もちろん身近な場所にロケ地が多いというのもあるけれど、作品もとても素晴らしかったというのが何よりも大きい動機。今まで「泣ける」と表現したアニメは多いけど、マジ泣きしたのはよりもい12話です。思い出しただけで目頭が熱くなります。
で久々にネタタイトル。渡良瀬より北のロケ地は多々良西高校と千歳空港だけど千歳は無理なので高校の方へ。
多々良西高校校門。高校につき位置情報はありません。
まあ門柱に学校名出てますが(テロップでも協力として学校名が出てる)。
こちらのカットの方が多く出た。
校内は関係者以外立入禁止なので写真はありません。
場所が近いのでついでに『ゲーマーズ』の高校も。
こちらは足利市フィルムコミッションがロケ地として売り込んでいる、元足利西高校。
少子化の今日、戦車道で優勝できずに廃校になる高校のなんと多いことか…。
それはそうと学校としては卒業した施設なので位置情報つき。
ここから国道50号に出てバイパス道路を快走して館林へ。
と言いつつ、まずは茂林寺の写真。撮影は4月21日につつじまつりに行ったとき。
守鶴堂。
2話で日向ちゃんが階段をとととっと上がって拝んでいたので、そこで察するべきだったのだけど、なまじ茂林寺を知っているだけに4月になるまでずっと本堂だと思ってた。
改めて見るとお堂の周りにタヌキの像がこれほど置いてあるというのはとてもユニーク。かつての茂林寺の住職、守鶴上人は狸であったという伝説によるもの。
キマリの家の前の鳥居、守鶴堂を拝む日向ちゃん、母親に南極の氷を供える報瀬。この作品は素朴な「祈り」がさらっと描かれていて、そんな心が仲間と一緒に南極を目指すという壮大な旅をより彩っていたと思う。
全体として報瀬が母親の死を受け入れる話でもあったので、友情と同時に、「祈り」もまた主要なテーマだったのかもしれない。
なお、背景にさらっとただの藤棚として描かれていた藤、実はこんな歴史のある巨木だったりする。
さて、桐生、足利から館林に移動してきて駅前のコインパーキングに車を置いて、まだ撮影していない駅周辺のロケ地の撮影。
と言いつつまずはロケ地ではない「龍の井」。
かつて善導寺の境内にあった井戸で、善導寺の移転により井戸だけ残されたもの。前回紹介した青龍神社の井戸と、この井戸、そして城沼と繋がっていると伝えられる。
この井戸も井戸水かけ流し。もちろん市内でも標高の高い場所なので自噴ではなくポンプ汲み上げ。
青龍神社の井戸と繋がっているというか水源は共通だろうし、地下水位が低地のため地面より高くなったのが城沼なので、繋がっているというのは伝説というより事実と考えるべき。
そして館林駅の新駅舎。
トイレから普通に駅に向かえば、1話でキマリちゃんが走っていった先の館林駅が撮れると。
標識で「林」が隠してあって、誰が見ても館林なんだけど微妙にぼかしてある。
地名を明示してしまうとどこか特定の場所の特定の人の特別なストーリーになってしまうので、地名を微妙にぼかしたほうが、誰にでもあるストーリーかもしれないというイメージが広がる。誰だってその人なりの「南極」への旅に挑戦できる。
カメラは右上にパン。
ニューミヤコホテル。3話で結月が泊まっていたホテルは場所的にはここ。
ホテルの正面の娯楽施設の入り口。
旧駅舎は出ないのかと思ったら、EDでシルエットで登場とネットで知ったのでこんな画角でも撮ってみる。
めぐっちゃんがよく行っていたカフェ・ド・スタール。
ちょっとドキドキしながら入店。ちょうど地元の方が生演奏をしてくださっていた。
中央の丸テーブルのところに聖地巡礼ノートが。
(撮影してはまずい、という雰囲気でないのを確認しながら)写真を撮らせてもらっていると「よりもいの巡礼の方ですか」と話しかけていただき、しばしよりもい談義。そして1曲、「ここから、ここから」を演奏していただいた。
なんという感激!!!
館林に行ったときはまた寄らせていただきますのでよろしくお願いします。
さて、最後に市役所の方へ。
5話で出た公園。
というかPVでキマリちゃんが「よどんだ水が溜まっている」と語っていたのはこの公園だったとは。
滑り台は撤去されていて、山の上に痕跡だけがある。
ここまで来たらと、またつつじが岡公園の東屋へ。
ネットの情報通り、巡礼ノートが。
こちらも少し書かせていただきました。
即興の画力を高めるために今後も練習にはげみたいと思います。
館林のロケ地はおおむねコンプしたので、次は極地研や晴海ふ頭などに行ってみたいと思う。