茨城県自然博物館で2012年の7月7日から9月17日の期間で貝の特別展があったので、9月8日に行ってきた。
生きているオウムガイ。
「マイトガイ」とか「ダンプガイ」と並べると「オウムガイ」って違う意味に聞こえますね。
アンモナイトの化石。これは黄鉄鉱化したもの。まるで工芸品のような美しさ。
色鮮やかなウミウシ。
カタツムリの貝殻標本。
マダラコウナメクジの標本。
ヨーロッパ原産の種で、最近日本に移入しており、写真にあるように茨城県南部で確認されているという。分布の拡大が懸念されるため、館内で目撃情報を募集するチラシを配布していた。
このブログをご覧の方も、もし見かけましたら博物館にご一報を。
http://www.nat.pref.ibaraki.jp/
貝・軟体動物と人とのかかわりを展示するコーナー。
写真は寿司の貝づくし、の食品サンプル。触ってもいいとのこと。
「熨斗」のもととなったのしアワビ。
貝紫により染められた布や糸。
他に碁石が本当に貝殻から作られる(現在は主にメキシコハマグリを輸入)とか、真珠が意外に芯が大きくて真珠層が薄いとかに感心した。
軟体動物の起源から現生の各種の展示、体の構造、そして人との関わりあい。最後はシェル・アート。生き物好きにはなかなか見応えのある展示だった。