Great Spangled Weblog

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大前神社と栃木ドライブ

今年のゴールデンウイークは、始まって早々に栃木にドライブに行った。

下道を延々走って真岡市へ。久しぶりに大前神社に参拝。

新緑が眩しい。

oosakijinja.com

拝殿。彩色された彫刻が彩る華美な建築。

二輪車守護の発祥の地とされる足尾山神社

スーパーカブ』も奉納されている。

そしていろいろなところから見える恵比寿様。

恵比寿神社にお参りして金運を願う。

拝観料を払うともらえるペットボトルに鶴の泉の水をいただく。小銭も洗って願掛け。

だいぶ前からあるマネキン、今見ると子熊っぽい。

土木学会誌の表紙にもなった真岡鉄道の橋梁。待っていればSLが走る。

続いて益子に行ったらちょうど陶器市だった。

奥でお茶が飲める店に寄ったら中庭が壮観な眺め。

カップも趣がある。

帰りに、気になっていた外池酒造を見学して燦爛を購入。

tonoike.jp

さらに道の駅にのみやに寄る。イチゴを目の前で練り込んで作ってくれるアイスをいただく。このイチゴの使い方の贅沢さは栃木でないと味わえない。

妻沼聖天山

年度末が明け、3回目のワクチンも打った4月半ば。仕事は妙に忙しくあまり遠くには行けそうにない。近くで何か面白そうなところはないかとGoogleEarthをぐりぐり見ていると。

妻沼の市街地にこんもりとした山があり、すごく大きい寺があることに気付いた。

というか今まで全然知らなかった。妻沼といえば熊谷から電車が通っていた、ネギの畑が延々広がっている、程度の認識しかなかった。

www.ksky.ne.jp

このお寺は妻沼聖天山こと歓喜院。聖天様をお祀りするお寺。

聖天様についてはさっき調べて、ようやく歓喜天という仏教の守護神と知った。そのルーツをたどるとインドのガネーシャという。そして妻沼聖天山は縁結びのご利益を謳っている。

広い駐車場も整備されているのでさっそく行ってみた。

立派な貴惣門。

門の両側は二天王像が。写真は右の毘沙門天

仁王門。

金剛力士像。

御本殿の拝殿。建物は彩色された彫刻で飾られている。

左にはウクライナ支援の募金箱があったので少し入れさせていただいた。

奥殿は有料で拝観させてもらえるが、華美な建築だと知らず今回は見送ってしまった。次は行ってみよう。

左手には大師堂。

お祭り広場の池にはゾウの噴水が。聖天様がガネーシャと聞いてようやく納得。

太鼓橋で川を渡るとちょっとした山がある。

木立の中に平和の塔。

半日過ごすにはとてもいい場所だと分かった。

季節は春であちこちに花が咲いている。近くの大我井神社ではルピナスが満開になっていた。

仕事が忙しいとき、休日の気分転換は神社仏閣が、荒んだ心を癒してくれるいい場所だと分かった。

Ubuntu PCの修理

春に余ったパーツで組んだPCが動かなくなった。

電源を入れるとしばらくして再起動がかかるようになり、次になかなか電源が入らなくなり、最終的には電源を入れてもLEDが光らず完全に沈黙してしまった。

しばらくテレビの横で星梨花ちゃんのパネル台になっていたUbuntu PC。

glemaker.hatenablog.com

故障の要因を考えた。

  1. 5年使ったマザーボードが死んだ
  2. 11年使った電源が死んだ

マザーボードの寿命は経験したことがあるが、電源の寿命は未体験だったのでマザーの故障だと考えた。検索すると、電源が入らない原因にマザーの不良や故障が考えられるともあった。マザーボードのインジケーターのLEDがきちんと点灯していたので、電源がダメだとは思いもよらなかった。

さて、マザーが死んでいるなら、H270なりB250なりのマザーを買えばいい。と思って検索。

LGA1151だけど300番台のチップセットだと今あるCPUが動かない。手ごろな値段であるけど買っても使えない。一方H270などのマザーは、何ですかねこの値段w

マイニングはひと段落ついてグラボとか値段が下がっているが、古いマザーはまだ高くても買う人がいるのかもしれない。

それでも探すとH110のマザーボードが1万円弱で売っていたりする。それではと買ってきた。

組み込んで電源ON!

