2023年2月12日は天気がよく暖かい日だった。
年が明けたら行こうと思っていた、埼玉県上里町の上里菅原神社に参拝することにした。
同じ埼玉県とはいえ、川を渡れば群馬県藤岡市という上里町は遠い。行田バイパスから熊谷で国道17号バイパスに入り、さらにひたすら西に走って本庄から国道を外れ、関越道と新幹線の下をくぐって無事到着した。
鳥居。
拝殿。両脇の柵を青と黄色のリボンが飾っている。
この神社はウクライナ出身の神職がいて、祖国の平和を願って飾られているもの。
拝殿には青と黄色の千羽鶴が平和を願って飾られている。
ウクライナカラーのお守りがあるのでいただいた。社務所ではウクライナ出身の権禰宜に対応していただいて、御朱印もお願いした。
御朱印を待つ間に境内を散策。10日に雪が降ったのでパンジーの花に雪囲いがあった。
横には誰かが日陰に残る雪から作った雪玉が。
手水はまだ柄杓がなく、花手水として飾られていた。
梅はもう満開だった。
拝殿の横には愛宕神社と稲荷神社。
御朱印は権禰宜直筆のウクライナ語。「ウクライナに栄光あれ!」。
改めて、ロシアがもたらした戦争の災厄を退け、ウクライナに平和をもたらすにはどうしたらいいかを考えた。ウクライナの平和が損なわれるということは日本も含め西側自由主義陣営の平和が蝕まれていることであり、決して他人事ではない。力を合わせて独裁者の横暴と戦わないといけない。
まもなく戦争が始まって1年になる。なかなか状況はよくならないが、今まで持ちこたえ続けたウクライナの勇気をたたえ、少しでも力になりたいと思う。