Great Spangled Weblog

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PC倍速化計画(その1)

PCのマザーボードを交換してから早5年。

冬になって冷え切った中で起動したりスリープから復帰したりするとハングすることが多くなってきた。

多い、というか確実にハングする。

Windowsの更新プログラム導入やら1709へのアップグレードやらやってみても状況は変わらず。また、何度かリセットして機械が温まってくると安定してくる。

これは低温時にどこかの電気部品が必要な性能を発揮しない状態になっているという判断。PCでそういう部品のせいで起動しなかったりハングしたりするパーツはほぼ間違いなくマザーボード

ということで今回5年ほど経過してマザーボードに寿命が。

現状が続くなら、このM/Bの寿命が来る頃にはintelに移行してしまうかもしれない(ハード的な寿命は何年も先のことだと思うけれど)。

http://glemaker.hatenablog.com/entry/20121110/p1

と書いたけど実際にそうしましたという話。

来年まで持つだろうかと思いつつPCのパーツを調べていたら日に日に状態が悪くなるので、今回更新すればまた数年は使えるからと思い切ってPCの中身を入れ替えることにした。

まずCPU。去年まではAMDはあまり面白い感じがしなかったけど今年はRyzenが発売。8コア16スレッドのRyzen 7 1800X、は業務用またはお大尽様仕様ということで1700XにしてOCがコンシューマーの選択か、と思いつつ調べると1700でも十分らしい。

その下に6~4コアのRyzen 5、4コアのRyzen 3と続くが、この辺まで来るとPhenom II 955との性能差が減ってくるので魅力を感じない。

やはりCPU、メモリーマザーボードを交換するというのであれば、前のPCより倍ぐらいには速くしたい。

そうすれば、CPUやメモリーは10年ぐらい劣化しないから、マザーの寿命2回分ぐらいは引き続き使える。実際Phenom IIも2010年からずっと使ってきて、「性能的に交換したくなるのは2020年かな」ぐらいに考えていた。当時2万以下のCPUでこれだけの性能というのは今振り返っても感嘆する。

ということでRyzen 7 1700の検討に入ったがこのCPUが4万円ぐらいする。メモリーも高くなってて8GB×2の16GBで2万を軽く超える。マザーもX370のチップセットでそこそこのものを、というとけっこうな額に。

ここでintelの方はどうなっているのかと見たら1700の金額でCore i7に手が届くとか。

で、改めていろいろ考えていて落ち着いたのがCore i5-7600K。Ryzen7やCore i7より安く、i7-7700Kより在庫が豊富で、一方でRyzen5よりは面白そう。

あとはマザーはZ370だと高いけどH270にすれば比較的高機能のものが安く買える。メモリーもDDR4-2133でいいだろう(経験的にメモリーの高速化はあまり実感できない)。

というので構成を以下にしてポチ(すっかり秋葉原に行かなくなってしまった…)。

CPU:intel Core i5-7600K, 4コア4スレッド 3.8GHz
モリー:CFD W4U2133PS-8G, DDR4 PC2133 8GB×2=16GB
M/B:ASUS PRIME H270-Pro
SSDSANDISK SDSSDH3-250G-J25
CPUクーラー:サイズの白虎

CPUその他をややランクダウンして、差額でSSDを追加した形。

今のSSDはさほど劣化していないけれど、OSをインストールするときに物理的にストレージを交換しておけばデータを失わなくて済む。次にOSのクリーンインストールが必要になったら予備にとっておいたSSDをフォーマットして使えばいい。

まあ結局バックアップはとるのだけど、確実に後戻りできる体制を作るのは作業時にとても安心できる。

CPUクーラーは調べているうちにCPUに付属していないと知り追加した。

ビデオカードはHD7770を継続使用。HDD、ケース、電源、光ドライブも同様。

ポチったパーツは翌日には手配完了で店舗受け取り。CPUだけその翌日。

これでPCの修理の準備完了。

組立てやベンチマークはまた後程。