Great Spangled Weblog

コメントははてなにログインすると可能になります(SPAM対策です)

りっくんランド

今年は自衛隊イベントがみんな中止になってしまったので、ついに予約をとって陸上自衛隊広報センター、通称りっくんランドに行ってきた。

www.mod.go.jp

秋はどうせ天気が悪いだろうと思ったらまさかの快晴。

友人と朝霞駅で待ち合わせ。その合間に朝霞駅前を撮影。

www.youtube.com

これもひとつの聖地巡礼

Z24-70mmのレンズに太陽を入れて無理やりゴーストを出したり。

友人と無事合流してりっくんランドへ。順路があって2階から大きい展示室にエントリーするようになってる。予約制なのでとにかく人がいない。

人がまばらなので16式機動戦闘車も見放題。

アメリカ軍が投下した2000ポンド爆弾。

偵察バイク。乗車体験はできない。

AH-1Sコブラもかぶりつき。写真は70mmロケット弾とTOWミサイルのランチャー。

普通の自衛隊イベントじゃ滅多に見られないガナー席。

同じく操縦席。

70mmロケット弾本体。

89式小銃、MINIMI、74式車載機銃。

ミリ飯一覧。

人が少ないのでAH-1Sをドーン。

自衛隊プリクラ。

屋外で74式、90式、10式の戦車。

94式水際地雷敷設装置。

無人ヘリコプターもなぜか屋外展示。

そしてりっくんランドと並ぶもう一つの見学ポイント、振武臺記念館。

座間から旧士官学校の校舎を移築したとのこと。中も貴重な展示が沢山。撮影禁止なので写真はありません。

久しぶりに陸自の装備品を見学し、友人とミリタリー話をたっぷりできた。

「将」/陸上自衛隊 A4 2021年 カレンダー 壁掛け CL-441

「将」/陸上自衛隊 A4 2021年 カレンダー 壁掛け CL-441

  • 発売日: 2020/10/03
  • メディア: オフィス用品

佐野市御朱印の旅

10月半ばの週末は天気が悪かった。それでも18日は曇りだったので、思いつきで栃木県佐野市の神社に参拝することにした。

最初に朝日森天満宮

佐野市の中心部にある大きい神社。次から次へと人が来ていた。

コロナ禍の最中なので赤べこが置かれていた。

天神さまなので撫で牛。近くに消毒液あり。

いただいた御朱印

次は唐澤山神社。近いとかえって行かないの典型で、唐沢山に登るのは久しぶり。天狗岩は行ったけれど神社にお参りした記憶がない。

駐車場から神社の方に行こうとすると猫が!

森の中の鳥居をくぐり山の上へ。

社務所について御朱印をお願いし、ふと見ると岩の上に猫がたくさん。

階段を上がって拝殿に参拝。

帰り道は鳥居の向こうに下界が。

唐澤山神社でいただいた御朱印

とにかく猫がたくさん。

売店で、みんな保護猫だと知る。カレンダーを進められたので購入したら、価格の1500円は保護団体への寄付になるとのことで、店員さんが全額レジに入れず寄付用の封筒に入れてしまった。

www.oricon.co.jp

いつの間にか猫の名所になっていたとは。猫が幸せならそれでいいし、ちょっとだけ触れ合いができるならもっといい。

移動。

賀茂別雷神社

唐沢山を降りて田沼町の市街から北上したところにある。1kmほど手前に加茂別雷神社という別の神社があるので注意。そちらに参拝してから「そういえば字が違う」と地図を確認して到達した。