電源のLEDは一瞬光ったが消えてしまい、以後PCは沈黙。

電 源 の 故 障 で 確 定 !

故障の原因を誤るという痛恨のミス。

とはいえ、電源と分かれば話は早い。数千円で買ってきて交換した。

電源を入れると無事起動。やたっ!

安い電源では電源ケーブルが短いので取り回しはちょっと大変だった。

LEDが光っている。古い電源のときはこれが光ってなかった。逆に、前のマザーでなぜ点灯してたのかは謎。

さて、このマザーは動くのはいいが、HDMIの映像出力ができない。なので、DVI-DからHDMIに変換するアダプターを装着した。

しかしこのPCは動画視聴マシン。映像は出ても音声が出ないのでは困る。

これも、ネットで探すと解決策が出てる。UEFIの設定で「DVI Port Audio」をOnにすればいい。

無事音声つきで動画が見られるようになった。音質も問題ない。人によっては「音が違う」という意見もあるが、理由は圧縮率の違いではと考察されている。動画なんてせいぜい160kbpsなので、自分の耳では違いは分からないのでこれでヨシ!

なんとなれば余っているビデオカードを追加すればHDMIで出すことが可能。

ちなみにH270の古いマザーだが、壊れていると思って雑に扱い、CPUカバーをつけるときに誤ってPCUのピンを折ってしまい再起不能となった。Intelのマザーは慣れていないので、CPUカバーをCPUを抑える金具の下に入れようとして金具が閉まらないのに難儀した。そうじゃなく、カバーは金具を閉じてから上に載せるのだと分かったが後の祭り。

テレビでも動画はある程度見られるが、ニコニコ動画は見られないのでPCが必要になる。また、マウスで操作できる方が便利だ。PCの方が能力が高いので動作もキビキビしている。というわけで、テレビの横にPCがある環境は一度味わうとなかなかやめられない。

Belly 'Seal My Fate'

アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』が熱い。5話でついにぼっちのギータ―が覚醒。ライブシーンに感動した(その後のダムで笑ったw)。

www.nicovideo.jp

ぼっちがシューゲイザーになってた。女子のシューゲイザーといえばLushを思い出す。

一方で、ボーカル/ギターが女子のバンドといえばBelly。このバンドも思い出して久々に聞いてる。

Bellyは1993年の"Star"がメガヒットになって、今でもこのアルバムは'must buy'と言われ評価が高い。

しかし次にだした"King"はそんなに売れなかった。メンバーにFred Abongが脱退してGail Greenwoodが入る(女子二人になった!)という入れ替わりがあったせいか、慢心、環境の違いか?

しかし、"King"だっていい曲はたくさんある。この記事でとりあげる'Seal My Fate'もそうだ。Bellyの代表的な曲のひとつとなっている。PVだってある。

www.youtube.com

冒頭のドラムとボーカルとギターの掛け合いの妙。さらに続く多様なギター。バリバリバリバリ!

