマジレスw)
  • 仲間内で面倒というよりこの人が面倒そうw
  • 「ニンゲン」ネタをここでぶっこむのか
  • 例の東屋で能登さんと茅野さん
  • 貴子母ちゃん報瀬そっくりw
  • 3年の変化がひどいな。髪が薄い、離婚、無職w
  • 結月ちゃんの年下アピールがあざとかわいい
  • 背は小さいけど、心も胸も大きい日向ちゃん
  • 報瀬はコミュ障傾向のくせにブチ切れるといいこと言うんだよなw
  • 今回はちょっとうるっとさせる程度で、フリーマントル出航への期待が膨らむ
  • EDで太陽が北の空を回る南半球演出に今頃気がついた

解説

フリーマントルでいよいよ七神屋饅頭号(元「しらせ」5003)に乗る。出航-南極への引き返せない旅までもう少し。

フリーマントル」という地名に興奮するのは不肖・宮嶋カメラマンだけでいいですw

この不肖シリーズの南極本『不肖・宮嶋南極観測隊ニ同行ス』は面白いんだけど、写真は間違いなくカメラマンの仕事であるが、レポートが話を盛りすぎかつ登場人物の意向をガン無視して書かれていて、南極関係者からきわめて不評という困った本。

序盤からフリーマントル略して「フリマン」とかどうリアクションしろとw

雪上車で同行した中国人隊員は工作員ではないかという妄想をふくらませ、雪上車のトラブルに乗じて作戦を遂行したらこんなだろうかという場面が書かれている。作中明らかにネタと分かる書き方ではあるが、「そういう目で自分を見ていたのか」と当人にしたら不愉快に思うだろう。実際かなり不評をかったことは後書きで宮嶋茂樹氏本人が書いていて一応ゴメンナサイとは言っている。なお、本文記事は勝谷誠彦氏が担当。

こういう本なので、アニメ制作側が言及することはコンプライアンス上ないのではと思うけど、作品を見るとどうも本書も参照してるのではという気がしてならない。

地平線の上を一周する極地の夏の太陽。空中に投げたお湯が一瞬で凍り煙になる現象。雪上車での長旅。船上での仮装。どれもこの本にもある(もちろん他の本にもあるだろう)。

この本で笑うのが、シャンプーの臭いを書いて興奮するというエピソード。1話で報瀬のリンスの臭いが鍵になる展開で(おや?)と思ってしまう。

また、南極越冬隊を勤めると既婚者は夫婦の絆がより強まるが、未婚カップルは分かれる確率が高いという。これもアスミスのキャラを見て(おや?)と思ってしまう。

もちろんこの本を読まなくてもアニメを楽しむのに全く問題はない。

読んでも人生の時間を無駄にしたとは思わないで済むのではと私は考えているが、「訴えてやる」と怒り心頭な人もいるのでお薦めまではしない。

予算、人員、物資、すべてが不足気味の民間南極観測隊。それでもヘリコプターは今の南極観測隊が使っているのと同じアグスタウエストランドのEH-101。

機体は新しめだけど、機数は1機のみ。国の観測隊は南極仕様のCH-101を2機に小型のヘリコプター1機も追加で搭載するという。

事故の可能性は高くないにしても、故障や悪天候など様々な要因で飛べなくなる事態が起こり得るから、冗長性を考えて最低2機は持って行きたいところ。

海上自衛隊ではCH-101は3機調達しているので、そもそも船に乗せる2機に対しても予備を確保している。

EH-101、AW101、MCH-101、CH-101。呼び名は複数あれど、アグスタウエストランドが開発した3発の大型ヘリコプター、なぜか縁がなくまだ1機も見たことがない。

その前に使われていたS-61A-1は、2008年の退役記念イベントに館山まで行ってきた。名機シーキングはこれを最後に日本では全て現役引退。

かつては固定翼機のピラタス・ポーターを持って行ったりもした。群馬県東部の人がまばらな地域で試験飛行しているのを見たことがある(双眼鏡で赤いポーターであることは確認してるので、間違いなく南極観測隊の機体だと思う)。

