Great Spangled Weblog

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平柳星宮神社

去年10月にふと思いついて行ってきた。

栃木市の名所に星宮神社というのがあると思い、もしかしたらアイカツ!の聖地かもしれないという期待とともに移動。

栃木駅の近くの市街地にある。とはいえ車は置ける。

境内の拝殿と神楽殿

なでうなぎというものがある。

wikipediaによると;

平柳星宮神社(ひらやなぎほしのみやじんじゃ)は栃木県栃木市柳町1-23-26にある神社。旧平柳村の鎮守。正式名は単に「星宮神社」であるが、栃木県内には複数の星宮神社があるため地名を冠して呼ばれることが多い。旧社格は村社。江戸期の社名は「平柳大明神」で、その頃は虚空蔵菩薩を本尊としていたため、その名残で現在も「こくぞうさん」と通称されることがある。「ウナギの神社」として知られる[1]。当社ではウナギは神の使いとされ、泥の中を突き進む姿から困難を乗り越えられる御利益が得られるとされている[1]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E6%9F%B3%E6%98%9F%E5%AE%AE%E7%A5%9E%E7%A4%BE

ウナギを神の使いとするユニークな神社だと知った。社務所ではウナギのお守りや表紙にウナギが描かれた御朱印帳を頒布している。

楽殿

拝殿。

おみくじは青い色で、枝に結んであるとなかなかきれい。

絵馬などを見ると特にアイカツ!関係のものはなかった。

うなぎのぼり御朱印をいただいた。朱色のウナギや金の文字など全部が手書き。ありがたい。

wikipediaにあるように検索すると栃木県内には星宮神社がいくつもあって、栃木全体がアイカツ!の聖地であろう。

熱田神宮

トヨタ博物館に続いて熱田神宮に参拝した。

地下鉄を本山で乗り換え。

伝馬町で降りて少し歩き、

熱田神宮に到着。

www.atsutajingu.or.jp

境内にはニワトリが放し飼いになっている。

文化殿にて日本刀を見学させていただいた。

そして参拝。

神はいるか否か。そんな人間の認識の問題はささいなことで、深い森の木々を眺めれば、自然への畏怖が心に湧いてくる。

木の幹にはシダが着生していて、都市の中に豊かな生態系がある。

上知我麻神社にも参拝。

別宮八剣宮にも参拝。

既に歩くのに相当疲れていたので、神社を出てすぐ地下鉄に乗った。

もっと前に来たときは、神社の西の国道22号線を北に歩いた。

熱田神宮公園を横切って熱田記念橋を渡る。

するとおしゃれな建物がドーン。

そして巨大なスフォルツァ騎馬像。

熱田神宮から少し歩くだけで『響け!ユーフォニアム』のロケ地を散策できる。

すぐ近くに地下鉄日比野駅があり交通も便利。

あとは名古屋駅で『安達としまむら』のロケ地を確認して新幹線に乗った。

トヨタ博物館ふたたび

岐阜県かがみがはら航空宇宙博物館の翌日はトヨタ博物館に行った。9年ぶり。

glemaker.hatenablog.com

リニモで正面にトヨタ博物館が見えてテンションが上がる。

貴重な戦時中のKdFワーゲン。設計はポルシェなのでVWはビートル1台あたりなにがしかのライセンスをポルシェに支払っていた。今はVWアウディ、ポルシェがアライアンスでまとまっている。

コードモデル812。戦前のアメ車でデザインがシュール。

ドラージュタイプD8-120。こちらは戦前のフランス車。戦前は流線型ブームもありこういったデザインの車が作られた。戦争がなければさらに発展していたかもしれない。

戦後のアメ車、タッカー'48。

メルセデスベンツ300SLクーペ。

ポルシェ356。

キャデラックエルドラドビアリッツ。アメ車は我が世の春で、ジェット機をモチーフにしたテールフィンとエンジンノズル風のかざりがある。

スバル360。日本は戦後に自動車生産国として急成長の途中。

ピニンファリーナのデザインだが日本人にウケなかった410ブルーバード。

デカくて重いアメ車、を反省し欧州車のようにコンパクトにしようとしたシボレーコルベア。ポルシェのように空冷フラット6をリヤに搭載。しかしリアサスの設計品質の不足が指摘されコンパクト化の進歩が停滞する。