歌詞はTanya Donellyが書いてて、シンプルながら意味深なもの。

一部を抜き出せばこういったもの。

Unholy and dirty words I gathered to me
Thinkin' the point was keep what's mine for me
While he's laughing
Hear my faith
Seal my fate

そばで男が笑い転げながら、何かひどいことをされている状況かもしれない。

And when you breathe, you breathe for two
And if you think you finally found the perfect light
I hope it's true

テンポが変わって、'you'に願いを送る。この'you'はキリストのことではと思う。神が今をもっとよくしてくれるなら、本当だといいな(I hope it's trure)、といって曲を区切る。

とにかく、なかなか他の人には作れない曲だと思う。

今回またつべで検索してみたが、2018年のライブとかが出ていて、まだ活動しているというので嬉しかった。

あんまり売れなかった"King"の再評価が待たれる。

King

King

  • アーティスト:Belly
  • Sire
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Sweet Ride: Best of Belly

Sweet Ride: Best of Belly

  • アーティスト:Belly
  • 4ad/beggars Banquet
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鴻巣のコウノトリ飼育施設と熊谷のムサシトミヨの川

鴻巣市が市の名前でもあるコウノトリの野生復帰事業を始めたというので、2022年3月に「天空の里」を見学してきた。

www.city.kounosu.saitama.jp

施設は荒川沿いにある。

すっかり春らしくなって堤防は菜の花が咲いている。

菜の花の黄色と空の青が半々になるように写真をとってみた。

これが天空の里。

エントランスのコウノトリの模型と飼育している2羽(空と花)の写真。

室内からケージを見渡せる。

野田市から寄贈されたコウノトリの剥製。

空と花。左の青い足輪が空で右が花。

花。この神々しい姿が野生で頻繁に見られるようになる日を願って。

フェンスとケージの間に立派なキジのオスが迷い込んでいた。

時間が余ったので熊谷に移動。

ムサシトミヨが自生している旧荒川。

こちらがムサシトミヨ保護センター。

www.city.kumagaya.lg.jp

保護センターと地元市民が保全しているのできれいな水が流れている。

川は水草が豊富に生えている。

川の流れと揺れる水草。頭の中にバッハが流れて止まらなくなる。

www.youtube.com

「バッハ?」という映画を未見の方は↑をどうぞ。なんとyoutubeで無料で見られる。

ここは、公共交通機関で来てもっとゆっくり見たいと思った。

今期見るアニメ

今年の10月~11月期は毎週これを見る予定。

今期は19本。かなり絞ったはずだがそれなりの本数になってる。

覇権アニメラッシュはまだ続いていて今期は『チェンソーマン』と『SPYxFAMILY』第2クールで集英社のジャンプ無双。

かつての覇者のポプテピは2期で「ないが起こるか分かり切っている定番アニメ」枠になってる。

以下新番組の寸評

『ぼっち・ざ・ろっく!』

きららアニメのバンドものというのでけいおん!と比べてしまうがロックガチ勢は変わらず、そこからけいおん!が女子中高生の人気を得て陽キャ路線に行ったので、ことらは道を分かれて陰キャ方向へ。けいおん!ではほとんど描写がなかった練習部分がこちらは家にこもって毎日6時間を3年続けてyoutubeで人気のギタリストになっているというw

アニメがいろいろ自由で毎回笑う。ニコ動でも追いかけているし『ぼっち・ざ・らじお!』も聞いてる。なまはげとも会話できる青山吉能が大ブレイク中。

www.youtube.com

ポプテピピックTVアニメーション作品第二シリーズ』

順調に2期。ニコニコ動画で配信してないのは何か闇を感じる。竹書房は貸しビルに入ったので爆破しにくくなった。

『うちの師匠はしっぽがない』

じょしらく』以来の落語アニメ(そんなことはない)。落語要素は申し訳程度かなと思ったらそうではなく、上方落語を真面目に描いている。

ヤマノススメ Next Summit』

ついに30分枠。過去作をアレンジした後に新作も追加。10年後も新作が作られててすごい。アース・スターはアニメを手放したがヤマノススメだけはまだ続いている(ノブナガン2期まだですか?)。

チェンソーマン』

見なくてもいいかと思ったがわが子も見てるので話を合わせるために見てる。グロすぎて妻は無理なので一人で配信見てる。これが覇権か。

『恋愛フロップス』

みっく。どうもあえてガチラブコメを狙った作品のようだが、何か裏がありそうな感じもしないでもない。このままオルタナティブ『五等分の花嫁』になるのかそれとも化けるのか気になる。みっく。

