1997年の小松基地の航空祭だったと記憶するが、航空救命装備品が展示されていた。その中にはナイフがあり、ブランドはTEKNAだった。
有名なブランドなのですぐ見つかるだろうと思っていたが、同じような製品はついに見かけることがなかった。
ようやく今日になってTEKNAの公式ページとおぼしきものに到達した。そこに「WILDERNESS EDGE」というサバイバルナイフのページがある。
http://www.tek-tite.com/src/product_info.php?id=787
大きく肉抜きのしてあるブレードの形からいって、恐らくこれと思われる。
サバイバルナイフというと映画の『ランボー』に出てくるやつを連想するし、軍用ではアイトールのジャングルキングあたりが有名だ。しかし、航空自衛隊ではこのような小振りなナイフが採用された。航空機の装備品なので軽い方がいいという判断なのだろう。また、いわゆるサバイバルナイフはパイプ状のハンドルが壊れ易いという話も聞く。そんなところも考慮したのだろうか。
なお、航空救命装備品のナイフの全てがこれということはないと思う。