Great Spangled Weblog

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夏場の谷津干潟チャレンジ

1月に行った谷津干潟にまた行ってきた。

glemaker.hatenablog.com

連日暑くてなかなか行けなかったが、9月だし予報も酷暑ではないようなので行ってみた。

14時ぐらいに干潮と確認していたので昼ぐらいに到着。西側はまだ水がある。

今回、この夏に買った望遠レンズのテストも兼ねていた。レンズはPF 300mm f/4。1 Nikkorの70-300mmが壊れてしまったのでこれを代替できるレンズとして選定した。価格は新品だとだいぶするが、中古も玉数が多く、良品を選べば価格は1 Nikkor 70-300mmの見込み修理代にちょっと足すだけ。

ニコン1V3にFT1を介して装着してスズガモを撮影。ノートリミング。FT1を使うと撮影に制約があるが、画質的には前のレンズとそん色ない。明るさがF5.5からF4と1段明るいのでむしろ撮りやすい。

ズームレンズも考えはしたが、Fマウントの70-300mmは既にあるので、ズームが必要ならそれを使えばいい。望遠レンズは遠くのものを大きく撮りたいから使うので、300mmでも対象が小さく、トリミングをすることが多い。ズームもテレ端しか使わないなら単焦点にしても同じ。サンヨンのレンズはトキナーAT-X304をもあるので使い慣れているというのもある。

谷津干潟自然観察センターに行く途中でカニを発見。夏場の方がいろいろな生き物がいると分かる。

ニコン1でノートリミング。センターで配布しているパンフレットで同定するとクロベンケイガニのようだ。

自然観察センターで涼みながら観察。窓越しにウミネコを撮影。なぜか黄色味が全くなく、しばらくウミネコだと分からなかった。

PF 300mmにTC-20E IIIとFTZを挟んでZ6mに装着。TC-20E IIIも中古で買った。Z6でAF、AE、手振れ補正は全て問題なし。フルサイズで600mm、DXフォーマットで900mm相当ということで、この組合せでニコン1の300mmレンズの世界をおおむね再現できる。ニコン1のボディがいつまで使えるか分からないので、FマウントとのZマウントで同じように撮影できる道具を用意した。PFレンズはD700でも最新のファームを当てれば使える。テレコンも一応使えた。

Café Oasisが営業中なのでアイスをいただいた。年末年始に行くから閉まってるのであって、普通の時期に来れば食事も問題なくできると分かった。

カニがいたのでZ6の方でPF 300mm x2倍で窓越しに撮影。等倍切り出し。チゴガニのようだ。

水位が下がってきて東側で陸が見えてきたので、移動して道路から干潟を観察した。写真はメダイチドリ。等倍切り出し。

地中からゴカイを引っ張っている絵なんて撮れるかなと半信半疑だったが、撮って確認したら撮れてた。

メダイチドリの後ろにイソシギ

シロチドリ。ピントが後ろに抜けたか。Z6の方がEVFが高品質なので、撮影はZ6の方が容易。

これは難しい。アオアシシギかな?

ダイゼン

換算810mmノートリミング。これでも種類は分かる。左からシロチドリ、オバシギハマシギ。最後のはちょっと自信なし。

Z6の600mmの方が画角は広いが、画素数が1800万と2400万の違いがあるので、多分等倍切り出しでの大きさは同じぐらいだと思う。

キアシシギ

地面では巣穴にカニヤマトオサガニ)が。潮が引くと干潟にはびっくりするほどいろいろな生き物がいた。

短時間の間に7種のシギ・チドリを見られた。これだけ生き物が豊富なのは、地元の人が谷津干潟の環境を守ってきた努力のおかげ。

とはいえ、鳥の数はそれほどは多くなく、本来ならもっとシギ・チドリで賑わっている干潟なのにと思った。鳥は広域の自然環境が影響するので、局所的な整備だけではどうにもならない。

谷津干潟は交通の便がいいのでまた行きたい。