日向ちゃんがふざけて言及してる「南極ニンゲン」というのは、ネットでひところ話題になったUMAのことかと。

南極のニンゲン - Wikipedia

wikipediaには想像図が出てるけど、その割に記述はまちまちで、いまいちイメージが確定されていない。

ハイスピードよりもい

ハイスピード #よりもい 7話。そういえば7話から本式にオレンジと白のジャケット着てるんだなーと(5話でも晴海で着てますが)。吉松氏のキャラデザは少ない線でも髪の毛を繊細に表してて模写の時勉強になります。sketch.pixiv.net

7話は報瀬さん。ここから観測隊員と同じオレンジと白のジャンパーをいつも着るんだなあと感慨深い。

関連リンク

不肖・宮嶋南極観測隊ニ同行ス (新潮文庫)

不肖・宮嶋南極観測隊ニ同行ス (新潮文庫)

宇宙よりも遠い場所 STAGE06

宇宙よりも遠い場所』STAGE06「ようこそドリアンショーへ」

ストーリー

エアバスA380フリーマントルまでの経由地、シンガポールに到着する4人。海外に来て物珍しさに興奮するキマリ達。仕事で来たことがある結月だけは冷静。しかし、ホテルの部屋割りがキマリと同室になってしまい深い失望を覚える。

貴重品をしまうとき何かに気づく日向。とりあえずごまかす。ホテルに荷物を置いたらシンガポール観光。

マーライオン。「思っていたよりがっかりしないな」。夕食もたらふく食べる。

ドリアンアイスで一息ついたとき、日向が結月にパスポートのことを聞く。

またひとまず置いて、高層ホテルのプールと夜景。

荷物を気にしている日向、「何か隠してますよね」と結月に問い詰められる。

日向はパスポートをなくしていた。ホテルで荷物を全部調べても出てこない。急遽作戦会議。結月がノートPCで確認すると、大使館で最短半日での再発行が可能。ただし、土日は休みとのこと。飛行機を次の便に切り替えれば再発行できて、船にも間に合う。それで行こうとすると、報瀬が弱気の発言。逆に日向が気楽な態度を示す。「あと一日」あれば見つかるだろう。

報瀬とホテルの部屋に戻った日向。やっぱり3人だけ予定通り明日の便で行け、自分だけ後から追いかけるという。いや、4人で一緒行くと譲らない報瀬。迷惑をかけたくない。気を使われるのも嫌だと断る日向。ふと昔のことを思い出す。その場はわかったふりをする報瀬。穏やかに床につく2人。

翌朝。うっかり寝過ごしてしまった日向。3人はもうホテルにいない…

視聴コメント

  • 飛行機あるある
  • シンガポールロケ作品は『プラスティック・メモリーズ』以来久々に見る
  • 「前来たときも軽く死にそうになりましたし」
  • 館林の暑さはシンガポール並ですかそうですか
  • プラメモで見た観覧車が
  • (観覧車ということ以外はかなり違います)
  • プラメモの遊園地で見たラッパ型オブジェのオリジナルが
  • 「なんですか? これ」
  • 花田先生ぶっこんできてるなw
  • サイズ間違えた料理w
  • ドリアンてそんなに臭うんですかね
  • リバースw
  • ゲロインも伏線とは
  • 日向ちゃんのダサTが一周回ってむしろいい
  • 芸能界で鍛えた結月さんの勘の鋭さw
  • Bパートでパスポート探すわけだけど完全に忘れてる報瀬さんwww
  • 入浴シーンカットですか
  • 報瀬の気遣いにむしろうろたえている日向
  • 過去のトラウマが友情にブレーキをかけてる感じ
  • 「記にしなくていい、全部私の問題だから」
  • 「私にも問題ある」
  • ありますねw
  • 便を変更できるチケットだったんだな
  • 「チェンジ、レイトツーデイズ、エア!」
  • 100万円バーン!
  • 無茶苦茶な英語、それより日本円w
  • よく日本円でチケット買えたなw
  • なぜそのポシェットを今の今まで開けなかったんですかねw
  • ドリアンショーで〆るw
  • キャンセルはいいけどよく日本円戻ってきたなw