戦後のVWビートル。スバル360は同じように丸っこいから「てんとう虫」と呼ばれたが、丸いのはモノコックボディの効率化のためであり、細部はかなり違う。

イギリスのコンパクトカーの革命児ミニ。

フランスのシトロエンDS。

国産スポーツカーエリアのS800と2000GT

セリカといえばこのダルマセリカ箱崎星梨花

スーパーカーもあってフェラーリ512BB。

アウディクワトロ。言わずと知れたクワトロ・バジーナの元ネタ。

アニメでどっかの駐車場にあったレクサスLFA。

平成になると国産車も外車にそん色なくなる。写真はBNR32GT-R。

マツダロードスターは、しばらく途絶えていたオープンのライトウェイト・スポーツを復活させ、各社のスポーツカーを復活させる呼び水になった。

三菱の最初の市販電気自動車i-MiEV。日産サクラが好評なので、ハイトワゴンではないこれぐらいのEVもまた出るとうれしい。

昼食は松坂牛のひつまぶし。

この日は企画展がアメ車の黄金時代だった。

最後の最後にデロリアンに遭遇。1.21ジゴワットだ!

岐阜かがみがはら航空宇宙博物館

最近ブログの更新が滞りがちで、特にどこかに出かけたという内容の記事が極端に少ないことに気付いた。新型コロナウイルスでイベントがいろいろ消えていった2020年はともかく、2021年にはウイルスの性質も見えてきていろいろ出かけるようになっていた。秋にはワクチンも打ってますます自在に動けるようになった。ただ、しばらく記事を書かなかったのでブログを書く、ということがおろそかになっていた。

いつぐらいから止まっていたかを確認して、岐阜かがみがはら航空宇宙博物館から再開すべしとなった。

www.sorahaku.net

2021年のGWに、前から行きたかった岐阜かがみがはら航空宇宙博物館に行った。GW中に泊りがけの旅行とか以前なら考えられなかったが、なにしろコロナで電車も宿も空いてる。これは行かない手はない。

そして、新幹線と名鉄線を乗りついで24年ぶりに岐阜県へ。

公共交通機関で行く場合は各務原市役所前駅で降りてバスに乗るとある。バスの本数は限られているが市役所前ならタクシーもあるだろうし、バスの時間までに食事もできるな、と考えつつ名鉄を降りた。

バスは駅前にいたが、タクシーは見当たらず、食事も店がなかなかない。油断した><。といいつつ食事はなんとかなってバスに乗ってGo。巡回バスなので遠回りしながらも。

ツイッター

建物の外にも貴重な機体が多数展示。久しぶりに見るP-2Jにテンションが上がる。

岐阜かがみがはら航空宇宙博物館。ここは自衛隊の航空機と川崎重工のパラダイス。

入場券を購入して入るといきなりサルムソンのレプリカ。

その先に進むと頭上に零戦試作1号機の模型。水平尾翼の位置が胴体の中心線にある。

4式重爆のエンジン、ハ42。外国では最大出力のエンジンを寸法にこだわらず戦闘機に搭載したが、日本ではこのエンジンがありながら戦闘機には若干小さいハ43を搭載した。ここに彼我の埋められない哲学の違いがある。

この博物館の主役の一人、3式戦闘機2型改、愛称「飛燕」。川崎重工が丁寧に復元した機体。

液冷エンジン独特のシャープな美しさと、戦闘機らしい精悍さを併せ持つ。

さらに進むと自衛隊などで使われた機体の展示。写真はF-104J。

T-1はスペシャルマーキングが残されたまま展示機に。

そして奥にはT-2CCVとSTOL研究機「飛鳥」。

高揚力研究機X1G1B。C-1輸送機にSTOL性能をもたらすフラップの研究に使われた。

PS-1飛行艇の開発のための飛行艇の研究機、UF-HS。グラマンのHU-16飛行艇魔改造して作られた。

OH-1観測ヘリコプターのモックアップ。設計をこうやって模型にして妥当性を確認する他、防衛省の審査にも使われる。

川崎重工が西ドイツのMBBと共同開発したBK-117。初期の側面形が平行四辺形的な胴体はハンス・ムートのデザイン。その後ユーロコプターエアバスヘリコプターのEC145となり発展型が今も製造されている。アメリカ陸軍ではUH-72として採用。世界中で販売している機体のトランスミッション川崎重工が作っている。

貴重な展示が大量にあって、語りだしたら止まらない。

「男の子ってこういうのが好きなんでしょ?」というネットミームがあるが、大好きだよ!

