ミリシタ3周年で、『週間ファミ通』2020年が特集7月9日号がミリシタ特集になっている。
その中の読者アンケートでノーツの落下速度が書かれていて、150~200%が最も多く、かなりの人が速度を上げていることを知った。
Twitterでも速度上げてフルコンしたという報告があり、それは難易度を高くした自慢だとばかり思っていた。
しかし、ファミ通の記事によるとどうも話は逆で、速くした方が簡単にフルコンボが達成できるらしい。
そこで実際に速度を上げてやってみたところ、本当にコンボが繋がるようになった。レベルが低いわりにコンボが切れやすく、長い間フルコンできなかった曲もフルコンを達成できた。このときの速度は125%。
なぜかということを考えてみた。理由は主に2つ。
- ノーツはある程度速い方がタイミングをつかみやすい
- 速度を上げると画面内に存在するノーツが減って混乱しない
ノーツが遅い方が難しいというのは、過去にも体験していたことを思い出した。
このキャプ画像は『ココロがかえる場所』のサビ部分。この曲のレベルは14で最も易しい曲の一つだが、サビで「ゆっくり流れる~」の歌詞に合わせてノーツも遅くなり、ここでコンボが切れやすい。
この時にミリシタについて持っていた素朴な疑問が解決した。ノーツを叩くタイミングの判定は位置によるのか、時刻によるのか。位置であれば、速度を遅くすればノーツがターゲットの近くにいる時間が長く、簡単に成功するはず。
結論は、タイミングの判定は時刻だと判明。どんなに位置が近くても、時刻が一定の誤差範囲内にないとコンボが繋がらない。この曲でフルコンを決めるには、ターゲットのすぐ近くにある複数のノーツのそれぞれを、適切な時刻で叩かないといけない。しかし、そのタイミングは音楽に合わせてあるので、曲をよく聞くようにすれば成功できる。
したがって、ノーツは速い方が時間を合わせやすく、フルコンが容易になる。
もう一つは情報量。
リズムゲームをプレイするのも人の行動なので、ジョン・ボイドが考案したOODAループに従って行われる。つまり、現れたノーツを観察し(Observ)、叩く・フリックすべきターゲットの位置と時刻とフリックの向きを方向づけし(Orient)、叩く・フリックする決断をし(Decide)、叩く・フリックする(Act)。
初見でプレイする場合は、それこそ1個ずつのノーツに対しOODAループを回してプレイすることになる。ただ、事前にどの位置にどういうノーツが出たらどう叩く、というパターンを覚えておけば、方向づけの部分の時間を短くできる。いわば反射的に叩けるようになるので、OODAループをそれぞれ回していてもコンボが切れるという失敗はあまりしなくなる。
とはいえ、画面にノーツがたくさん出てしまうと回すOODAループが多くなり、混乱しやすくなる。なので、画面に現れるノーツは少ない方がいい。
これが速度85%。
これが速度115%。画面の上の並列ノーツが隠れて見えない。その分回すOODAループが少なくていい。
そしてこれが速度50%。速度に反比例して画面の情報量が増えるので、これは情報量2倍。人力でクリアは難しいのでAUTOにしている。
違う時刻で、これが85%。
115%ではノーツが引き伸ばされている。
画面にあるノーツの数が減る上に、上下の間隔が開くので、複数のノーツがまとめて来ても叩く順番を間違えにくくなる。
そして50%だと人力でクリアは到底無理w
ファミ通の記事のおかげで、今まで滅多にできなかったMillion Mixのフルコンボを次々できるようになった。
3周年記念カードの育成には100万点のスコアを出すことが重要なので、フルコンの確率が上がることは大変ありがたい。
THE IDOLM@STER LIVE THE@TER PERFORMANCE 12 アイドルマスター ミリオンライブ!
- アーティスト:萩原雪歩(浅倉杏美),ロコ(中村温姫),二階堂千鶴(野村香菜子),周防桃子(渡部恵子)
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