社務所で若い宮司さんに御朱印をお願いした。写真は看板猫のタマちゃん

斜面でヤギを飼っている。

神社が山の登り口にあるので、こんな感じで眺めがいい。

賀茂別雷神社でいただいた御朱印

帰りに道の駅「どまんなかたぬま」に寄った。コロナ対策で足湯は休止。他はだいたい営業していて、また野菜やココファームのワインなどいろいろ買った。

JAXAつくば宇宙センター

国土地理院を後にし、昼食をとってからJAXA筑波宇宙センターに移動。予約しておいた展示館スペースドームの見学。

fanfun.jaxa.jp

当日の予約はとれなくても2,3日前ならおおむね好きな時間が取れる。

ゲートを入って案内に従い見学者用駐車場に車を置いて、ロータリーのところにH-IIロケットの実物がドーン。

宇宙が遠そう。

実はH-IIロケットは予約がなくても見られる。

予約が必要なのはこのスペースドームの見学。人数を絞って検温とかやらないと密になるため。

スペースドームの見学は30分ごとの入れ替え制。各ターンの人数は50人まで。

30分しかないので、あれこれ写真を撮っていると時間がすぐ終わってしまう。

といいつつ『恋する小惑星』4話のキャプ画像を見て同じ画角で撮ることはおおむねできた。

アニメではガイド付き見学ツアーに参加していたが、無料で見られるのはスペースドームまで(ガイド付きも高校生は無料)。

なので、キャプ画像を参考に写真をといっても、スペースドーム近辺のシーンに限られる。

しかも「きぼう」の船内実験室にはコロナ対策で入れない。

このシーンを再現するのはも少し後になってから。

船外実験プラットフォーム。

GOSAT「いぶき」とALOS「だいち」。「いぶき」を擬人化してアニメに出すなら声はぜひ木戸衣吹で。

HTV「こうのとり」。

階段があって高いところから見られる。

宇宙飛行士の人形があるのはここ。

しかし、本当に写真に撮りたかったのはイノ先輩かもしれない…。

ISSの1/50模型。

アニメに一瞬出たトイレのマークはここのトイレ。

そして30分の見学時間終了。

売店は20分ごとの入れ替え制。つくばは見学無料なところが多いので売店ではうっかり買いすぎてしまう。さすがにこんなには買わなかったけど、帽子だ、宇宙食だ、宇宙カレーだ、宇宙おにぎりだ、とカゴに入れたら金額的にはけっこういった。

帰りに寄った道の駅さかい。

何か小屋ができていてお神輿でも入ってるのかと思ったらビールの醸造してた。

道の駅が最近人気だけど、農協が地元のとれたて野菜を安く売っているのでつい買ってしまう。途中の道で見慣れない作物を見て何かと思っていたら、この道の駅で売っていたパパイヤだった。道の駅に寄って謎がひとつ解けた。

日没間際に太陽が出てちょっとだけ虹が出た。

地図と測量の科学館

ふたたびつくばに行って、国土地理院JAXAを見学してきた。まずは国土地理院地図と測量の科学館。

www.gsi.go.jp

前回時間切れだった教訓から、朝一で行った。

キャプ画像をスマホに入れておいたので画角もばっちり。

だがここで気づく。

イノ先輩が写ってない…。

それはそれとして、館内の一角に『恋する小惑星』の展示がある。

声優が見学に来たときの写真とサイン、パラボラアンテナの顔はめ。売店では原作も売っていた。

普通の展示もじっくり見学した。航空写真を元に地図を作る過程なども方法や使う機械や道具とともに展示されている。

企画展で「くにかぜが見た日本」をやっていた。「くにかぜ」は測量用航空機。初代がビーチクラフト・クイーンエア65、2代目が同キングエアC-90、3代目がセスナ208Bで現役。

写真は「くにかぜ」に搭載されていた航空写真用カメラ。

同じく航空写真用カメラ。フィルムのフォーマットが大きいのでレンズも大きい。

地学オリンピックは実在したのか!

