Great Spangled Weblog

コメントははてなにログインすると可能になります(SPAM対策です)

Logicool G X52 PROFESSIONAL HOTAS

マイクロソフトフライトシミュレーター2020を普通にできるようにと、操縦桿とスロットルを買った。

ゲームパッドでも操縦は可能だけど、それでは飛行機を操縦しているという実感に欠ける(と思う)。FSで飛ばせる飛行機のほとんどは、操縦桿よりヨークの方が向いているが(そして在庫も比較的あるが)、ヨークはでかい。それに、FSといってもどちらかというといろんな機動をしたい。ならやはり操縦桿だろう。空中戦ゲームも気に入ったものが見つかるかもしれない。また、FSで飛ばせるエアバスA320は旅客機なのに操縦桿だ。

それでネットで探してみると、まず店頭在庫のある店がなかなかない。現物を見てから買うのは難しい。また、箱もでかそうで持ち帰るのが大変。ネット通販が第一の選択肢になる。

次に、FS2020が登場したせいか、コロナの巣ごもり需要のせいか、操縦桿の在庫がない。すぐ届くのを買おうとしたら定価より高い。安く買おうとすると納期未定とか。それならと、送料無料でポイントがつくカメラ量販店に注文した。こちらも在庫なし、発注はしたが納期未定。「まあ納期が遅くなっても死ぬわけじゃないし、カードの口座引き落としが冬のボーナス時期になればむしろいいかな」、ぐらいに思っていたら一か月もかからずに届いた。

届いたのはロジクールのX52 PROFESSIONAL HOTAS。

gaming.logicool.co.jp

ロジクールにしておけば間違いなかろうと選んだ。ProとつかないX52 HOTASとどちらにするか悩んだが、安い方は「スロットルが固い」という評価が多く、それを現物で確かめるために2万いくらをベットするのも高いので、保険的に考えてやや高い方のProを選んだ。

設置は簡単。操縦桿からスロットルにケーブルをつなぎ、スロットルから出てるUSBケーブルをPCにつなぐ。すぐに認識される。FSを起動すると操縦装置の一つとして選択できる。起動してから接続しても認識されるので便利。なお、これがあってもマウスもキーボードも必要。

この製品ではスロットルが固いということはなかった。

ボタン類が大量にあるが、これをいちいち設定する必要もなく、FS2020では自動で割り当てがなされていた。

「HOTAS」の名の通り、主なボタン類は操縦桿とスロットルから手を放さないで操作できる。

操縦桿は3軸で昇降舵、補助翼と、ねじることで方向舵を操作できる。地上ではねじってタイヤのステアもできる(ペダルを別途追加した場合は無効化できる)。操縦桿上部の十字キーはトリム、銀色の丸いのは視界切り替え、人差し指のトリガーは目的地の方向確認、小指はタイヤのブレーキ。基部にあるボタンは脚やフラップの出し入れなど(これはHOTASではない)。

スロットルは基本的にはエンジンの出力の調整だけ。ボタンによってはエンジンの出力が突然落ちるので要注意。他のボタン類は手動で割り当てる必要がありそう。液晶のところはストップウォッチなどがあって航法に使えるらしい(FSの中にもストップウオッチ機能がある)。

なお、日本人としては手が大きい方だと思っていたが、これはさすがにアメリカンサイズ。操縦桿の下部を2段ほど上げてちょうどいい大きさになった。本体も丈夫そうで、操縦に夢中になっていてうっかり壊すということはなさそう。

昔PCを買ったときに操縦桿は買えたが、スロットルは手が出なかったので、今回ついにまともなスロットルが手に入った。飛行機の高さと速さはスロットルと操縦桿の協調制御なので、出力を細かく調整できないと不便。

キーボードでは難易度EASYでもなかなかうまくいかなかった着陸が、操縦桿ではMIDDLEで簡単にできるようになり、あっというまに8項目のトレーニングは完了した。ランディングチャレンジも続々とこなしている。もちろん、好きな飛行機を選んで世界中の飛行場から好きなように飛ぶこともできる。

横田基地を離陸して荒川を渡る。

さいたま新都心筑波山