解説

6話で4人は日本を旅立ち、ペンギン饅頭号の寄港先フリーマントルに向かう。

といっても直行便はないらしく、シンガポールで1日乗換え待ち。

飛行機はシンガポール航空エアバスA380

シンガポール航空 エアバスA380 ビジネスクラス搭乗記 SQ619 関西-シンガポール | デジコンシェル

エアバスが開発した世界最大の旅客機、A380を最初に受領したのがシンガポール航空。学生だからLCCじゃないのかとかそういうツッコミは野暮で、ここはどーんとA380を出すべきだと自分も思う。

シンガポール航空の写真はないのでルフトハンザ航空のA380の写真など。

シンガポールが舞台なので当然のごとくシンガポールでロケハンしてる。

アニメでシンガポールロケというと『プラスティック・メモリーズ』を思い出すわけですが。あの作品は未来の日本のイメージとしてシンガポールの風景を使っている。かつて『作成ソラリス』というソビエトの映画が日本の首都高の風景をそのまま、未来都市のイメージとして使っていたけど、今は日本以外の国の方が未来都市というイメージが強い。

そんなシンガポールの観光スポットを次々映していくけど、日向ちゃんは不安でいまいち楽しめない様子。

パスポート紛失という海外旅行あるあるネタ。またベタなネタで来たなーと思ったのだが。

ノートPCでネットに接続して速攻で再発行について調べるとかさすが現代のアニメ。

一方で、普段しっかりしてるだけに、パスポート紛失という不手際もなんとか取り繕うとして、むしろ報瀬の不評を買う日向ちゃん。気を使われるのが嫌い、というのは、「しっかりしている」というより、「他人を信用できない」というのが現れてる。

他人が信用できないから、解決策も「自分がなんとかする」しかない。仲間を頼る、という選択肢がこのときの日向にはない。

ただ、明日1日あればなんとかなるという楽観的な態度は、半分以上強がりだったとしても、今回のトラブルの解決にものすごくプラスに働いたと思う。

なにより、報瀬に考え、行動する時間をくれた。

で、空港で100万円バーン!

「気にするなと言われて気にしないバカにはなりたくない!」

「4人で行くの、この4人で、それが最優先だから!」

報瀬さんのシャウトが胸を打ちますね。

それでパスポート再発行後の日程で4人分のチケットを確保していったん解決(元のチケットの変更ではなく新規に買ったようだ)。

というか、100万円。金銭的には航空券を買うのに使って解決なわけなんだけど。

隊員を買収するとかいうくだらない作戦のために貯めた100万円が、日向ちゃんに友達は信じてもいいということを教えて、4人の友情を固いものにした。100万円という現金で、報瀬はどんなに大金を出しても容易に買えないものを手に入れたことになる。