帰りはバスはけっこうある。行き先が複数あるので、ここ発のバスはそれだけ多い。各駅からはその分本数が少ない。ネットで時間を調べられるからアクセスがそれほど難しいわけではない。

といいつつ30分ぐらい待って各務原市役所前駅行きに乗ったが、ルートは来る時と違い岐阜基地の前を走ってテンションが上がった。

今期見るアニメ

今年の7月~9月期は毎週これを見る予定。

今期は18本。コロナ騒動がひと段落ついたせいか面白そうなアニメの本数が増えてきた。

しかも、季節ごとに覇権アニメが出現している。1月期は『その着せ替え人形は恋をする』、4月期は『SPYxFAMILY』、そして7月期は『リコリス・リコイル』が覇権と言うべきスタートダッシュをキメている。

そう、録画を見送った『SPYxFAMILY』を6月からサブスクで見て追いかけた。もう東西冷戦時代のヨーロッパは時代劇なんだなw 西側のスパイと東側の殺し屋と東側の研究所育ちの超能力少女が成り行きで家族として暮らす。このニセ家族が実は家族のメタファーで、偽物だと意識しつつも結局どんどん家族としてまとまっていく、という話。面白かった。

その後サブスクで『魔法使いの嫁』を見始めたので種崎敦美の時代がしばらく続いた。

以下新番組の寸評

『継母の連れ子が元カノだった』

カクヨム発のラノベのアニメ化。あまり期待しないで見たが、義理の兄弟になってしまった下野紘日高里菜がどちらが上かで競い合うという、ゲーム的な展開で「その発想はなかった」となった。作画もいいし赤尾でこ先生がノリノリで書いてそうで楽しい。声優も実力十分。

うたわれるもの 二人の白皇』

偽りの仮面の続編がはじまるとは。たいがい前の話を忘れている。ハクは藤原啓治さんから利根川健太郎

『Extreme Hearts』

なのはシリーズがアイドルアニメになるとは。『VIVID STRIKE』のあしたのジョーフォーマットもよかったが展開が鬱すぎたので、スポーツで勝ってウイニングライブのこっちの方が安心して見られるはず。

『プリマドール』

何かと思ったらKeyアニメだった。Yostar系の中国資本アニメも作りそうな絵柄だけど、見てみるとKeyっぽさがある。泣きゲーの文脈からは外れないと思うので美少女動物園と思って鑑賞する。

RWBY 氷雪帝国』

RWBYを日本でセルアニメにした、ということか。どちらかというと海外市場向けにできてて日本人に100%合わせてる作品とは空気が違う。

ヴィンランド・サガ

NHKの放送を見逃したので改めて見てる。デンマークはこの前フライトシムスウェーデンを飛んだ時見たけど、マジでまっ平だった。

『ルミナスウィッチーズ』

終末のイゼッタ』が戦場のプリパラなら『ルミナスウィッチーズ』は戦場のラブライブ!

ストパンはメジャーになるにつれ変態度が薄れていくなあと思ったがついに「ズボン」が出なくなった。まさかシャフトが作るとは思わないじゃないですか。GONZOが復活するならGONZOでしょうと思うじゃないですか。

シャフトが作る女子中高生向けの話かなあラブライブ!だし、と見ていて「ルミナス」に吹いたw

よくよく見ると大戦中のブリテン島の空気を頑張って出そうとしてて、ミリオタおじさんが裏で頑張ってるのは十分分かる。

『邪神ちゃんドロップキックX』

誰がこのアニメの3期をやるとか予想できようw

メイドインアビス烈日の黄金郷』

BSの深夜とは言えR-15の映画を放送したのも驚きだが、2期も放送できるギリギリを攻めていてすごい。ボロボロになりながらどんどん異常な世界に進んで、それなのにどんどんテンションが上がっていくリコがすごいな。