建物の外観。

以前あったパラボラアンテナの部品。

パラボラアンテナの模型がアニメに合う角度を探したら外からだった。

パラボラアンテナがなくなってこっちの塔が国土地理院の目印になっている。

このへんまでがキャプ画像を見ながら撮った写真。

初代「くにかぜ」は屋外に展示されている。

地球のリアルな丸みに描かれた日本列島。

こうしてみると日本は南北に長いので地球の丸みがかなりある。九州と北海道では水平面の角度がかなり違う。

考えてみれば緯度の違いはそのまま水平面の角度の違いでもある(経度はさほどでもない)。「水平」が場所ごとに違う、というのはいろいろ考えさせられる。

これぐらい丸みのある球面を平面に変換するので、地図に誤差が伴うのも分かる。

なお、人の背丈ぐらいがISSの軌道の高さとのこと。これぐらいの高さでも90分で地球一周できる速さがあれば重力と遠心力が釣り合って落下しない。

国土地理院だけで午前中が終わってしまった。

野田市こうのとりの里

渡良瀬遊水地で営巣し2羽の雛を育てたコウノトリ、ひかると歌。ひかるの出身は野田市こうのとりの里とのことで、先週行ってきた。

glemaker.hatenablog.com

www.city.noda.chiba.jp

場所は利根運河に近く、運河の北で国道16号利根川の中間の台地を川が侵食した谷部にある。

この一帯が江川地区ビオトープとなっていて保護された区画。

こうのとりの里の見学は10:00~12:00と13:00~15:00と限られた時間。コロナ対策で入場時に体温測定や連絡先の提出があるが、見学は普通にできる。

中からはコウノトリの飼育場が一望できる。

300mmクラスのレンズだとこの大きさに撮れる。間近に見るコウノトリは神々しい。こんな鳥が身近にいれば「鳥は神の使い」と思われるのも納得。

昔の絵で木にツルが止まっているものは、おおむねコウノトリの誤認とされる。ツルは木に止まれない。またコウノトリが日本に定着し、普通に見られるようになってほしい。

放鳥したコウノトリの紹介。ひかるは2016年に放鳥とある。

周囲はこんなのどかな景色。

金村別雷神社

つくばエキスポセンターの後、急いで移動して国土地理院に行ったが、15:30で見学受付時間終了とのことで、15分の差で入れなかった。

それではと、前から考えていた次の目的地に移動。

それがつくば市の金村別雷神社(かなむらわけいかずちじんじゃ)。主祭神は別雷命。名前の通り雷を祀る神社。

場所はつくば市がある台地の西の端、小貝川の堤外地にある。自動車では細い道を分け入って「まさかこんなところに」というところにようやくあった。

一の鳥居。参道を倒れた木が塞いでいる。

倒れてない方の木も裂け方がすさまじい。

二の鳥居と拝殿。

木に埋もれてゆく苔むす石。

特徴的な渡り廊下。

楽殿

拝殿。ひっそりとした神社だけど人の気配はある。

絵馬掛け処。

裏に回ると池があり、手前にヒガンバナが咲いていた。

シベリア出兵の戦死者の碑。

神社を後ろから。

ふたたび拝殿。

観光地化されておらず、自然に囲まれた神社。

こういったところに来ると、「神社には神がいる」と自然に納得できる。地形を見極め、森とともに神社を建ててきた日本人の、神への想いが伝わってくるということ。

こういった環境のため、映画などのロケ地によく使われるらしい。

堤外地にあるが、下記によるとそうそう水没はしないとのこと。

ameblo.jp

こんどはもう少しにぎわっているときに来て、御朱印もいただきたいと思う。

つくばエキスポセンター

つくばマイクロツーリズムの2件目は、つくば駅からも見えるロケットの場所、つくばエキスポセンターに行った。

www.expocenter.or.jp

『恋する小惑星』4話にもちょっとだけ出るロケットと、つくばエキスポセンター。

だいぶ前に来たときは駐車場が無料だったけど、つくばエクスプレスが開業したので、目的外駐車を避けるため土日祝日は500円(乗用車)の駐車料金をとられるようになった。それでもほぼ満車だったが、時間にもよるが、多分隣のコインパーキングに置いた方が安い。

前は子供がまだ小学生だった頃だったので、今回中身ががらっと変わっていて驚いた。写真はDNA解析装置やIPS細胞の展示。

丸山シルヴィアのサポートメカ、なーちゃんことしんかい6500。

地球深部探査船ちきゅう。

宇宙服。

ISSJAXA区画の模型。

トカマク型核融合炉。

スーパーコンピューター京のシステムボード。富士通が開発したSPARC VIIIfxプロセッサを8基搭載。CPUはそれぞれに冷却パイプが通され水冷。それよりメモリが普通のDIMMというのが驚く。

京のラックのパネル。

2009年の民主党事業仕分けで危うく予算を削られそうになった京。その後完成して世界一も達成する。

ja.wikipedia.org

リンク先に例の「2位じゃダメなんですか?」の議事録が貼ってある。これに対し、1位をとることを目指していた説明官がまともに回答できず、予算が認められないという憂き目にあう。

民主党こそ、野党第一党(国会の議席数は2位)じゃダメなんですか?」

と言い返してやればよかったのだが。

政府(民主党)の言い分は、予算を無駄にかけて1位を目指さなくても、限られた予算なりの性能で十分役に立つのではないか、ということ。それで不足すればアメリカなど「1位」のスパコンを借りればいいと。

自衛隊の装備も含め、なぜ国産にこだわるのか、とも言ってる。こんな政党が日本の政権を握っていたのかと思うとマジかなわない。利害が対立したときに気前よくスパコン貸してくれる国があるか。国の独立性を理解せず、経済原則だけで何でもできると思い込んでいる。その後大災害があって経済原則も安全安心あってこそ、とみんな知るわけだが。

以上が2階の展示で、前に来た時と何もかも変わってしまっていた。以前はもっと「退屈な」展示で、子供が楽しそうに見学したり遊んだりできる空間ではなかった。

しかし、2階ロビーのパラボラ面の展示は、写真の階段のすぐ上でカバーをかけられて残っている。多分コロナ対策で封鎖中なのだろう。これは一方のパラボラ面の焦点で声を出すと、反対のパラボラ面の焦点で話が聞こえる、という遠距離会話装置。

1階もいろいろ展示があって、より体験型の「遊べる」フロアになっている。写真は経産省のロボットHRP-I。

速そうな8輪電気自動車。

以前あった核燃料サイクルなどの展示がなくて、原発事故以降だから原子力関係の展示は核融合ぐらいかと思っていたが、1階に来たらそんなことはなかった。

発電所アドベンチャー。「アドベンチャー号に乗って原子力発電所の中を探検してみましょう」。

放射線ってなに? 放射線の種類や透過力の違いを子供達に分かりやすく解説。

放射線を知ろう。日常に存在する放射線半減期とは、といった項目を解説。大人たちは原発事故を機会にこういった知識を身に着けているが、それを知らない子供達にも、放射線を正しく怖がるためにこういった解説は必要。

エキスポセンターの裏庭も遊べるスペース。ロケットの打ち上げ後に回収したフェアリングも展示。

そしてH-IIロケットの実物大模型。駅からロケットが見えるというのはつくばらしい風景だと思う。

Newton 核融合への夢

Newton 核融合への夢