日本人にとって「お金」は経済的な価値の他に、神秘的な意味合いがあると聞くけど(お賽銭とか)、このアニメはそんな、現金の価値の2面性をよく描いていると思う。

で、6話もまたまた泣かせてくれるわけですが…

ドリアンショーwww

写真は茨木県自然博物館の特別展、「くだもの展」に設置されているドリアンの臭い体験コーナー。1月27日まで開催。

ミュージアムパーク 茨城県自然博物館

第73回 くだもの展-ギュッと濃縮!果物の魅力-

外まで臭いが漂ってきていて、実際なかなかインパクトのあるものだった。

なんというか、青臭いのが濃縮された感じ。ただ、言うほどひどい臭いじゃなかったのは鼻がやや詰まってたせいか、または展示のためにある程度手加減されていたのだろうか。


ハイスピードよりもい

ハイスピード #よりもい 6話。シンガポールもダサTで闊歩する日向ちゃん。このシーンは鎖骨で選んでしまいました。sketch.pixiv.net

6話は日向ちゃん。鎖骨でこのカットを選んで模写。

宇宙よりも遠い場所 STAGE05

宇宙よりも遠い場所』STAGE05「Dear my friend

ストーリー

学校の集会で、報瀬とキマリが南極に行くことが公表される。壇上に上がり「行ってきます」とそれぞれ抱負を述べる2人。こっそり拳を合わせる。

複雑な表情のめぐみ。回想。幼稚園時代のキマリに「明日、遊んでもいいよ」。

荷物をまとめるついでに部屋の片付けを始めるキマリ。ベッドの下から古いゲーム機が出てきた。高橋めぐみから借りて、返すのを忘れていたものだ。

めぐみの家にゲーム機を返しに行くキマリ。「私が唯一、めぐっちゃんに勝てたゲームだもん」。そう言って気楽に話しながらゲームをする。めぐみは面白くなさそうな表情。

クラスの壮行会の後、めぐみの家の近くのお寺へ。そこでめぐみは、キマリ達がまわりから悪く言われていると伝える。するとちょうど、報瀬と日向がやってきた。

そっと帰ろうとするめぐみをとどめて、4人で話をするキマリ。めぐみの話に憤慨する報瀬。それをたしなめる日向。

「人には悪意があるんだ。悪意に悪意で向かうな、胸を張れ!」

それでもムシャクシャしたままの報瀬、キマリの提案でカラオケに向かい、まさにご乱心。札幌の自宅でLINEに送られてきた写真を見ながら、「一緒じゃなくてよかった」とほっとする結月。

そして、キマリ達が南極に向け出発する朝が来た…

視聴コメント

  • 幼稚園時代からキマリにマウント取ってたんだなw
  • 七神屋ペンギン饅頭号
  • 晴海埠頭でロケ
  • 報瀬のキョドリっぷり
  • 「アメンボ赤いな愛ゆえに」w
  • 敵認定してる相手がいると強いw
  • 荷物は体重と合わせて100kg
  • ナチュラルにサバ読む女子w
  • 段ボール箱は極地研でそっくりのが目撃されてるのでリアルであの柄らしい
  • 妹からダメ出しされる荷物にピーラーが
  • 妹ちゃんツインテだから事実上の四葉こころ
  • 「おう、なんだ」
  • めぐっちゃんの口調が妙に冷たいのがなんとも
  • ゲームで負けら無期限でハードごと貸すとか
  • 闇が深い
  • 報瀬を「南極」呼びとかあからさまにけなしてゆくスタイル
  • 「無理するなよ、失敗したらそれだけ後悔がが大きいから」
  • 失敗しろと言ってるようなものだ
  • 闇が深い
  • 自分より下の人間を見つけて自尊心を保つとかあるあるすぎてつらい
  • その格下の人間が自分を追い越してゆく時、素直に喜べるか、足を引っ張るか
  • 郵便番号374(館林市です)
  • (作中「館林」というセリフはなく、他に館林の地名は電車の行き先に表示される程度)
  • クラスで壮行会
  • 「馬鹿にしてるやつもいるぞ」「調子に乗ってると思ってるやつ」
  • 自己紹介が多すぎて
  • 「人には悪意があるんだ。悪意に悪意で向かうな、胸を張れ!」(三宅日向名言集その4)
  • SNSなどで悪意を目にしやすい時代にぴったりの禿げ上がるほど素晴らしい名言
  • サムゲタンとか艦これとか悪意にさらされ続けてましたからね
  • 帰りたいのにキマリのせいで付き合わされるめぐみw
  • カラオケ「まねきねこ
  • めぐみと帰る道はロケハンの成果をばっちり使う
  • 自分に親切にしてくれためぐみに無邪気にお礼を言うキマリ
  • キマリ家では宴会が
  • たまごパーティー
  • そういえばここたま姉妹(リボンとこころ)
  • アニメガタリズだと姉と妹の関係がそのまま
  • 早朝自分で身支度して出かけるとか成長が半端ない
  • 報瀬の祖母は言われてみれば確かに、娘が死んだ南極に孫が行くのはそうとうきついだろうな
  • 日向ちゃんは羽生市内を学生とは逆に駅方面へ(ロケ地特定班有能)

