2024年1月27日の午後にまた浮島町公園に行って羽田空港に着陸する旅客機を撮影した。
12月30日に15時頃までいて、だいぶ色温度が下がってるのでこれでいいかと思ったものの、やはり日没までの劇的な光の変化は撮っておくべきだとおもった。
年明け早々に来たかったところだが、2日に死亡事故があったのでその残骸が残っているような状況では撮影を心から楽しめない。それから時間の都合と天候を睨んで昨日行くことを決めた。
15時近くにスターフライヤーのA320neo。太陽が低いので飛行機からは海面がギラギラ光って見えている、というのが黒い塗装の反射で分かる。
前回バス停で着陸がチラっと見えたフィンエアーのA350。後部胴体にムーミンが描かれている。
N333GWのガルフストリーム。
水中翼船が走っていた。海面は地球の丸みが分かる。対岸の千葉県は水平線の向こうで、港やクレーンの根元はその下に隠れて見えない。
16時を過ぎて色温度がだいぶ下がってきている。日没は17時を少し過ぎたところなので、これから1時間が夕焼けタイム。
カメラは今回Z6にした。レンズはPF 300mm F4で必要に応じてTC-20E IIIで600mmにしている。Z6の方が画素数が多く、高感度にも強いし、露出や色合いがEVFで分かるので、夕暮れのような難易度の高い撮影にはこっちの方がいい。
JALの787。
写真はJPEG撮って出し。夕焼けの色については、ホワイトバランスを太陽光に設定して自然に色づくようにした。ミラーレスなので狙った色かどうかはEVFで分かる。ホワイトバランスをオートにしてしまうと夕日の色が補正されてしまう。EVFで見て色に不満がなかったのでずっとJPEGで撮っていたが、シビアに色を調整したいならRAWが向いている。
ANAの787。少し雲の影に入ったところ。
かなり赤くなってきた日差しを受けるJALの737。
マジックアワーの中でも数分間の特別な時間。真っ赤になったANAの787。
ANAの737。胴体に夕日が反射している。
夕日の最後の最後で降りてくるANAの787。後ろには上昇していく737が。
日没直前。太陽が下から当たっている状態。
空港も夕焼け。
ギリギリ光が残っているところに降りてきたJALの737。
日のあるうちに着陸した最後の1機。
JALの777。
日没後はこんなぐあいに暗くなってしまう。地平線に日が沈むにはもう少しかかるが、西の方は山があるのでもう太陽は見えない。少し光ってるのは残照。
JALのディズニー767も日没後はこんな感じ。
これ以上いても寒いだけなので帰ることにした。帰りのバスは浮島バスターミナルが便利と分かった。椅子とトイレと自動販売機があり、昼間45分待ちになっても楽に待てる。そして、17時台はバスが大量にあるのですぐ帰れた。
逆に、これから公園に来る人もいて、夜の旅客機や空港の夜景も撮る人がいるのだなと思った。
日没の撮影は11月には今より日の入りが早いので、秋の寒くなり切らない時期の方が楽だろうと思う。
次は成田空港で747の貨物機を撮りたい。