レグってロボットじゃなくて成れ果てじゃね? とふと思った(原作未読)。

異世界おじさん』

さすがにこれはタイトルそのまますぎたw 女子キャラが独特の絵柄でそこも注目して見てる。

はたらく魔王さま!!』

10年後に続編作るとは普通おもわないでしょうw 絵柄が今風になってる。古い絵柄は案外再現が難しいよね。

『シャドーハウス -2nd Season-』

4月に録画したら『シャドウバース』だったので、こんどこそ正真正銘の『シャドーハウス』。エミリコちゃんかわいい。

www.pixiv.net

去年描いた二次創作もアクセスが増えてありがたい。

『炸裂!アマビエ姫。』

これはこれでアリ。

『むさしの!』

浦和の調ちゃん』に2期があるとか普通おもわないでしょうww それも3DCGになってるとか。ある意味埼玉県のアニメ事業のデモンストレーションでもある。

リコリス・リコイル』

JKが拳銃持ってる、というアイデアはそんなに珍しくないとはいえ、JKが銃撃戦というのを成立させる世界観の作り込みと、バディものとしてのドラマをえらい気合いれて作り込んである。作画もきれい。動きもよくネタも深い。

千束は安斉知佳で、テンション上がったところは青羽美咲そのもの。ライブのときのナレーションなんかマジあれ。多分安斉知佳さんが現地でライブ見てその勢いで生で喋ってるのだと思う。

通信障害があった、という話で「クラックされた」とさらっと言うあたり。ハッカーはいいも悪いもあって「すごい人」程度の意味で、それをクラッカーと言えば悪い味しかない。話を聞いて速「クラック」ときてその後たきなに分かるように「ハッキング」と言い換えるとかね。

旅行カバンがAKの銃弾が抜けなくて「これは何かある」とエロいたきなを見ながら考えると本当にそういうオチとかね。

みんな『GUNSLINGER GIRL』を引き合に出すが、アニメは1期と2期があるのに誰もどっちだか言わないのはモニョっとするね。1期はサブスクで配信しているけど版権の関係でOPなし。2期はOPEDともにいい曲だけど円盤とかなかなかなささそう。でリコリコと比べられてるのはどっち?

たった1つの想い

たった1つの想い

  • アーティスト:KOKIA
  • Marvelous Entertainment Inc.LDC(PLC)(M)
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2022ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA

新型コロナウイルスの影響でしばらくなかった海上自衛隊館山基地のイベントが復活した。2022年7月18日開催。

6月の猛暑から一転して天気がぱっとしない7月。それでも18日は曇りから晴れでいい天気になった。暑さはそこそこあるが海から気持ちいい風が吹いてきて内陸ほどの暑さはなかった。

