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宇宙よりも遠い場所 STAGE04

宇宙よりも遠い場所』STAGE04「四匹のイモムシ」

ストーリー

「夢じゃない」。南極に行くことが確定した。学校でつい口に出して、他の生徒にからかわれる報瀬とキマリ。

先生に申請書を出す報瀬とキマリ。夏期訓練や、12月からの南極行きで学校を長期に休むことになる。

一方、自宅では母が、近所の人からキマリの南極行きの話を聞いたと半キレで迫る。母のお仕置きタイムに妹も父もそっとその場を去る。

翌日、親にどうにか南極行きを許してもらったとめぐみに話すキマリ。それに対してめぐみは冷めた声でアドバイス。「無理しすぎないようにな。それ以上頑張ってだめだったら、すごい後悔するだろうから」

「うん、行ってきます!」

元気に返事してバイトに行くキマリ。めぐみはちょっと寂しげにそれを目で追う。

4人は立川駅で待ち合わせし、南極観測隊員の前川かなえに車で拾ってもらって乗鞍岳に向かう。そこで南極行きのための訓練を受ける。

屋内のレクチャーの後、屋外でルート工作の訓練。キマリがテキパキと指示を出して意外な才能を発揮。「名付けて『コンパサー』」と得意げなキマリ。

夜。テントで20時前に就寝。しかし、寝袋に入ってもキマリたちの会話が止まらない。早く寝たい結月はむかついて「うる…かにしてください!」とつい言ってしまう。これが他の3人に受けてますます寝られない。このとき、自分と母のことを皆に話す報瀬。母が帰ってこない日々がただ延々と続いているという。

外に出る3人。街の明かりから遠く離れた山中。満天の星、天の川がはっきりと見える。基地から定時連絡。日向が無線で対応。「ご安全に」。報瀬だけは一人テントに残り、母にメールを打っていた。

翌朝、早くに目が覚めたキマリは、近くの岩の上に観測隊員の藤堂吟を見つける…

視聴コメント

  • 「本当に南極って言った」プークスクスw
  • まあ「言わせておけ」しかないわな
  • OPの日の入りの方向が4話から反対になってる(こっちが正しい)
  • 台所の日常をホラー演出w
  • 妹ちゃんそっ閉じ
  • 父帰宅~からのそっ閉じw
  • 赤点とったら南極に行かせないという完全な温情措置
  • 勉強について日向ちゃんから容赦ない正論w
  • このアニメのJK4人は普段の言動はアレだけど全員規格外の能力持ちだからな
  • 可愛い系が似合わないと地味なかっこうで来る結月
  • (可愛い人にだけ許された発言です)
  • ハイエースがボロボロ
  • 「うるせえバーカ!」
  • 民間観測隊そんな連中ばっかりかよw
  • 南極説明タイム
  • 藤堂吟隊長と報瀬の久しぶりの再会
  • ハートマン先任軍曹のように厳しく接する隊長
  • コンパサーw
  • 「軽く死なせますよ」
  • 「うるかにしてください」w
  • けいおんの「シャレコウベ」並に夜中に聞いたらやばいセリフwww
  • 「空にある星が全てと思うなかれ」(三宅日向名言集その3)
  • (地面があるから絶対見えない領域がある)
  • キマリの寝相w
  • 雲海の向こうの朝焼け
  • 報瀬の母がどんな人と聞かれて「変な人」と返す隊長
  • 親子揃ってめんどくさいのかw
  • saya師の挿入歌で皆で見る朝日
  • 雲が晴れて雲海はなくなっている
  • ゆるキャン△』も同時期だったのでED「ふゆびより」とシンクロ
  • EDの日の入りは最初から南半球だった
  • EDは星座もガチだっただとは
  • 館林駅前カフェ・ド・スタール
  • 1話でキマリが送ってきた写真にクスっと笑ってためぐみが、4話では寂しそう

解説

南極行きが確定して、実際に行くための訓練が始まる。

出発まで1クール、出発してから1クールで半年はやると思ってたのが、こうも早く決まるとは、と1クール作品だと改めて認識した。

ただ、訓練にそう気楽には行かせませんよと、キマリの「親に話してませんでした」シチュエーション。

1話で濡れタオル顔にかぶせる母ですからね。ホラー描写がシャレになっていないw

妹ちゃんと父がそっ閉じという。本気で怒らせたらこの人はどんだけ怖いのか(『地獄少女』では骨女として何人も地獄に送ってるし)。

キマリ家はモデルが実際にあって、家の形とその前に鳥居とお社があるのはそのまま。その手前の川と橋は演出のため追加されたもの。

鳥居や川はキマリにとってそこが守られた場所という意味合いに受け取れる。その川を渡ってキマリは旅に出る。

キマリ家は現地を見ると地形からいって川があるわけはないけど、近くに「清流」と呼ばれる土地があり、そこには水が湧いて小さい川が流れている。昔は清流劇場という映画館があった。

なので、川があるのは作劇上の都合と同時に、ロケハンの結果でもある。

立川駅から車で向かうのは乗鞍高原とネットの情報。

隊長の講習から急に南極行きの厳しさが。

極地研でも、一人体調を崩すとその人だけの問題ではなく、チーム全体のパフォーマンスにかかわると釘が刺されている。

特に観測隊は、業務の遂行に必要な専門家による限られた人員で構成された集団であるため、万一発病等で職務の遂行ができなくなった場合、余人を充てることが困難な状況になります。発病は、事故と同様に個人のみならず観測隊の活動にも大きな影響を及ぼすものであることを自覚して日々生活することが必要です。

https://www.nipr.ac.jp/info/h31-61/doc02.html

ここで隊長から「南極のABC」を説明。A:当たり前のことを、B:ボケっとしないで、C:ちゃんとやれ。

ただ聞いただけだとふーんだけど、歳を重ねるごとにその難しさに気付かざるを得ないという大事な言葉。

そういう厳しい条件や訓練をクリアしているはずなんだけど、実際に南極に行った人の話に触れると、現地の人らは特に完璧人間ということはない。それはこのアニメの大人組に関して丁寧に描写してある。そして、監督が「これをアニメにしよう!」と思い至ったのももっともだと思う。

よりもいの女子高生4人も、芸能人だったり短距離走選手に選ばれたり、実はかなりのハイスペックな人材で、それでもあのキャラクター。まったくよく出来てる。

報瀬母の小淵沢貴子の人となりは4話で初めて藤堂銀隊長から言及がある。親子そろってめんどくさい、というのが第一の情報。小淵沢貴子のビジュアルや人となりは後の話の回想シーンにて。

夜明けの隊長との会話で、キマリが今や完全に「南極に行く」と強く決意しているのが分かる。他のどこでもない、南極へ。それも、4人全員で。「コンパサー」なる人をまとめる力と、この強い想いが、キマリの南極行きの才能。

それにしても、夜明けに友情を誓うというストレートな青春アニメだったとは。

Cパートでめぐっちゃんがいるのは館林駅前のカフェ・ド・スタールというお店。

1話ではクスっと笑ってたのに4話では黙ってスマホ見てる。これからどうなるんだ???

ハイスピードよりもい

ハイスピード #よりもい 4話冒頭のキマリちゃん。1枚1枚はハイスピードで描いてますが、キマリは2枚ほどボツにしてるので案外時間かかってますwsketch.pixiv.net

キマリちゃんは後回しにしてたら案外難しいことに気が付いた。髪型や眉を似せればキマリにしか見えない人は描けるけど、油断すると「コレジャナイ」になる。パーツが分かりやすいだけにバランスを見失いがちなのかもしれない。