解説

なんと5話でもう館林から旅立つ話。1クールで南極行き確定。

まずは学校で、全校生徒の前で行ってきますと挨拶。それからクラスも壮行会。「南極」呼ばわりでバカにしてた生徒もすっかり2人のことを見直してる様子。

このままクラスのみんなに送られて、離れても忘れないよ、とさっそうと旅立つのかと思ったら…

前回からめぐっちゃんの口調がやけに冷たくてどういうことだろうと思ったら予想以上に闇が深かった。

ドジで子供っぽくて「格下」とみなして大丈夫なキマリに対し、何かと優れているところを見つけては自分のプライドを守る。それ自体は悪いわけではない。「格下」ちゃんの助けになる限りは。そして、自分がそこに落ち着いてないで、成長を続けようとしている限りは。

ここまでくると、1話でキマリの「学校さぼったことがない」に対して「私はあるよ」と言ったのは本当のことではなくて、ただキマリに負けたくないために口から出たデマカセなのではという気がしてくる。

そのキマリが報瀬と友達になり、いつの間にかアイドルと4人グループで南極に行くという話になって、自分をどんどん追い越していこうとしている。

このとき、友達の成長を素直に喜べるか、それとも足を引っ張るか。

めぐっちゃんは後者を選んでしまったのだな。

後者に陥ってしまった報いが茂林寺で早々に来るのが笑う。報瀬と日向が来た時にそっと帰ろうとしてキマリに待ってと言われるとかとんだ地獄だw

ただまあ、カラオケの「ご乱心」に付き合わされたのはめぐっちゃんとしてはいい経験になったかもしれない。キマリと南極に行くという美少女とバイト戦士の素をじっくり観察できただろう。

カラオケの帰りに夜道をキマリと歩きながら、たぶんいろんなことを考えていたんだと思う。

ちょうど歩いている道もその気持ちを表すように、夜で暗く、曲がった緩い上り坂になっていたりする。

途中で小さい水路を渡り(あの場所に実際にある水路で、「清流」の地名の元の川。そしてたぶん、キマリの家の前の川のモデル)、交差点を曲がって、キマリの家までくる。

途中に映る井戸も何かの意味があるかもしれない。現地もキマリ家の近くの民家の裏に井戸のポンプが見えるし(館林市の井戸水は豊富で質もよく、駅前通り脇の清龍神社などで触れることができる)。

で、キマリを素直に送り出せない自分はダメだ、ということに、めぐっちゃんはギリギリで気がついた。

本当にキマリと縁を切りたかったら、出発の朝にわざわざ話しになんか来ないで、通信を全部無視していればいい。数か月そのままなら帰ってきても「ただいま」「おかえり」以上の会話はないだろうし、もしかしたら3年からクラスも別々になるかもしれない。

なので、冬の朝に立つめぐっちゃんはラスボスだけど、真のラスボスはめぐっちゃんの中にいる友情の暗黒面。キマリと釣り合わないダメな自分を、キマリにその通りだと言ってもらえれば相当楽になったのではと思う。

しかしそこはキマリですからね。

あれだけ言われてもめぐみを切り捨てない。

「絶好無効」

出発早々に泣かされるとはたまりませんよ。

とっさにそう言ったけど、キマリもそれ以上はどう言ったらいいのか分からない。めぐみもキマリと縁が切れて楽になるかと思ったら許してもらえない。

他の3人と比べて南極に行かなければならない理由がこれといってなかったキマリは、ここでついに、キマリ自身の課題を持って行くことになる。

報瀬を主人公から外し、キマリという新たな主人公を設定したら、「南極に行って帰る」という旅が友情の意味を問うという普遍的で壮大なテーマをもった作品になった。

それはヒゲドライバー氏にも伝わりED曲「ここから、ここから」が生まれた。5話を見てからだとED曲の歌詞は本当に心にしみる。

なお、めぐっちゃんもたいがいだけど、後の話でマジものの嫌な「友人」が出るので未見の人はぜひお楽しみに(楽しいのか?)

ハイスピードよりもい

ハイスピード #よりもい 4話を飛ばして5話。冬の朝に待っていたラスボス。4話、7話以降はこれから描きます。sketch.pixiv.net

5話の1枚というとやはりこの人ですね。