Great Spangled Weblog

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イランの魔改造F-5E

今朝のNHKのニュースでイランの国産戦闘機が紹介されたとか。

「イラン 国産新型戦闘機を公開」

http://www3.nhk.or.jp/news/2006/09/07/d20060907000049.html

画像はこちら。

イランの主張は「F−18戦闘機をモデルに国産の技術で開発した」ということらしいが、F-5Eを改造して垂直尾翼を2枚にしたものにしか見えない。

とすると、以下のどちらなのかが気になる。

  • 既存のF-5Eを改修して作って飛ばしたもの
  • F-5Eをコピー生産して、その過程で尾翼などを改造し性能向上を図ったもの

「国産」というのを信じれば後者なのだろうけど、イランにそれほどの工業力があるのか疑問だし、今時F-5Eの改良機を開発する意義があるのかも疑問だ。

既存のF-5Eの後ろを少しいじって飛ばして、「国産戦闘機でござい」とプロパガンダを打ってみせた、というのが一番ありそうな気がする。

ただ、イランの航空工業もあまり馬鹿にはできないもので、ステルス戦闘機を開発しているという。

一見してステルス性はF-22あたりのレベルはちょっと実現できないとは思うが、機体の形状がオリジナルのものなので、それ自体はたいしたものだと思う。今のところ実大のモックアップができているところのようだ。F-5の焼き直しよりこちらの機体のほうが余程気になる。情報がもっと欲しい。