Great Spangled Weblog

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梅干しに挑戦(追熟したケース)

1kgの梅を買ってきて青いまま漬けてしまってから、改めてネットを見たら「追熟」などと書かれていて愕然とした。そういえばチョーヤのサイトの梅も黄色い。さてどうしたものか。

1kgの梅といってもそう何十個ないので、二人だと一ヶ月で使い切ってしまう。もう1kg漬けるのはアリと考え直した。

ちょうどビアスパークしもつまに行ったら地元の梅が1kg680円で売っていたので買ってきた(シモンちゃんグッヅも売ってる)。

手ごろな段ボール箱に新聞を敷いて暗いところに保存。

日曜日に追熟を初めて水曜木曜には梅の熟した臭いが家の中いっぱいに漂うようになった。

金曜に水に虫を追い出すために1時間ほど漬けて塩漬けにする作業開始(虫はいなかった)。

水を拭いてヘタをとって、焼酎(スピリタスを水で薄めて代用)に湿らせて塩を塗り、塩と交互に瓶に詰める。梅の重さの20%を塩にしたのでこのとおり塩まみれ。

熟した梅だとすぐに白梅酢が出てきた。

梅酢がどんどん上がってきて梅がしぼんでいく。

24時間ほどで1Lの保存瓶1個に集約。うっかり何個か梅が破れたけど気にしない方向で。

一週間ほどしてからスーパーでシソ購入。群馬産で、この辺ではどこで買ってもこれになるっぽい。

枝を除いて葉だけで200gより分ける。わずかに残ったシソはとりあえず冷凍した。

塩で揉んであく抜き。色素が全部出てしまわないか心配した。

保存瓶の上にフタをするように入れる。これで梅は全部梅酢に漬かった状態を維持できる。梅酢から出てる分も高濃度の塩水で湿った状態なので、カビなど生えず問題なかった。

最初の梅干しに続いて干す。梅はしっかり染まっていて、シソに近い上にあったものが特に赤い。

2kg分の梅の赤梅酢はこんな量。葉だけ200g漬けた後のやつの方がずっと色が濃かった。

破れた梅も中身が全部出てるわけではないので、売り物でなければ問題ない。

完熟梅を漬けるとしっとりふわふわ。

直射日光に当たって紫外線が当たるとともに温度が上がる。

1日では乾燥が不十分なので、この後2日加えて合計3日干した。

最初に干したやつの上が空いているので、3日干した梅を瓶に追加。干せば体積が減るかと思ったがそれほどではなく、2kgの梅が1Lの瓶に納まる、ということはなかった。

保存瓶を残しておきたかったので、手近にあったインスタントコーヒーの瓶で保存。元は義母が手作りの梅干しをこれに入れて渡してくれたもの。薬品に強いガラス製だしこれで十分。

漬ける作業を程よくずらせば、うちにある道具でも2kgの梅干しが作れると分かった。梅干しは買うと結構高いし、減塩とか余計なギミックがある上に、ひからびたシソの葉が入ってない。塩を遠慮しなければ失敗のリスクは低いようなので来年も挑戦したい。