岩槻でひな祭り直前に創作人形の展示があると知り行ってきた。
場所は岩槻駅前のWATSU。
最初うっかり東館に入って、展示がみつからず戸惑ったけれど、これはこれで、駅前の商業ビルがほいわつき区役所として活用されているという面白いことが分かった。
東武アーバンパークラインの岩槻駅はこんなかっこいい駅舎。
人形展が開催されているのはこちらの西館。
入り口に案内が。駅からくれば迷わないと思う。
3階の招待作家会場。
パンフレットにも掲載されている高名な人形師の作品が多数展示されていた。
4階は全国応募作品の展示。
こちらも3階と同じくらい素晴らしい人形の展示だった。
創作人形という世界は人形そのものが手作りだったり、衣装も手作りだったり、さらに小物も併せてちょっとしたジオラマになっていたりと、総合的な立体芸術だとわかった。
秋葉原に行くとボークスのドールの展示を見に行ったりする。ああいった素体やパーツの組み合わせでもきれいな人形は生まれてくる。
一方、こういった無からの真の創造も素晴らしい。作家の方の感性やスキルに純粋に感動した。
どちらがどうと比べられるものでもない。
ただ言えるのは、「pixivで投稿している人は全体の一部で、見る専の人が多い。みんな自分で描いて投稿すればいいのに」と常々思っていたのが、ドールの世界では自分こそまさに「見る専」だと気づかされたこと。
芸術は創る・見るがそれぞれ並列で、どちらがえらいということもなく、とはいえ、創造する、ということはどれも等しくすごいことなんだな、と思う。
なお、あまり明記されてないけれど、作品は撮影禁止です。展示は上記FBにあるような雰囲気です。
過去7回も見逃していたけど次からは毎回行きたい。
今回人形博物館というのもあると知った。なぜ今まで知らなかったのか不思議だったけど、開館が今年(というか昨日!)とのこと。いずれ行きたい。