確認すると前に館山に来たのは2012年。特急さざなみで訪れた10年ぶりの館山駅はアニメ絵のポスターがドーン。

『戦翼のシグルドリーヴァ』というアニメがあったことをすっかり忘れていて不意を突かれた。

駅から海にまっすぐ道が続いているのがいかにも館山っぽい。

渚の駅はさかなクンさんのイラストで楽しそうな雰囲気に。

市内を走っているバスもさかなクンのイラストが。氏が館山に住んでいるとは聞いていたがこんなに町に貢献していたとは。

14年前に引退したS-61。褪せた塗装に年月の重みを感じる。ちなみにバスが走っていたがなかなか乗れないみたいだったので行き帰りとも歩いた。

エプロンは空いてて、地上展示をじっくり見られた。まずSH-60Kの試作1号機。SH-60Lに改造されて試験中。

試作機でも自己防衛システムは装備。ある意味自衛隊で一番実戦的な装備品なのでぬかりない。

OH-1も復活していた。しかしこのクリーンな機体を見ると、この機体は実戦で使うことは想定していないのではと考えてしまう。

AH-1Sの方はよくよく見ると後方に新たなセンサーがついている。UH-1Jも同様。こちらの方がより実地で使う機体という位置づけと思う。

ハンガーの展示はシグルドリーヴァの等身大パネルが花を添える。こちらは駒込アズズ。

渡来園香。かわいい。

六車宮古はステージに単独で。演目がいろいろあるのでずっと孤独だったわけではない。

うっかりExifを消してしまったが200mmで1/25秒なのにこれといってブレていない。今のカメラはすごいね。

SH-60KとMk46魚雷。

パネルはクラウディア・ブラフォード。グロスター・グラディエーターという萌えミリアニメのレア戦闘機チキンレースの最先端を行く機体のパイロット。

解説はボムラックの方で、吊るしてるヘルファイアはスルーw

対潜ヘリコプターの本領発揮のソノブイ。

飛行展示はSH-60Kが1機。

ヘリコプターの撮影が久しぶり過ぎてアレな写真を量産。ホバリング状態ならこんな具合に撮れる。

要救助者をホイストで吊り上げる救難展示を実施。地上では枯草が風で飛ばされ…

我々の足元にw 「草で草」としか言いようがない。

飛行展示を終えて着陸すると、滑走路わきのシャワーで洗浄。

動画撮影を止めて撮影したスチル。今回の機材は晴れて自衛隊イベントデビューとなったニコンZ6とZ24-200mm。マイクはパナソニックVW-VMS10-K。付属のファーをつけていたので風のゴワゴワ音がまったくしない。こんなに威力があるとは。ミラーレスカメラは動画も楽しめるというのは新たな発見。連射性能に命を懸けるならいっそ動画にすべきと。

こちらは使い慣れたニコン1V3と70-300mmで撮影。

飛行展示はこれだけなので地上展示などをゆるゆると眺めて帰った。写真はEC-225LPのエンジンとトランスミッション

VIPのための座席と入り口。

はるばる岩国から来たMCH-101掃海ヘリコプター。長らく見る機会がなかったがようやく見られた。

BA.5が猛威を振るい始めているが、大事にならず自衛隊イベントが復活してくれるとうれしい。

クサガメ20歳の受難

結論から言うと、コイツに気をつけろ、という話。

アライグマ。特定外来生物になって駆除が進められているが、それにもかかわらず日増しに数が増えている。

うちのクサガメは20年目でもまだ元気に生きている。ベランダで日光を好きなだけ浴び、冬に水が凍ってもどうということもない。

しかし、去年11月に朝になったらケージから外に出ていたということがあった。大きくなったので脱走したのだろうか、とその時は思った。

それが今年になって犯人が判明。ベランダでガチャガチャ音がするので覗いて見たら、アライグマがカメを捕まえようとしていた。すかさず撮影。フラッシュライトを照らして追い払った。アライグマは2頭のつがいで来ていた。

すぐ市役所に通報して、しばらく罠を仕掛けていたが捕獲に失敗。

とはいえ、アライグマといえども20歳になるクサガメを殺すことはできないだろう、と甘く見ていた。この時点で尻尾が短くなっていたことを真剣に考えるべきだった。

そして…。

やられた。

寝ている間に襲われて、朝にはこの状態。

ベランダの隅でクサガメはみつかり、命に別状はなさそうだったが…。

尻尾がますます短くなり、そして右足が膝から先がなくなっていた。左足もつま先を持って行かれた。

検索すると、カメがアライグマに四肢を持って行かれる事例が相次いでいた。犬や猫なら甲羅に引っ込んだ亀の手足に何もできないが、アライグマは指が長く、カメが体の側面にくっつけている手足を無理やり引き出して噛みちぎることができる。そうでなくても、カメを掴んで水場の外に運び出せるのはサルを除けばアライグマぐらいしかいない。

これはもう、足1本で済んだのは運がいい方。そしてもうこれ以上四肢を渡すわけにはいかない。

まず、足が1本でも陸に上がれるように陸場のレイアウト変更。

そして、夜は家に入れることにした。座敷ガメ状態にすると、自分で落ち着く場所を見つけてじっとしている。

朝にはベランダに出して、アライグマが来ない昼間はそこにいさせて、夜は屋内へ。

当然水替えは頻繁にするので、レイアウト変更で水の量は減らすことにした。

襲われて一週間ほどは、怯えてばかりで食欲もなかったが、今は水に入れるとバクバク餌を食べる。衛生状態に気をつけてこのまま怪我の回復を図りたい。

そして赤外線カメラを配置して、アライグマが来る頻度を確認することにした。カメがいなければベランダまで来ないかもしれないが。

アライグマは各所で被害を出しているが、カメにとっては天敵と言ってもいい。皆さんも気をつけてほしい。