『Do It Yourself!!』

作品の空気感が強い。作家性がよく出てると思う。主人公がアレだが基本キャラクターはかわいい。

『虫かぶり姫』

なろう小説のアニメ化。女性向けではあるが主人公が魅力的だと俺らも十分見られる。今期の上田麗奈枠。

『地縛少年花子くん』

同じく女子中高生向けではあるが主人公が魅力的だと俺らも十分見られる。「花子くんが悪いんだよ」。

『Pui Pui モルカー DRIVING SCHOOL』

一世を風靡したフェルトアニメが2期。

『風都探偵』

なぜか仮面ライダーがアニメ化。伊藤美来が推してたが伊藤美来がまだ出ない。出るのだろうか。

『SPYxFAMILY』

SPYxFAMILYはスパイの話ではなく家族の話だというのがよく分かる。うちの子供が小さかった頃を思い出して懐かしい。

一式高等練習機の一般公開

昨年秋、2021年11月25日から28日までの期間限定で、立飛ホールディングスにて旧陸軍の一式高等練習機(キ54)の一般公開が行われた。

trafficnews.jp

立川飛行機が最初に手掛けた全金属性の航空機。wikipediaには下記のようにある。

立川としては初めての自社開発の全金属製双発機だったが、エンジンの信頼性が高く機体の耐久性に優れ、また操縦席からの視界がよく、機内も様々な訓練に対応できる広いスペースが確保されているなど使い勝手に優れた傑作機であった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E5%BC%8F%E5%8F%8C%E7%99%BA%E9%AB%98%E7%AD%89%E7%B7%B4%E7%BF%92%E6%A9%9F

11月27日に行ってきた。

立川駅からモノレールの下を北へ。

立飛ホールディングスに着いて、会場前でしばらく並んでから倉庫へ。飛行機までもう少し。それより木造の倉庫のクラシックな作りが気になった。

板硝子は微妙に波打っている。手作りで筒状のガラスを作って切って伸ばして作る、いわゆる大正ガラスだ。この倉庫そのものも貴重な文化遺産と言える。

そしてキ54と対面。

戦時中に十和田湖に不時着して湖底に沈んでいた機体。2012年に引き揚げられて青森県立三沢航空科学館で展示されていた。その後立飛ホールディングスが買い取ってこちらでの一連の展示となった。

冷たい湖底にずっといたため、金属の腐食は出ているが塗装はきれいに残っている。主翼と胴体の結合部もしっかり残っている。

右のエンジンはカウリングとプロペラがついたまま展示。

グレーの地色も日の丸も、主翼前縁のオレンジも当時の塗装のまま。

破損しているとはいえ、こうして展示すると在りし日の姿が思い浮かぶ。

水平尾翼は左右一体。

水直尾翼は外して横に置いてあった。部隊マークも残っていて筆跡が分かる。

胴体の最後端は点で終わっていて白い尾灯がある。

後部胴体内側。

キャビン内部。青いのは防錆用プライマーで、その上に緑の塗装をしているが、腐食してプライマーの方が見えているようだ。このプライマーの色がいわゆる青竹色。

胴体内の主翼の桁。桁に金具をボルト止めして胴体フレームが載せてある。

操縦席。

機首を左から。

左の主翼と、その上に置いてあるのは燃料タンク。主翼の中にこういうゴム袋が入っている。

主翼の後桁の胴体との接合部。

同じく主翼の前の桁の胴体との接合部。同様の胴体側の金具と互い違いに合わせて、中心の穴にボルトを通して止める。

計器盤。

模型。実機の塗装が良好な状態で残っていたので色合いも正確になっていると思う。

flyteam.jp

キ54は今年も一般公開するとのこと。